〜コミケ徹夜組問題〜

仕組み、原因、解決方法を考える

(2001,12/11現在)





1,徹夜組とは?

徹夜組とは、コミケカタログにはこう定義されています。

「当日の午前4:30以前に、何らかの形で会場へくること」
(以上コミケカタログC61より)

実際、前日のお昼とかにビックサイトへ行ってみると会場付近のベンチで、
それらしき人たちが寝ているのを目撃できたり、また夜になってきますと
どこからか人々がわんさか出てくるのを目撃できます。

徹夜組がいけないのは、今更ですが防犯上の問題にあります。
もし、徹夜している人が何らかの原因で死んでしまったら責任はもちろん

コミックマーケット

にいくわけで、まず間違いなく最低でも数回は開催できないでしょう。
下手すると永久的にできなくなってしまうかもしれません。

また、徹夜組のせいでその分コストがかかっています。
実際、徹夜組を保護しているのはガードマンさんで、その分コストが
C61のカタログによると数百万かかっているそうです。実にモッタイナイ。

そんなわけで、徹夜している人はこれを見て徹夜を是非辞めてください。
自分一人にしか迷惑がかかっていないと思ったら大間違いです。
他人に迷惑かけまくりです(ぉ





2,何故徹夜するのか?

今の徹夜組には主にいくつかの目的で分けられています。

「手に入れたいものがあるから」

これがもっともオーソドックスな理由だと思います。実に素直な理由です。
ところで何故徹夜をすれば早く買えるかと言いますと、コミケでの購入順番は
以下のように定まっているからです。

(有利)サークルチケット組>徹夜組>始発組>それ以下(不利)

この流れが今、常識として考えられている購入順番です。
全ての購入(企業も)この流れです。

サークルチケットは主にサークル出展者用のものですが、実はこれにより
会場前のビックサイトをある程度自由に動けることができ、前もって欲しいところへ
並ぶことができる、いわゆる「フライング」といえることが可能です。
何故か、準備会の方では「自分のサークルへもどってください」とアナウンスするだけで
サークルチケットを持っている人たちが並ぶのを真剣に止めようとはしません。

このサークルチケットの仕組みには様々なからくりが考えられるため、おそらく
今後も無くなることはないでしょう。いわゆる官僚主義的なことです。
(からくりには真実みがないためコメントできません。ご了承ください)

それでこのサークルチケットは、ヤフーオークション等で違反に販売されています。
だいたい1枚安い日(1,2日目)で1万円弱、高い日(3日目)で2万円弱です。
サークルチケットにはほとんど履歴が残らないため、書いてある番号だけで特定の
人物を確認することはできません。それを利用した巧みな販売です。

それでこのサークルチケットをサークル参加or闇価格で入手できなかった方々が
最終手段として「徹夜」をする事になるのです。
徹夜と始発組の入場の差はおよそ20分ぐらいですが、この20分が大手サークルの
購入の明暗を分けることが多々あります。
それを知っている故に人々は徹夜をするのです。

そのほか、これと異なった理由としては

「徹夜自体をお祭りとして楽しんでいる」

が考えられます。本を欲しいのもそうですが、それ以上に徹夜することに
楽しみを感じている人たちです。ある意味購入目的の人よりたちが悪いです(笑)

共通の目的を持った人たちと徹夜を一緒に楽しみたいと行った発想、いわゆる
「コミケ前夜祭」を行っていると考えている人たちです。





3,徹夜組をなくすには

徹夜をなくすには、徹夜組を力で排除することによってなくす「直接的方法」と、
徹夜組に徹夜する意味を持たせなくするための「間接的方法」が考えられます。

前者の「直接的方法」は、その名の通り力で徹夜組を追い出そうとしてしまう方法です。
スタッフが前日から会場周辺で待機して、ビックサイト周辺を監視したり、
またあるいは片っ端から徹夜組を押さえていき、サインなど誓約書を書かせたりと
様々な、「力」でねじ伏せる方法が考えられます。

しかしながら、この方法ではイタチごっこになりやすくまたスタッフへの負担が
相当なものになってしまうのでまず実現できないと思います。
(別に会場周辺で徹夜する必要はないので、徹夜組はうまく違う場所で徹夜します)

一方後者の方法である「徹夜する意味を無くさせる」というのは、実にシンプルです。

「徹夜目的である大手サークル&企業の販売数を増やす」

私的には手っ取り早くかつ真剣に徹夜組をなくすにはこれしかないと思っています。
これにより始発できても買えるようにさえしてくれれば、徹夜するなとはっきりと
納得させられるでしょう。誰も暑い&寒い状況に何時間もいたくはありません。

ところが、この方法はすでにコミケカタログで採り上げられており、反対されています。
主な理由としては「もし作りすぎて売れ残ったらどうするのか?」とコメントされています。

しかしながらよく考えてみてください。
企業はともかく大手サークルは一般サークルとは異なり

”必ず当選”

する事を忘れてはいないでしょうか?

もし大手サークルが、一般サークルと同じ抽選で当落が決まっていたら
それは確かに何もいえないでしょう。我々と同じ扱いを受けているのですから。
しかしながら大手サークルは必ずと言っていいほど当選が決められたサークルです。
ともすれば、こちらのお願いを少しでも聞いてくれて良いはずです。

「チケット、徹夜で売り切れるところはせめて始発組まで買えるようにしてくれ」
と。

この方法を、以前企業ブースにいたリーフがC57で行っております。
すさましい人が来たらしいのですが、一応始発組まで目的の物は買えたらしいです。
こうすれば物を売っていたほうできちんとした理由が作れます。

「徹夜しなくても買える。それゆえ徹夜するな」
と。

それができなければ、もう個人的には始発で買えないようなサークルはコミケには
来て欲しくないですね。別に大手サークルだけがコミケではないですから。
大手サークルのためにコミケがつぶれるのだけはやめてください。





4,これからの展開

これからも、徹夜組は間違いなく存在して行きます。自然消滅はあり得ません。
コミケ準備会が何らかの解決策を打ち出さない限り。

しかしながら、今は北1、北2駐車場の問題や不審物の問題、テロ問題など
それ以上のことが山積みになっているのでまず無理でしょう。

ともすれば、いま我々ができることと言えば
「徹夜組に事件を起こさせない」、「うまく徹夜組をコントロールする」
といった補助的な、決して問題を解決させるためのことではない内容しかありません。

今度のコミケも、徹夜組になんにも問題が起きませんように………。





〜もどります〜