遅れないようについていく
時代の波についていく
人の流れについていく
こんな生き方いけないと
誰もがそう思い始めた
ある日の午後
ある街の
街路樹の下で起こった
とても素晴らしいお話
このお話は
街路樹の下に住んでいる
4人家族のアリさん一家のお話です
アリさん一家は
4人家族
アリパパ(AP)
アリママ(AM)
アリ男。(Aおとこ。)
アリ娘。(Aむす。)
が
街路樹の下の
小さな小さな
おうちで暮らしておりました
いつものように家族みんなで
エサを探しにウロウロ歩きまわっていました。
ところがある日の夕方にいつものようにえさ探しを終えた
アリさん一家が家に帰宅しようと思い
いつもの道を帰っていました
ですが
あと家まで300mという距離になったところで
その場所には
大きな大きな穴があいているではありませんか
これでは家に帰れません
その穴を飛び越す事もできない
木などを向こう岸に渡して橋にする事も出来ない
AP『どうしたらいいんだ・・・・・。』
アリパパ(AP)は悩みました
AP『私達は小さいからこれは凄く大変な事だ
家にも帰れないとなると
今は寒い季節だから
家族全員が凍え死んでしまう
どうすれば・・・・。』
と、悩んでいると
A男。が一言
Aおとこ『一度下に降りてもう一度、登ってくればいいでは?』
と言いました
そうなんです
アリさん一家は
どこでも登ったり、降りたりできる
手や足を持っているんです
ですから
そのままこの穴を降りて行けばやがて下に着き
それからまた登って行けば
この穴は簡単に越せるでしょう
でも
それが出来ないアリが
1匹いました
それは
アリママです
なんと
今まで隠していましたが
アリママのおなかには
新しい子供がいたのです
AP『おお〜なんてことだ!!』
AM『ごめんなさいネ』
AP『オ〜シット!!』
AP『オ〜マイガッ!!』
AM『私は降りれませんわ〜』
そうなると
アリママだけを残して
行くわけにはいきません
この方法はダメです
もっとアリママに負担がかからないような
道を探さなければいけません
と、考えていると
A娘。が一言
Aむす。『そこの木を登って向こう側の木に
飛び移ればいいじゃないの?』
と、言ったのでアリパパはすぐにその方向を見ました
すると木の枝から枝に飛び移れなくはない距離でした
AP『よし!それで行こう!!』
そう言って木の方向に行こうとすると
またアリママが一言
AM『だからおなかに子供がいるって
言ったじゃない!!』
そうでした
アリママのおなかには
子供がいるんでした
アリパパはすっかり忘れていました
これでは
アリママの機嫌が悪くなるばかりです
どうすればよいのかと思う事しか出来ず
時間だけがただ過ぎて行くだけ・・・・・。
もう辺りは真っ暗
これでは前に進む事も出来ません
仕方なく今夜はすぐそば落ちている落ち葉の下で
眠りにつく事にしました
zzzzz
そうして
朝がやってきました
アリパパはみんながまだ寝ているので
どうすれば家に帰れるんだろうかと
考える為にもう1度
穴のほうに歩いて行きました
そうするとその穴には水が溜まってるではありませんか
そうなんです
アリさん達は水が大の苦手
でも
AP『このままではどうしようもない
とにかく
あそこに落ちている緑の葉っぱで船を作り
葉っぱを浮かせてここを渡りきろう』
そう思ったのでまずはまだ寝ている
アリ男。を起こして船作りを手伝わせました
Aおとこ『も〜まだまだ眠たいよ〜』
AP『ゴチャゴチャ言わずに早く作れ!!』
Aおとこ。『うぉ〜い・・・・・。』
と言いつつも
テキパキテキパキ
船を作りました
そうしている間に
アリママとアリ娘。も目覚めてきました
AP『おお〜い!船で向こう岸に渡るぞ〜〜!!』
AM・Aむす。『はいは〜い』
と言う事で
船が出来あがるまでの間
アリママとアリ娘。は
朝ご飯を作る事にしました
そして
1時間ぐらいたった頃
船とご飯が出来あがりました
AP『やっと船は出来たけど誰から先に行こうか・・・.』
アリママを最後に残こすのも
何があるかわかんないので怖い
かといって先に行かせる訳にもいかず
Aむす。『誰かが先に言って安全性を
確かめなきゃ怖いでしょ?』
確かに安全性を確かめなければ
水の中に落ちてしまえば
即死
かといってアリママから行かせるわけにもいかず
アリ娘。を行かす訳にはいかず
残るは
アリパパかアリ男。
と、考えていると
アリ男が一言
Aおとこ『俺が行くよ!!』
と言いました
それなら行ってくれと
アリパパは言いました
そうして
船を水に浮かべて乗りこみました
そうして
2mほど進んだ所で急に突風が吹きました
その風でなんと船がユラユラ揺れてしまい
とうとう
水が入り込んで来ました
これはヤバイと思った
アリパパは近くにあったツルを投げました
AP『トリャ〜!!』
それは見事に船に届きました
アリ男はそれに捕まって
なんとか
溺れずに済みました
そうしてやっと岸に引っ張ってもらい助かりました
この方法もダメでした
うむむ〜
どうしよ〜とみんなで考えていると
一人のアリ老人がこちらに歩いてきました
そして
話しかけてきました
A老『どうしたんじゃ?』
AP『ああ〜そこに穴があいていて水も溜まり
向こう岸にある
私達の家に帰れないんで困っているんです』
A老『あ〜はははっ!!』
『君達はバカじゃないのかね??』
アリ一家『?????』
A老『なんで真ん中から渡ろうとするんだね?』
『横から回れば少し遠回りではあるが向こうに帰れるではないか』
アリ一家『!!!!!!』
AP『本当だ!!なんで
真ん中から通ろうとしていたんだろ』
『そうじゃないか横から回れば
この穴は越えられるではないか』
そうなんです
アリさんは凄く小さな生き物
アリさんからすれば凄く小さな穴も
凄く大きく見えるのです
アリパパは
凄く頭の中がパニックになっていたので
そんな簡単な事も
すっかり忘れていたのです
そうとわかれば
アリさん一家はすぐさま
アリ老人にお礼を言って
家路に帰って行きました
そうして
たった1日ではありますが
アリさん達の冒険は
終わりました
無事帰宅をして
新しい家族が生まれるのを
心待ちにしながら
仲良く仲良く
過ごしました
終り
そうです
こう言う事
『灯台もと暗し』
って事ですね
どんな小さな事で困っても
些細な事で困っても
冷静になって考えれば
解決策は
見つかるって事ですね
r(’。^*)ウフッ
何事にも
くじけないで
頑張ろう!!