愛した車たち

ワーゲンのお話し

18で免許を取ってから普通の車には全く興味がなく 50-60年代のアメ車やレトロカーが大好きでした

街ではケンメリや箱スカ、Z、セド、グロ、ローレル、RX-3、セリカ、マークU(丸目2灯)などが横行

先輩の払い下げを10万とかで買って乗るのが主流だったりしましたが 変わり物の私は





こんなんばっか乗ってますた  ↑生涯一番手を入れた車です


これは1973年式でマニアの乗る低年式ではないのですが外装が低年式に変更されてたのと
エンジンがキャブ式でいわるゆ、いじれるエンジンだったのとVWチューンショップの名店
福岡のハーフィーズさんの紹介だったからです

何をどうしたかと言うと 排気量が1600ccのところ1775ccにUP!
パワーを求めたUPでは無く、長く壊れず乗るための手法で圧縮比を下げヘッドの熱を
上がらないようにし、結果負担を減らし丈夫になると言うものです。

ただし、パワーが落ちる為不足分を排気量でまかなう必要があり、最も簡単な方法として
ボア加工しなくてもいいロングピストンとポンづけ交換。結果1775ccとなります
このチューンは広島のステイツさんに依頼しました (やんちゃな店主好きですw)

次にキャブの換装です

ノーマルはシングルで左右に伸びたヘッドに燃料を送るには効率が悪いので
左右に独立した形でツインにするのが一般的なチューンとなります

私はカドロン社のキャブをチョイス (安物ですが素人でもセッティングが容易です)



吸気を良くしたら排気も良くしなくてはいけないので当然マフラーも交換です

画像はダブルクワイエットという比較的静かなものですが気分で

ダイナマックスというUSで流行のぶっとい缶に付け替えたりもします




迫力満点 重低音でレーシーなサウンドへと変わっていきます (ドロドロドロ)


ここまでくるとタコメーターも欲しくなります(ダッシュボードに見える黒い影)

 → 


そんなこんなやっていくと次は電装系、次はショックアブソーバー、タイヤのチョイス、車高調整、
とにかく走行に関わる部分に徹底して手を入れていくことになります。

そう私のポリシーは現代車に負けず【まず走ること】 ヘコミ、塗装のハガレなど二の次となります

ワーゲンはね 塗装がやれてる のがカッコイイんですよ!



最初に所有したタイプT 夏にEg焼きついて載せ替えしたり






 ノーマルでもピカピカなエンジンだったり


あるときはエンジンを降ろし補機類の塗装をしたり ヘッドカバー空けてバルブの調整したり

休みという休みはワーゲン号に時間を費やすという いわゆるバックヤードビルダーだった。

*バックヤードビルダー(簡単に言うと自分ん家の裏庭などで作り上げる日曜職人)



エンジンマウントを新品に すごく気持ちいいです



クラッチリレーズ&ベアリング交換 たいがいここが消耗して限界です



ミッションを洗浄するのにアクスルシャフトも外したりしますが
このリングを外すのに相当な技術が必要で、専用工具を自作したり
このときは何度やっても失敗で朝まで徹夜となりました (汗



広島でカーショウに参加したとき



けっこうギャラリーも見てくれて大満足でした

目指すはこんな感じ・・・



しかーーーし!

さすがにビートル一筋ではエアコンもなく 実用上かなりつらいもんで
普段の足はもっぱらこういう 類になります。





こいつは90年式のゴルフU DOHCじゃないけどよく走る

最初はただのだったんですが 性格上熱くなるもんで やはりいじりますた(汗

この車、ファミリーカーみたいな顔して すげえやつで ボディ鋼製はガチガチ、
足回りはレーシー、高速で踏み続けるとノーマルのくせ170km出ちゃいます

さすが世界で一番売れた車だけあって 奥様から走り屋まで完全に虜にしてくれます。

最初に手を入れたのはガチガチの乗り心地が嫌で ショックをビルシュタインに換装



日本車と違い、マウントもカナリ消耗するので強化品にしました

 リヤ  フロント

ブレーキの鳴りも気になりパッドと一緒にローターも新品に

 

国産と違って欧州車はローターも削れてブレーキがかかる為
パッドと合わせて交換する消耗品なのです

純正は12000円ですがドイツ製のスポーツローターをメーカー代理店に頼んでみたら
卸し価格の左右で6000円くらいでした。ちなみにパッドも激安 左右で3800円 (安っ)



さらに思い切ってホイールも交換 当時世界最軽量のリーガマスターEVO
顔が映るピッカピカ鏡面仕上げのスーパーコート仕様でえらいカッコ良かった

エンジン調子ヨカッタんですがいつ故障するとも限らないので補機類の交換は念入りに



ラヂエターホースの連結部 よく割れるので交換



水温が上がらずサーモスタットを外してみたらボロボロだった(左が新品)

 燃料ポンプまわり

定番の故障箇所ですが幸い廃車までもってくれました



エアクリーナーにはK&Nの何度も洗えるタイプをチョイス



まだ振動がするので思い切ってエンジンマウントも強化品に交換 これはすごい効果ありました

 ノーマルを下取りが条件の受注生産品です 34000円

電装系も強化できる物はすべて強化し、真っ青なプラグコードが目立ったエンジンルームでした

とまあここまでやるととても12万`走った車とは思えません。
ゴルフの弱点である 振動を徹底的に解消した結果 スムーズかつソフトな乗り心地を実現

マフラーは行きつけのショップに飾ってあったデッドストック品のチタン製90Фを半額で購入



ステアリングはたまたま見つけたナルディ限定品のスーパーポリッシュ(いまはレア物です)



このスポーク部が鏡面仕上げでカッコイイ!の一言につきます

ついにメーターを振り切るスーパーカーへと変貌を遂げ、ただの足だったのにこれまた
生涯忘れられない大切な車になりました。

?な度にいろいろなショップに教えてもらい、おかげですっごい勉強になりましたし
これを経験にゴルフU(19RV)は4台乗り継ぎ、おかげで故障知らずで過ごせました。

現在VW病は落ち着き、どうせ再燃するだろーと静かに時を待っているカンジですね
(このとき・2003/8)


【お世話になったお店】