ホワイト・グラデーションは
MAX塗り白立ち上げ法の基本にもなるグラデーション塗装です。
是非ともマスターすると、作品のレベルが格段にあがります。ホワイト・グラデーションは難
しいと言われる方も多いようですので、この場を借りて初心者の私が恐縮ですがどのように
グラデーションをかけているかを説明してみたいと思います。
使用したピースはGディフェンサーのある部分のピースです。実際に作成しながら撮影した
のでリアルなものとなっていると思います。
基本的に私の場合はホワイト・グラデーションの場合は、「クリアーを多めに入れる!」
様にしています。これはベースグレーの上にホワイトを乗せると乾燥した際に一段色が
沈むのですが、その効果がより現れるということと、塗料自体をクリアーにて薄めること
により、うっすら塗料がのるようになり失敗しずらくなることを狙っています。
では実際に、どのように私がグラデーションをかけているかを具体的に段階を追って解説
してみます。
(先輩モデーラー様、気になる点がありましたらご指摘ください。)
私がホワイト・グラデーションをかける場合は最低3日くらいはかけています。その理由は
先に記載したとおり、ベースグレーの上に塗料を乗せると乾いた際に一段沈んだ色になる
からです。
今回は以下のように調色したホワイトを使用してグラデーションをかけてみます。
ホワイト(60%)+グランプリホワイト(10%)+クリアー(30%)+クリアーブルー極小量
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第1段階:
まず最初に面のハイライトになる部分に塗料を乗せます。 最初は、ハイライトの点を決めるだけでいいので、ニードル を絞って細吹きできるように調整し、発色は気にせずに軽く 吹きます。 |
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第2段階:
ハイライト部分が決まったら、グラデーションを少しずつかけて いきます。これは3回程度塗り重ねた段階です。ここで、一回 塗料を沈めるため、乾燥させます。 この際は、第1段階と同様のニードル開口で、ハンドピースと 部品の距離を若干開くことでうっすら塗装面が広がるように 吹きます。 |
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第3段階:
乾燥し、色が沈んだ後更に外側に向かってグラデーションをかけて いきます。この際は、第2段階より気持ちニードルの開口を開いて ハイライトを中心に外側に向かって拭いてきます。 この段階では、まだエッジのベースグレーには塗料がかからないよ うにします。 |
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第4段階:
第3段階が乾燥し、色の沈みが確認できた後は、ざっくり仕上げ前 の準備をします。第3段階でベースとなるグラデーションが出来て いるので更にニードルを開いて、ハイライト部分から今度はエッジ に若干かかる位まで色を乗せます。 ここでまた、乾燥させ、一段色を沈ませます。 |
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仕上げ:
恐らく第4段階で十分なグラデーションが得られている状態だと思 います。 私の場合、この上に、一段明るいホワイトを前面にうっすら乗せま す。調色は以下のとおりです。 ホワイト(70%)+クリアー(30%) こうすると、エッジがあまり強調されずに嫌味のないグラデーション が得られます。 |
如何でしょうか?グラデーションのかけ方は人それぞれだと思いますが、現在(2001)の私は、
上記のような方法でグラデションをかけています。
重要な点は
・一気にやらずゆっくり時間をかける
・乾燥後の沈みを考えて塗料を一気に載せすぎない。
・塗料をクリアーで薄くする。
以上、皆様のご参考になったら幸いです。