アフロクンワールド第2弾

 

 

 

 

ウリ坊秘密

 

 

 

それではお楽しみ下さい

 

 

 

昔々と言ってもそれほど昔ではない

とある県のとある町で

起こったとても不思議な素晴らしいお話

仲の良いあまり裕福ではないおじいさんおばあさん

山の中で住んでおりました

老夫婦農家をしており

作った米や野菜などを売り生活していました

そして

毎朝いつも通り決まった時間に

2人仲良く

畑に行っておりました

だけど今日は少し違いました

畑に行ってみると何かが動いているではありませんか

おじ〜さんあれはなんだい?

ん〜?なん〜じゃろ〜か〜?

近くにいっておじいさんがそ〜っと見てみると

なんとそこには可愛らしくキュウリをかじっている

小さな小さなイノシシの子供

ウリ坊

いるではありませんか

その姿を見た

おじいさんはその可愛らしさに急に抱きしめたくなってしまい

そ〜っとウリ坊を捕まえ様としたその瞬間

ガブリ

おじいさんの左腕を噛んでしまいしました

アイタタ〜

おじいさんは悲鳴を上げます

おばあさんもいきなりの出来事にたまげてしまい

腰を抜かしてしまいました

おじいさんの声を聞いたウリ坊もビックリしてしまい

山の中に逃げていってしまいました

おじいさんはすぐに病院にいったので

命に別状はなかったのでおばあさんも一安心でした

そして2人は家路につきました

それがウリ坊との初めての出会いでした

 

そんな事があってから何日かがたったある日

畑に行くとまたウリ坊がいました

なんだかこっちをずっと見ているようです

なんとウリ坊はおじいさんの事が心配だったみたいで

様子を伺いに来たのでした

そんな事を察したおじいさんウリ坊をこっちに呼びました

するとウリ坊は戸惑いながらも

静かにおじいさんの方へと歩き出しました

ウリ坊がチコチコ歩き出すと同時におじいさんも歩き出しました

お互いがぶつかった所で

やっとおじいさんウリ坊を抱きしめる事ができたのです

ウリ坊おじいさんの怪我をした左腕をペロペロと舐めています

おじいさんはまだ少し痛みはあるけれどなんだか嬉しかったので

じっと我慢していました

そんな仕草をみていたおじいさんはとっても可愛くなってしまい

つい家に連れて帰りたくなりましたが

やはり野生の動物なんでそれはダメだと思い

ウリ坊をそっと離して山の方に歩かせました

ウリ坊の事を考えながら畑仕事をしていたので

知らない間に時刻は夕暮れ時

ばあさん今日はこの辺で終わろうか〜

そうですね、そろそろ帰りましょうかね

そうしてあぜ道を歩きながら家に帰っていると

ふと、後ろが気になり振返ると

なんと山に返したはずのウリ坊

後ろからついて来るではありませんか

最初は帰りなさいと言っていましたが

なかなか帰ろうとはしないので

おじいさんはなんだか嬉しくなって

とうとうウリ坊を家に連れて帰ることにしました

そうして子供がいなかった

老夫婦ウリ坊の生活が始まったのです

 

ウリ坊と暮らし始めて2週間がたったある日

老夫婦が夜ご飯を食べていると

<ドンドンドン>

ドアを叩く音が

こんな遅くに誰がきたんだろ〜と思い

おじいさんはそ〜っとドアを開けると

関西電力で〜すm(__)m

明日中に電気代を払って頂かないと

明後日には電気を止めさせて頂かないといけなくなるんですが

と言われてもお金を払う事が出来ないと

解かってはいるけれど

はい、明日には必ず払います

本当に払って頂けるんですね?

はい、必ず払います

と言ってしまい後悔しておりました

そんなおじいさんの姿を

家の隅のほうで寂しげにウリ坊は見ていました

寂しい気持ちで夜ご飯も終わり

今夜はすぐに寝る事にしました

 

そして

結局払う事が出来ないまま

とうとう電気が止められる日が来ました、が

昼間はほとんど家にいない老夫婦なので

電気は使いませんが

大変なのはです

今の時代いくら発展していようともさすがに

街灯や月明かりだけでは何も見えません

でも仕方なく見える範囲内でおばあさんが炊事をしていると

足元をツンツンしているものがいます

なにかな?と思いしゃがんでみると

なんとそこにはウリ坊がいました

なんだい?ウリ坊?

ウリ坊は何かをくわえています

よく見ると炊飯器のプラグではありませんか

それをおばあさんに渡すと

自分のにプラグを差せという仕草をするではないですか

な・何を言っているんだいこの子は

そんな事は出来ません

そんな事をさせようとするウリ坊の気持ちが

おばあさんにはまったく解かりません

でもウリ坊はしきりに目で訴えます

その目に何かを感じ取ったのかおばあさん

恐る恐るウリ坊にプラグを近づけました

そしてついにウリ坊のにプラグが刺さった瞬間

パッ!!

な・な・なんと炊飯器電気がついたではないですか

ビックリしたおばあさんおじいさんにすぐ知らせました

おじいさんチョイとチョイと

『なんだいばあさん?

ウリ坊の鼻が、ウリ坊の鼻が〜

ウリ坊の鼻がどうした?

と・とにかくウリ坊の鼻にプラグを差してみてくださいよ

なに言ってるんだ?ばあさん

そんな事出来るわけないじゃろ〜

いいからやってみておくれ!

おじいさんおばあさんが何を言ってるのか全く解からないまま渋々

ウリ坊に恐る恐る

テレビのプラグを差してみると

パッ!!

テレビがついたではないですか

ビックリしたおじいさんはもう一度抜いて

に差してみました

でもやっぱりテレビはつくではありませんか

 

そうなんです

ウリ坊コンセントだったのです

不思議な不思議なコンセントだったんです

 

このウリ坊は一生懸命畑仕事をしながら仲良く暮らしていても

自分達の米や野菜がなかなか売れず

お金が入らない可哀想な老夫婦の家に

神様からの素敵な素敵なプレゼントだったのです

それからというもの

電気が必要な時にはウリ坊

おじいさんおばあさんの役にたっていました

それがウリ坊はとても嬉しかったみたいです

 

 

というのも

おじいさんを噛んでしまった事を

後悔していたウリ坊神様に頼んで何とか

自分が役に立たないかお詫びをしたいんだけどと

相談をした結果

神様がこんな力を授けてくれたと言う事です

 

 

このウリ坊

老夫婦が人生を終えるまでの間

ずっと一緒に仲良く暮らしていたということです

 

 

そして

実はこのウリ坊機械だったのです・・・・・・・。

ウリ坊も知らない事です

知っているのは

神様

そして

あなた

だけなのです

・・・・・

・・・

 

 

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