Novels 注意!! ―ここにあるのは基本的に原作以上の2人のお話です。
 「2人が身も心もラヴいなんてありえない!」
 という方には大変危険なページとなっております。ご注意下さい―
*原則として「冴羽撩」 「槇村香」で表記しております*





りんごのうさぎ    風邪をひいてしまった香の話。


朝、目が覚めると ――― ベッドから起き上がれなくなっていた。

「えぇ〜?嘘でしょ?」

何度も起き上がろうと試みてはみるものの、頭を起こした途端にクラリと視界が歪んで… 気付けば枕に逆戻り。どうやら、完全に風邪をひいてしまったみたいだった。




肌荒れ解決まにゅある    子羊カオリンの受難2。

「あーあ、冬は嫌ねぇ…」

自室のドレッサーに向かって香は呟いた。
右を向いたり、左を向いたり。
かと思えばおもいきり顔を近付けてみたりと忙しなく動きながら、しかし視線は一点集中。
鏡の中の自分の顔を食い入るように見つめている。




こんぺいとうの憂鬱    切ない気持ち?(原作並)。

伝言板を見に行った帰り道、背後で上がった浮かれ調子な声に、あたしは思わず立ち止まった。この声にはイヤというほど聞き覚えがある。
温泉旅行シリーズ    子羊カオリンの受難。

第1話  正しい旅行の誘い方


「………当たった………」

呆けたように再び呟いた香は、のろのろと白い紙を広げ直すと、もう一度そこに視線を落とした。



第2話  失敗は成功のモト

ほの暗いベッドの上。
キングサイズの広いシーツの波間に、一対の男女の姿。
瞳は既に情欲で潤んでしまっているというのに、それでもまだ抵抗を示す可愛げのない唇に撩の熱い口付けが落ちた。



第3話  正しい温泉の入り方

のどかな秋の陽射し。
日に日に高くなっていく空は、どこまでも青く広がり、その中を漂う白い雲と見事なまでのコントラストを描き出している。優しく降り注ぐ陽の光に暖められて、幾分和らいではいるものの、頬を撫でる風はすっかり冷たく、これから訪れる寒い季節の気配を知らせていた。