アンパンマンについての考察シリーズ
<シリーズ最終話 チーズについて>
・チーズの生態
垂直二足歩行で歩く
泣く
手で道具を使う事ができる
手が後ろにまわる
車の運転ができる
バック転できる
中国拳法を使う
ざっと挙げてみてもこれだけの反犬的な特徴が見られるチーズ。今回はその詳しい検証を行ってみたい。
・二足歩行で歩く
チーズは後ろ脚で立ち、背筋を伸ばす事ができる。これは人類とサルとを分ける点の一つだ。
背筋が伸びるという事は、頭蓋骨が背骨、頸骨に垂直に載っているという事だ。これにより人類は、視点を高くする事を可能とし、敵や獲物を効率よく見つけられる様になった。
普通の犬も後ろ脚で立つ事はできる。しかし、垂直に立って歩いたり(手と足を交互に出していた)ダダをこねてバタバタ脚を動かしたりはできないものなのだ。
・泣く(泣きわめいていた。)
犬には涙腺は無い。
・手で道具を使う事ができる
チーズは物をつかむ事ができる。ハンドルを握り、車を運転する。段ボール箱をあさる。これは犬の肉球では無理な芸当である。おそらくチーズの掌は、指が発達し、水掻きが退化、指関節が生まれ、おそらく手相も生まれているはずだ。(手相は手を握る事から生まれる)
しかしそう考えてみるとあまりチーズの手も見たいもんじゃないなぁ。
・手が後ろに回る。
チーズはバイキンマンに襲撃され、後ろ手に縛られて倉庫に放置された事がある。ちなみにその後は、バイキンマンがチーズに化け、プリンちゃん(いやらしい意味ではない)の作るプリンをもらおうと獅子奮迅の活躍を見せるという、なかなか見所のあるストーリーだった。
犬を飼っている方はご存じだと思うが、犬の脚関節は横には広がらない。前足にしろ、後ろ足にしろ、関節可動範囲は横には60度もなく、アイボの手が横に広がるのはあれはインチキなのである。犬は手足を横に投げ出して腹這いになどならん!あんな事したら関節が外れる。
さて、それではバイキンマンに縛られ、手が横はおろか後ろまで回ってしまうチーズは犬ではなく、人間に近い肩関節を持っている事になる。多分平泳ぎもできるはずだ。
・車の運転ができる
チーズは車(アンパンマンカー)を運転する事ができる。ちなみに俺は運転できない。
・バック転をする
うちの犬はしない。俺もできない。
・中国拳法を使う
!!・・・・・・・・・・。
以上でわかってもらえたと思うが、チーズは犬ではない。ジャムおじさんが造りだした犬型生物なのだ。(特命リサーチ200X風に)
さてお待ちかね(?)インチキ設定コーナーである。人はそれを妄想と呼ぶ。(またはロマンとも呼ぶ。)
チーズはジャムおじさんが追っ手の手を恐れて造りだした生体兵器である。
その形状は犬型をしている。(あんな変な頭蓋骨した犬、俺は無理があると思うけどなぁ)
これは主に、一見犬を装い敵を油断させるためである。
さて、追っ手を撃退するための番犬(あるいはケルベロス)、チーズはもちろん追っ手との交戦を前提に造られている。
恐らくそのスペックは戦車や重装歩兵隊の比ではないだろう。独陸軍新兵器開発部長であるジャムおじさんが、そんじゅそこらの陸戦兵器に遅れを取る様な半端な兵器にガードを任せるわけないからである。
仮にもジャムおじさんの牙城の護りを司る重役なのだ。
パン工場の守護神、ジャムおじさんの懐刀である。多分チーズが本気を出したら太平洋艦隊くらい軽く喰ってしまうに違いない。
しかし悲しいかな、ジャムおじさんは隠匿の身である、そんな超スペックな広域破壊殲滅兵器を堂々と庭先につないでおけないのも事実である。
そこでチーズにはある特殊な処置が施されている。多重次元に於ける封印結界、法力僧三百人分の不動結界が掛けられている。首輪に。
科学によって産み出された破壊の申し子チーズは、オカルトのパワーによってその姿を犬畜生に貶められているのだ。
チーズの真の姿は過去数える程しか確認されていないが、陸、海、空に適応した自律進化兵器であり、時としてその形状は変わる。イギリス無敵艦隊「アルマダ」との戦闘では、湾内に追いつめたと思った瞬間、まばゆい光(ゲッター線?)とともに怨念とも亡霊ともつかないモノ達が辺りに立ちこめ、レーダーが無力化、その後大気が振動し、波は割れ、真・ゲッターチーズ(仮に命名)が登場。
重力を無視したかの様な動きを見せ、艦隊戦史にも残せない程ショッキングな戦いを見せた。口からは東映怪獣映画さながらの光線を吐き、八本の脚から繰り出されるオクトパスホールドはカール・ゴッチをも締め落とすかという程の迫力であり、深紅のウロコはミサイルの爆炎をものともせず、オキシジェン・デストロイヤーを酸素吸引機代わりに使い、デビルウイングは空を飛び、半科学兵器である為、情報戦、電子戦にも対応。ソナー、広域レーダー、EMC完備である。
ミノフスキー粒子を散布し、通常のチーズの三倍のスピードで艦隊の艦壁を蹴りながら跳ぶ動きに照準はいちいち狂い、「ニュータイプと闘う一般兵の気分がよく分かった」とイギリス艦隊戦闘機隊隊長は語る。
そんなチーズも普段はちょっと進化しただけの普通の犬、恋に仕事に大忙しである。
上司にたてついて左遷の憂き目にあったり、椎間板ヘルニアでドラマ出演を休止したり、平均視聴率が連続30%を記録したり、恋の鞘当てを演じてみたり、おおわらわである。
そんな多忙なチーズ氏に一言コメントをもらった。「なんでドラえもんにはミーちゃんがいるのに俺には恋愛系イベント無設定なんだろう」との事。身近な異性がバタ子さんしかいない事にご不満の様子。
そんなシャイなチーズ氏の趣味はカバ男虐め(カバ男狩り)。食う事しか能のないカバ野郎を殺さない程度にいたぶるのがいいストレス発散になるのだそうだ。
カバ男の手をくわえて振り回した挙げ句腕がもげかけたり、命乞いするカバ男の太ももに灼けた釘を差し込んだり、まるでトルコ帝国の拷問担当官の様に、はたまた猫が狩猟本能を満たす為にネズミをいたぶる様に、カバ男はまるで犬に与えられた人形の様に玩ばれていた。
でもあんまりやりすぎて殺してしまうと、アンパンマンの存在意義が半減してしまうので要注意だ!
ちなみにこれは予備知識だが、拷問、尋問の際には、若干下からボディーに残るように打ち込む(差し込む)と、効率よく胃にダメージが入り、いろんな情報やその他もろもろ(昨日の夕食など)を吐いてくれる。お試しあれ。ただ真正面から打ち込むと吐瀉物がもろに服に掛かったりするので、注意されたい。
さて、今回のアンパンマン考察シリーズは一応の完結を見る。
またいつか、ツッコミ甲斐のある児童アニメを観たら、活動を再開していきたいと思う。
みんなもいろんなアニメにいちゃもん付けて、周りからうるさがられてみないかい?ただし、同人アニメにだけはツッコむな!OVAにもツッコむな!敵が増えるゾ!(ダニエル口調で。)