カナダ鹿とメイプルシロップ、奈良鹿とその内包する精神性について









アングラカフェカナダ支部(今決定)の稲葉にカナダでは鹿にメイプルシロップをかけて踊り喰う忌まわしい習慣があると聞き、それに突っ込んだら話の流れでいつの間にか鹿メイプルテクストを上げる事になってました。












試験前のこの時期に。










大体カナダで鹿に何かけて喰おうが日本にいる俺には関係ないじゃん。


そう気づいたのはテクスト書き始めてからでした。


まぁそんな感じなんで超ダルいんですが鹿とメイプルのお話です。


そもそも鹿肉は塩味風味です。
そして若干の生臭さと確かな歯ごたえ、それが鹿肉です。


これは私がまだ野生だった頃、山で捕まえて喰ってたんで間違いないです。








その鹿肉にメイプル。










大胆と言えばあまりに大胆、斬新と言えばあまりに斬新。


無理と言えばあまりに無理、前人未踏の試みです。










むしろ何してんねん。って感じですよね。







でもね奥様、普通に考えてですよ、いくらあの鉄以外は何でも美味い美味い言ってそうなカナダ人でも、鹿にメイプルシロップを掛けて常食するのは無理と言うものです。





だって鹿+メイプルですよ?


リンゴカレーに勝るミスマッチ、むしろデスマッチではないですか!


生ハム+メロン以上のツワモノですよ。あるいはキワモノですよ。


鹿肉の塩味がメイプルの甘みをより一層引き立ててる場合じゃないですよ。


ですから奥様、カナダ料理史の謎を紐解く為に、めい一杯の想像力と一握りの妄想力が要るのですよ。









つまり罰ゲーム説です。










古来カナダ人は狩猟を主として生計を立てていたわけです。


狩りの獲物はもちろん鹿。日本の鹿の三倍のスピードで逃げ回るエルクです。


おそらく捕獲は困難を極めたと思います。


そして風向き、待ち伏せ、運、ありとあらゆる要素をふまえ、ついにカナダ人達は鹿を捕らえたとしましょう。


この様な集団における狩猟では、トドメを刺した者が一番美味しい部位を取るのが掟です。


そして女子供、年寄りと分け前が配られます。


しかしどこの国どの時代にも、似た様な人間はいるもので、狩りの途中で仲間の足を引っ張る者、みすみすチャンスを逃してしまう者、机の引き出しから未来のネコ型決戦兵器が出てきてしまった者が古代カナダにもいたのでしょう。





そんな「今日の笑い者」に振る舞われたのが、メイプル鹿肉です。





雄々しいエルクの肉にカナダ大地の力の象徴であるメイプルツリーの血を混ぜる事で、狩りに慣れない若者に大自然の力を授かろうとしたのかもしれません。


まぁ結局面白半分だったのかもしれませんが。


そんなこんなで古代カナダ狩猟民族に伝わっていたメイプル鹿肉が、今でも残っているのだと思います。





なんかこう書いてると自分がごく当然な事を言ってる様に思えるからフシギですね☆


全部俺の空想です。
古代カナダ人が狩猟で暮らしていたかどうかすら、日本人の俺には分かりません。








まぁ結論として、いくら走る物は車以外食べちゃうカナダ人でも、メイプル鹿肉には突っ込むしかない。という事でした。「ソレナイワ」と。





稲葉が向こうで鹿メイプルの話をされたのは、向こうなりのジョークだったのだと思います。


「日本人はみんなサムライで、毎晩ハラキリしている」みたいなもんです。多分。


担がれたんだと思います。あるいは

「あわよくばこの何も知らないジャップに我が国が古来から誇る罰ゲームメニュー、メイプル鹿肉を食べさせて楽しもう」

だったのかもしれません。





さて次は奈良の鹿の話です。


奈良の鹿は奈良人にとって大変象徴的な意味合いを持っています。


鹿は奈良人の精神的なオブジェであり、その奈良人性を内に秘めているのです。


奈良公園にいる鹿ども、あれは古都奈良から、もともと辺境だったくせに近年思い上がっている大阪へのオマージュであり、警告の意味も含んでいるのです。


そして毎年の奈良市成人式では、大仏のコスプレをした(これは歴史の大きな流れから刹那的な今を見つめるという意味です)市長と一緒に、鹿鍋をつつく事によって、新成人達は鹿の持つ純朴さと内に秘めた闘志、大阪への敵意などを宿して帰途につくのです。










そういう意味ではあの鹿は奈良人そのものと言えます。








もう自分でも何を言ってるのやらサッパリです。


まぁ奈良の鹿と奈良人を甘くみんなよ大阪人、って事を読みとって頂ければ光栄です。


そもそもこんなワケ分かんないテーマでテクスト書けって方が無理な話だと思ったのは、ここまで書き上げてからでした。


人生万事後悔役に立たずって感じです。





まぁ次のテクストをアップするまでのお目汚しになれば、と思います。