2006年ベストエロゲ1月11日(木)
正月は一人桃鉄をやりながら迎えるという例年通りのしょぼい年明けだった鍋島でございます。松の内が過ぎた1月11日に言うのもなんですが、
皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて新年一発目の更新ということで毎年恒例の鍋島的2006年ベストエロゲの発表を。エントリー作品が4本しかないとか、去年やってねーじゃんとかいう突っ込みは禁止の方向で。4本中上位3本を発表する、それが鍋島クオリティー。
1位:彼女たちの流儀
突出した名作ではないが学園モノの理想の形態を凝縮した作品。特にメリハリが確りとしているキャラクターが抜群ですね。萌えゲーにありがちな「属性ありき」のキャラ立てでなく、「この主人公と向かい合うべきヒロインはどうあるべきか?」をきちんと考えられてキャラ立てがされてる感じ。まさに『”彼女たち”の流儀』と言う命題通りヒロインの造形に主眼を置いた作品になってる。
でもキャラの中で一番輝いていたのは主人公のこたろーだけどな。
2位:戦国ランス
流石に完成度は高いし、長く遊べるスルメゲーとしての作りにも抜かりない。ただ雑感でも書いたように大筋のシナリオがメインに置かれている関係上、一つ一つの大名家の存在感が希薄。それと戦略SLGの宿命である後半のダレに対する対策が不十分だった点が残念。
3位:エルフオールスターズ脱衣雀3
思考ルーチンは前作よりも向上していて捨て牌からある程度役が読めるようになったのは○。それに対局数の増加による東風戦の追加や難易度の変更などの何気ない気配りもいい。一回脱がした女の子にわざと負けて高感度を上げるシステムも個人的には面白かった。エロも尺が少々短いがテキストが入ってそのテキストの質も上々。さすが『戦乙女ヴァルキリー』の作家が手がけただけのことはある。
ただし世間で散々言われている通り素股が全てを台無しに…。『
下級生2』のレビューで「タマキン事変に懲りてユーザーに媚びるだけのゲームは作るな!」と言ったのに、変な所に気を使って折角の良作が…。ホントもったいない。
なんか文句ばかり垂れてますけど3作品とも悪い作品ではないです。ただ例年に比べると4本中の上位3本ということもありベスト3というには少しばかりおこがましい感じがヒシヒシと。1位の『彼女たちの流儀』にしても3年前の1位『らくえん』や一昨年の1位『SWAN SONG』と比べるとやっぱ1枚落ちる印象。打開策はやっぱもっとエロゲーを買うって点に尽きるんでしょうが、すでに今月末に買う気があるゲームが既に無いばかりか、ここ三ヶ月スパンで見てもかぐやの『幼なじみと甘〜くエッチに過ごす方法』くらいしかない罠。
取り合えず今月末発売のゲームの体験版でも落としてやってみるか。まずは『カタハネ』・『いつか、届く、あの空に。』あたりから。
イク ナゴヤ4月18日(水)
市議選の選挙カーは知事選や衆参院選では入ってこないような細い道にまでズケズケ入ってくるから、ウザくてかなわん。ていうか市議選くらい狭い地域での選挙になれば、多かれ少なかれ横との繋がり合いがどこかに生まれるものだから、見ず知らずのおっさんには入れないと思うんだけどなぁ。そういうもんが全く無い若い世帯はそもそも選挙に行かないっしょやね。つーか土日くらいは選挙カーで喚き散らすの止めてくれ、マジで。
●『purely』体験版、4/1Ver.(本家は公開停止してるので
各種ミラーサイトから)
RUNEの四月馬鹿企画のDOSコマンドゲー風『purely』体験版を今更ながらやってみたけど、確かにこれコマンドの種類とか無駄に作りこみが細かいな。いろんな単語に反応してくれるから(特にシモ関係)、ちまちまとアホコマンドを探すのが楽しい。
そして路上でヒロインを犯そうとするものの、「ボク、男の子だよ?それでもいいの?」とカミングアウトされて(゚A゚;)となる主人公が素敵すぎ!
でもこれ体験版とかじゃなくて、ちゃんとした製品でコマンド式のエロゲ作っても面白いんじゃないかな?選択肢方式と比べて難易度は格段に上がるけど、ネットとかで「あ〜でもない、こ〜でもない」とワイワイ言い合いながらプレイするのも面白いかもしれない。
もちろん確りと隅々まで作りこめるキャパがメーカー側にある事が前提ですが。
●『XrossScramble;Re-Actionパート』体験版
今作の一番の注目パートであるバルドチームの新作なんですが、マウスオンリーで操作できることによって敷居は低くなったものの、その分細かい操作感がイマイチしにくくなったという印象。兎に角ホイールくるくるっと回してダッシュで近づいて、左クリック連打してればいいみたいな感じ。ダッシュで近づいてボタン連打でコンボってのはバルドフォースでも変わらないんだけど、今作の方が操作性とか感覚とか色々な面でファジー。「なんとなく〜」な雰囲気でやっちゃってるイメージ。狙って高得点のコンボを決めるのに喜びを感じる人種には不満の残る仕様変更ですね。
あと武器の使用回数が設けられたのは面白いと思う。状況に応じて色々な武器を使い分けていくのが楽しそう。けどもっと武器のストックを多くもてるようにしないと、肝心のボス戦なんかでベストの装備が揃えられないとかイライラが溜まるんじゃないかと。
バトル面の間にヘクス単位を用いた移動パートを用いたのも個人的には好印象。武器やスキルの仕様変更により探索の楽しみが増えたし。ただADVパートとの間が間延びしすぎると「戦闘→移動」の過程が作業になってしまう可能性が高いのでそこら辺は注意してほしい。(特に物語終盤)
1月末発売ゲーの体験版雑感1月22日(月)
ネギ板のベストエロゲー投票結果
毎年恒例のネギ板のエロゲ投票なんですが、今年は自分がエロゲを殆どプレイしていない関係上、30位以内の上位作品でも結構知らないのとかあるなぁ。
特に
ブラックサイクの2作品なんて年末に各サイトのまとめ企画とかではじめて知ったやつだし。でもグロだとか触手だとかがトップ10に入るなんて考えもつかなんだ。
エロ助とか公式サイトとかで軽く内容確認してきたけど、特にガラっと作風を変えたわけでもなくいつものブラックサイクみたいだしなぁ。今年のブラックサイクはよほど出来が良かったのか?
個人的には『彼女たちの流儀』が9位と意外と認知されてるんだな〜と、ちょっと嬉しかったり。
あと気になっていたけど結局買わなかった『遥かに仰ぎ、麗しの』が評判良いので、暇とやる気があったらやってみたいな〜と思ってみたり。あくまで思ってるだけですけど。
−−1月末発売ゲーの体験版雑感−−
『努力目標:月に一本。最低でも二月に一本。』
と今年の抱負を掲げて始まった2007年。しょっぱなからこける訳にもいかないので今月末の新作ラッシュに向かって数本体験版をやってみた。
●『カタハネ』 <
Tarte>
兎に角「ココを好き似なれるかどうか?」につきますね。ココがウザく感じたなら、いくらアンジェやベルを気にっていてもプレイするのがつらく感じると思う。
人形関係の事柄を除けば世界設定は割かしと受け入れやすいですし、日常描写も少し間延びしている観は見受けられますが問題ない。あと体験版内でザッピングシステムについて説明があるのですが、このゲーム内においてどういった位置付けで設けられているのか?よく解らなかった。ザッピングによってシナリオが分岐するのならどのように分岐するのか示して欲しかった。
そーいえばベルとアンジェ関連のエロシーンは百合系のシーンしかないのか?
●『いつか、届く、あの空に。』 <
Lump of Sugar>
長いとは聞いていたけどホント長げーな。最初どれ位の長さかと思い、最後までスキップで見てみたら、永遠と終わらなくてビビった。流石に真面目には読んでられないので、クリック連打の斜め読みで読み進めていったのですが、合わないと容赦なく切る自分がこのクソ長い体験版を最後までやり抜けたのだから何かしら惹かれるものはある。
一見現代の日本を舞台にしているような印象を受けるのですが、結構なトンデモ設定が散りばめられてる上に、主人公がこのトンデモ設定をすんなり受け入れているから、プレイヤーがこの似非現代の世界観を受け入れられるまでに時間が掛かると思う。さらにテキストの絶対量の多さにも問題あり。
なんて言うかな〜「10の事柄を伝えるのに10の言葉を使っている」印象があって、テキスト全体が重苦しい。なにかと説明口調な場面も多く、文書を読むテンポを保てない感じがした。この作品にはふたみ・此芽と独特なしゃべり方をするキャラがいて、只でさえ黙読するテンポを崩しがちになるのだから、細かい説明や描写を入れずにもっとプレイヤーに行間を読ませるテキストにした方が良かった。ビジュアルノベルを選択したって点でも読ませるシナリオを書きたいのは解るんですが…。
あとシステム面でスキップやメッセージ消去がワンクリックで出来ないのは大きなマイナス。いちいちコンフィグ画面を出すのがウザくてかなわん。逆にキーボードだとコンフィグ画面が出せないし。ユーザビリティにもうちょっと気を使って欲しい。
●『絶対★妹至上主義!! 』 <
脳内彼女>
コンセプト:『妹にHなイタズラをされるゲーム』
シチュは個人的にツボ。体験版をプレイしてみても「駄目だ、○○。兄弟同士でこんな……」「ふふ、ここをこんなにして、何が駄目なんですか?兄さん?(笑)」的な妹攻めの基本和漢なエロシーンで一安心。日常会話もアップテンポでお手軽ラブコメ抜きゲーな感じが良く出ている。がさつ系妹の湊が中心となって、電波系・委員長系・世話好きクール系と、定番のキャラ達からなる会話の流れを良くまとめている。
ただシナリオ云々に関して期待できるかは激しく疑問。あくまで妹に責められるHを貫き通せたら良作になりそう。
●『秋のうららの〜あかね色商店街〜』 <ブルームハンドル>
あ〜駄目だ。凡庸エロゲ主人公の上っ面だけ抽出したような主人公が生理的に受け付けない。相変わらず自分は萌えゲ系の主人公とは相性が合わないなぁ。
ヒロインの方はステレオタイプの姉と妹といった感じで悪くは無いけど、体験版でプレイできる範囲では特に魅力を感じるイベントがあるわけでもなく…。父の借金を体を使って返してくってルートがあるなら問答無用で買いなんですが…ありえない罠。
システム面は最低限は揃ってる。でも一枚絵の質にかなりバラつきがあるのは頂けない。姉妹が焼き芋を食ってる絵は幾らなんでもちょっと酷すぎないか?
『絶対★妹至上主義!!』雑感1月31日(水)
1/26の新作は『いつか、届く、あの空に。』と『絶対★妹至上主義!!』とで店頭で散々迷ったあげく、ここしばらく抜きゲーを買っていなかったことと、「迷った時はマイナーな方を買え!!」というMy信念から『絶対★妹至上主義!!』を購入
平積みスペース3個分vs端っこの方で申し訳なさ気に2個だけ積まれてる作品とでは、やっぱ後者を応援したくなるのがヲタク心ってもんでしょう。
で、取り合えず海音・円をクリアしたので雑感でも。
『絶対★妹至上主義!!』1stプレイ雑感
体験版の感想で「シナリオ云々に関して期待できるかは激しく疑問。」って書いたけどその予想通りシナリオに関しては無難で平凡。元々妹たちがお兄ちゃん好き好き状態から始まるのでエンディングに向かうまでの焦点は、主人公が血縁関係にある妹たちを恋人として自覚することに絞られている。しかしこの主人公がヘタレ属性MAXなキャラだから妹に体を使って篭絡させられ他の妹たちにけしかけられて漸く動き出すという駄目っぷり。で、基本馬鹿なもんで妹と関係を持つ背徳感とか葛藤とかの描写が弱く、妹の言われるとおりホント流れに身を任すがまま。フツーのエロゲならこのヘタレ!死ね!!と言いたくもなる。
でもね。このゲームのタイトルは『絶対★妹至上主義!!』で、コンセプトは「妹にHなイタズラをされるゲーム」なんですよ。寧ろ主人公に甲斐性なんてもんがあったら駄目なゲームなんですよね。
体験版の感想で「あくまで妹に責められるHを貫き通せたら良作になりそう。」と書きましたが、まさにその通り「妹に責められるH」に関してと、ドタバタの日常会話に関しては体験版のままのクオリティーで突っ走ってくれています。この点に関しては問題ない。ただ妹たちは純粋に兄を好いている関係上、後半になると言葉攻めにする描写が少なくなってくるのが、「妹にHなイタズラをされるゲーム」をコンセプトに作られたゲームとしてどうなのかな?と思わないでもない。まぁ個人的にはこの方向性で問題ないですけど。
シナリオは小奇麗に纏まっているけど、特に見所は無い。ただエロと日常のドタバタは鉄板。体験版をそのまま製品にした感じのゲームですね。