強盗の容疑



ある朝、仕事に行こうと顔を洗ってたら刑事さんが二人尋ねてきた


刑事 『アンタ、○月○日の21時ごろ何してた?






俺 『はあああああああああああああああああああ?』





2週間ほど前のことを聞かれ、

俺 『んなの覚えてるわけネージャン!』


刑事 『こないだコンビニ強盗あったの知ってるかね?

    どうも あなたが犯人に似てるらしいんだよね』




俺 『はあああああああああああああああああああ?』



そりゃあ 確かに近所の評判は悪いさ・・・・



でもね、いくらなんでも強盗はねーべwwwwwwwww


いくら弁解しても肯くこともなく


 『アリバイがなきゃあ来てもらうしかないんだよね』



キタコレ! アリバイ!


仕事があるというのに・・・・いったいどーしたらいいのか


刑事 『職場には電話してあげるから』



余計なお世話だ


仕方なく職場に電話を入れ、連行された、、、、、



我が人生初の冤罪、そして強制連行である。




ちなみにコンビニ被害額は7300円くらいと聞いた すくなっ





取調べ


中央署の二階へ連行され、取調室に入れられた。

机には電気傘があり、まさに絵に書いたような取調べ室だった。




尋問が始まり

以外に刑事さんは優しく接してくれたが

○月○日何をしてたのか、証明できるまで返せないという。。



毎晩遊び歩いてるし遊ぶ友達もさまざまだし。。。

とにかく紙に記憶を辿って書いていくしかない


それにしても 『あんたに似ている』 誰がそんな証言をしたのだろうか


俺 『あのー、、、証言したひとに会わせてもらえませんか?
   会えばわかってくれると思うんですけど、、、』


刑事 『それがさー、ナイフ突きつけられて怖がってるからちょっとねー』



当事者カヨ!


犯人像はVTRに残ってたようだが聞き込みしたら俺にそっくりらしい。


近所とはうまく付き合うもんだ、、、、。




ひとりひとり友人に電話をかけ、2週間前のアリバイ作業が続きお昼になった。



刑事 『出前とるけどアンタ何がいいかね?』

刑事さんたちは450円のラーメンを食べるらしいんで


フン!


と思い、カツ丼を注文してやった。



ザマアミロ 貧乏刑事がああああ!

勝ち誇ったように カツ丼を食った。 (しかも大盛り)





アリバイ


午後からも電話によるアリバイ照合は続いた。

仕事中でなかなか繋がらないから困ったもんだ




夕方4時過ぎ、ようやくひとりの友達が

『その日 俺と遊んでたんじゃねえ?』


刑事さんと電話を代わり、無事に  はとれたのである



その瞬間 勝訴は確定 した



刑事 『いや〜 ゴメンね〜 仕事だからさ 悪く思わないでね、、、家まで送るから』


パトカーで送ってもらい、すごく晴れ晴れしくイイ気分だった反面、


近所の目が・・・パトカー出すなよクソがと




いまさらいいか(´ー`;)




昼飯は当然、刑事の払い


カツ丼一杯ですべて水に流されたような

腹は立っているんだけど安心感が強かったのか怒る気になれない

非常に複雑な気分だったのを覚えている。





今思うと電話の友達、なんで2週間も前のこと即答でたのだろうか。


きっと瞬時に機転を利かせてくれたに違いない


名前も忘れちゃったけど そのせつは ありがとう



どこで何をしてるんだろうか 今度探してみるか。





あれから十数年、懐かしさにふけるこの頃である。