えーと。もう何の進展も見られない(出来ない)から感想を聞かせて下さい。
今回は作中に私のコメントが入っているというバカげたものですので。
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その5〜???日記〜
結局どういうことかというと、こういうことになる。
暇つぶしに立入禁止の屋敷に忍び込もうとしたら、リピートのお袋さんが出てきた。
あまりに騒がしいんで、その屋敷の中にあった植木鉢でぶん殴った。
そしたら、その植木鉢には麻薬の一種、魔薬が植えられていた。その時、他の部屋で何かの動く気配がした。
何かと思って見てみると、そこは麻薬中毒者達の巣窟だった。
で、全員が襲ってきた。ちなみに僕はシド・レスタ。ドワーフだ。麻薬というのは厄介で、《解毒》でも、強力な加護がないと効かない。少なくとも僕程度では、到底不可能だ。
通称:酔い覚まし(笑)。
まぁ、そんなこんなで、俺達は戦いに突入してったわけだ。
「どうすんの!?一応一般市民なんだから、殺るってのもマズいでしょ?」
「だから手間取ってるんじゃねーか!!」
叫んだのはミファ、答えたのはテノール。
麻薬というのは恐ろしいもので、一度敵対心を見せると、興奮してほぼ敵・味方の区別無しに襲っていく。しかも、強くなっている。
今ではほぼ伝説となった、狂戦士のように。しかし、如何せん装備が貧弱だ−と、言うか、こいつらちゃんと服も着てないじゃないか。
上から順に、兜:無し、鎧:ぼろぼろの服、武器:無し、縦:無論無し。
※ S・Wの世界に、兜というルールは存在しません。いえ、何となく。
「眠らしゃいいだろーが!!」
堪らず、叫ぶ。それが気合い−つまり、爆発呼吸−となって、前の二人が吹っ飛んでいった。
「また口調が変わったのか・・」
後ろでテンポが呟いた。そうか?と思い切り言った。
戦闘中の会話は、どうも力が入って大声になってしまう。リピートに「喧しいよ、シド!」と言われてしまった。テノールと俺、そしてミファは戦線で戦っている。
ソーサラーが前線に立つというのはある意味異常とも言われかねないのだが。
そうこうしているうちに、ミファの呪文の詠唱が始まった。と同時に、リピートがミファと入れ替わる。
なんたらかんたら。俺にはミファの呪文はわからない(作者:解ろうとしても無理です(笑))。
ま、他の奴らもわからないのだから、それはそれで別にいいのだが。
ミファの呪文はすぐに効果を現した。視界に薄靄がかかる。それは、《眠りの雲》と言われる、初歩の呪文−らしい。
通称:催眠ガス(笑)。
「てめっ、ミファ!どこまでぶちまけやがった!!?」
「部屋いっぱい」息を(念の為)止めていたテノール(皆もだ)の怒声にも、ミファは動じることなく素っ気なく言い放つ。
「くそ、ミファの魔法と来た日にゃあ・・・・」言ってから、深呼吸ひとつ。俺だけじゃなく、みんなも。
ただ一人、ミファだけは、
「だいぶ寝てくれたわ。流石わたしの魔法ね!」と喜んでいた。
「これくらいなら、振り切れるんじゃないか?さっさと街に戻って衛視に報告した方が良さそうなものだが」
やはり冷静なテンポ。息一つ乱れていない。ま、当たり前だが。戦ってないし。
「そうだな」と言って私が後ろを向いたとき。
急に前から殺気を感じたので、横に飛んだ。
ひゅ!
鋭く、小さい音が“後ろから”耳を掠めていく。
「ふむ・・・・。なかなかやるな」
声は、前から聞こえてきた。が、改めて前を向き、みんなを促して部屋の外に出ると。
消えていた。植木鉢が。そして−
「あれ?母さん?」
ピアノさんも。さらに、
「あれ?誰もいない・・・」
出てきた部屋を見ると。
・・・・誰も、いなかった。
「おいおい、今は春だぜ?少しばかり気が早いんじゃねぇか?」
テノールが呟く。心なしか、声は震えていたように感じた。・・・で・・・。
「日が暮れてきたから、帰ろっか?」
ミファの提案に、みんなは肯き(無論、俺もだ)・・・
「じゃ、またねー」「明日もヒマー?」「今日のがバレたら、入学取り消されちゃうかもねー」
などと、−最後のは冗談じゃ済まないが−そんなことを言いつつ、家路に着いた。
結局、本人に聞いたのだが、ピアノさんは、家で寝ていたそうだ。
『何か、殺されそうな夢を見たのよー』
と、言っていたとかいないとか。ま、夢と思うなら、それがいちばんだ。俺が殺されかねないし。
結局、どうだったかと聞かれると、そういうことなわけだ。