自分で一生懸命に作った模型を使って合成写真を作って見ましょう。

[3]TOMの「さぁ、撮影を開始するぞい」

 えっと・・・第3回目は、撮影です。

 自分で背景を撮影する場合は素材(風景)探しも、もちろんですが、
撮影するときの注意として、もし、ここにあの模型の実物があったらと想像して、
撮影して下さい。そこにあるはずの実物を撮るような構図です。(変な言い方...)
その方が、自然な感じに仕上がると思います。

 その写真の主役は、後で合成されるプラモなのですから。
簡単に言うと、怪獣映画の撮影みたいなものですかね。
みんな、そこにいるはずもない怪獣を見上げながら逃げまどう。
よく見ると、中には笑っている人がいたりしてさぁ、面白い...あ、話を戻します。
ここに、こんな感じで合成したいなぁと考えながら撮影して下さい。
他人の撮った写真はこの辺が考えに入っていません。まぁ当然ですね。(^^)

 では次に模型の撮影です。背景が撮影された時の、カメラ位置や角度などを
想像して(あるいは思い出しながら)
撮影してください。
また、三脚を利用すると手ブレを防げます。ピント合わせもしっかりね。

 私に模型合成を頼んだ方は、ピンぼけ写真が多く難儀します。 (^^;


ではここで問題です。
 たとえば下のような海岸の写真があったら(または撮ったら)どうでしょう。
ここに車を合成するとしたら、どこにどんな風に撮影した模型写真を使いますか?
この辺にこんな感じで写したものを...などと答えて下さい。



  この写真は見た感じで
 地上から2〜3mのあたりから、
 椰子の木をフレーム内に納めるために
 レンズをやや上に向けて撮影したものと
 思います。向こうにある黄色の屋根の
 ような物が水平に見えるので、おそらく
 アレと同じくらいの高さでしょう。
 ちょうど、観光バスの窓から撮影した位かな。



 さて、地面部分に普通の車があるとしたら...。

   正解はこちらをクリック。

*参考
    普通、水平線(または地平線)は高さに関わらず、まっすぐ前を向いた場合、
    上下の中央にあります。ですから、それより下に物がある場合
その分見下ろす
    形になります。水平線から離れるほど角度が付くことになります。
    また、上にある場合は、逆に見上げるようになるわけです。
    模型撮影のカメラ位置を決定するときの参考にして下さい。
    きっと背景に自然にフィットする写真が撮れると思います。
    ただし、他人様の撮影した写真はトリミング(切り抜き)がしてある場合があります。
    あくまでも参考に...
    また、これからコラージュする場合に違和感があるような時は、
    この辺も考えに入れてみて下さい。

 では次にまいります。
例として、タイトルでも使用したこの写真はいかがでしょう?


 この写真は、わりと低いアングルですね。
 地上30cmから60cm位で撮影されています。
 それから地平線がほぼ中央にありますから、
 きっとレンズも水平状態で撮影されているのでしょう。
 模型を撮影する場合でも、レンズを上下に傾けずに

 水平に撮影すれば、それなりにフィットしそうです。
 ホイールあたりをアップに撮った写真を使っても
 面白そうです。
 車の向きは、前でも斜め後ろでも使えそうな背景ですね。




このこの背景では模型を上から撮影したのではフィットしませんよね。
被写体にもよりますが、普通の乗用車なら窓の下辺りを中心にして水平に撮影した写真が良いようです。

でも実は、見下ろした写真でもそれなりに見えます。それは模型を模型らしく見せる場合。(^^;

 次の写真を見て下さい。今回モデルにした車は実写でが、サイズや位置によっては
面白い物が出来るのではないでしょうか。



  自分の愛車の写真を手前に小さく合成したり、
 また、手のひらに合成したりしても面白いかも。
 もちろん後ろに、同じ車種の模型を
 実車サイズで合成するのも可。

 TOMのイラストは気にしないで下さい。(笑)
 単に車の小ささを強調するために置いただけです。




       
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 お次はこの写真。先ほどの写真の元画像です。
この写真には元から車が写っているので、模型も同じように撮影して
重ねればOKでしょう。右の写真は、合成前の模型の写真です。


で完成したのがこの写真。↓




  少々大きめにして、実車をカバーしました。
 元の写真の車を見ると撮影時の高さが少し違いますが、
 まぁ、こんな物でしょう。
 いかがでしょうか、わりといい雰囲気だと思いますが。

  元の写真と見比べると少々巨大な車にも見えますが、
 元を知らなければ大丈夫みたい。(^^;
 (お気楽に行きましょう。)

      ↑クリックで拡大可

 最後になりましたが、もう一つ重要なことがあります。それはライティングです。
たとえば上記、実車の写真では、車のボディにも夕日が当たっていますが、
模型もこのように、横から光を当てればもっといい合成になったと思います。
背景写真選択(撮影)より模型を後に撮影する事によって、ライティングも楽になります。
まぁ、気楽なフォトコラでは、「だいたいこの辺から光が当たっているかな?」ってな
感じでいいんじゃないでしょうか。背景写真を見ながら、学習スタンドの光を斜めから当てたり
懐中電灯を夕日の代わりに横から当てたり...(全体に当たるように注意は必要ですが。)
背景撮影のときに、太陽の位置が模型の写真と同じ位置になるまで待っていられる。と
言う方は、どうぞ気長にやって下さい。気にしない方はお気楽に行きましょう。(^^;

 では、合成しやすい写真を撮りましょう。
まぁ、あまり堅苦しいこと言わずに撮りまくる方が良いのかも...(^^;


さて次回は、合成...おっと、その前に準備があんだべ...です。