「ブルーアイ」
遥か過去の話・・・・世界は第三次世界大戦により核爆弾による報復の繰り返し
による世界の崩壊が起こってしまった。世界は荒廃して各地に遺伝子の変異した怪物がうろつく
そんな世界に人々はコロニーと呼ばれる城壁都市を形成した。もはや人間は外の世界には
生きられなくなっていたのだ。それから約200年の年月が流れた。
「はぁ・・はぁ・・・」と息を弾ませる。彼女の手にはまだ硝煙の立ち込める銃が握られていた。
「どう?周りに反応はない?」
「反応はありません。」と黒のスーツとズボンを着ている少女が答える。
「ルリ?もう少し感情を込めなさいよ・・・・君はロボットじゃないんだよ?」
銃をにぎった黒髪の少女が後ろにあるジープに腰掛けながらルリに向かって言う。
「羅美鴉・・・私は戦闘のために作られたアンドロイドです。それ以外の何者でもありません。」
羅美鴉は軽くため息をして「私のことはラミアと呼びなさい。それにあなたはアンドロイドだけど君は元は人間なんだよ」
ルリは少し顔を少し向いたけどすぐジープに座った。そして私に
「早く行かないと夜になりますよ。」
私はジープの運転席に乗って車を動かす。銃を車のポケットにしまって、荒野を走る。
しばらく走ると荒野の先に一台の車が転倒している。それを見てジープを止める。
「何かしら?」銃を取り出して車に近づこうとした。それをルリが制する。
「危険です。それにもうすぐ夜になります。いくら私達でも夜の怪物の相手をするのは危険すぎます。」
ラミアは車から飛び降りてその車に近づく、ルリはすぐに同じように飛び降りる。
「生命反応確認しました。動態反応あり!注意してください!!」
ルリはが手に装着している腕輪を見て叫ぶ!「わかってるって!あたしに任せなさい!」
車の陰から飛び出してきたのは一匹?の獣。その獣は後ろにたくさんの触手をはやしていた。
「くらいな!」と一発目の弾丸を獣に打ち込む!それを獣は横にかわす!反撃とばかり
触手をラミアに向かって伸ばす!それを腰にあるレーザーナイフで触手を切り裂く!
何個かがかわせずに頬と足に傷を作る。
「ラミアどいてください!」ルリが両手にマシンガンを獣に打ち込む!獣が短い悲鳴をあげながら
ゆっくりと土に倒れこむ。その体に何十発の弾丸を体に受けたからだ。
ラミアが傷をついたとこをジープにあった緊急スプレーを使い消毒する。ふぅ・・とため息をついて
「助かったわ・・・ルリ・・・あたしが軽率だった。」
そう手を振りながら倒れた車に近づく、車の状態は最悪だった。ドアはひしゃげて
屋根はべこっとへこんでいる、とても人が生きているとは思えなかった。
ルリが近くまできて腕輪を見る。
「生命反応があります。」
その言葉を聞いて腰の銃を抜く、気をつけながら車の周りを調べる。ふと気配を感じて
近くの岩場に駆け寄る!そこには2つの死体と6歳くらいの少女がいた。ラミアは顔をしかめて
少女を抱いてジープに乗せた。後ろを見るとルリがふたつの死体を見ていた。
「恐らくこの死体はこの子の両親ですね・・。庇って死んだみたいです。」
冷静に分析したルリがジープに戻ってくる。
「まったくどうしてこんな人たちがいるのかしら?」ラミアが嘆く。
まったくそのとうりなのだ、辺境はラミアのように護衛屋や傭兵またはキャラバンくらいしか
行かないのだ、この車のような普通の車では自殺行為もいいとこなのだ。
「ラミア・・・もう間に合いません。近くの安全なとこにキャンプを張りましょう。」
ルリが周りを警戒しながら周囲のマップを腕輪で見ている。
「で?いい場所あった?」
腕輪と周りの景色を比べながらある一点を指す。そこは大きな岩場に囲まれている小さな盆地
「あそこなら敵に襲われても対応ができます。」
周りにセンサーを張り巡らせてその日は眠ろうとしてジープに寝床をとる。
それは突然訪れた!ピー!と音とともに警告音が鳴る。起きてみるとすでにルリが武装を済ませていた。
「その子は起きた?」ルリは頭を振る。「傷のせいでしょう・・・・でも命には別状はありません」
周りを警戒しつつルナに話しかける、「敵は6体です。恐らくさっきのやつの仲間でしょう」
「6体か・・・あたしが3体やるからあなたは残り3体お願いね」
背中あわせに肩越しに話し掛ける。「了解!いきます!!」
ダァットお互いに走り、ラミアは一発敵に向かって撃つ!それに気付いてそれをかわそうとした!
しかし!弾が目の前にはじける!炸裂した弾をまともに浴びて絶命のひまもなく倒れる!
続けてパーーン!パァーーン!と音が鳴る!続けて2体が倒れる。
ルリは近づいてくる獣にたいしてマシンガンを撃つ!しかも正確にすべてが命中する。
マシンガンの弾を避けた最後の一頭も接近してきたルリのレーザーブレードで切り裂かれる!
ふぅとジープに戻ろうとしたラミアに後ろから気配を感じて振り向く!!
ガァーーーー!!とうなり声を上げて銀色の獣が襲い掛かる!銃を振り向きざまに撃つ!
よし!命中したと思った矢先に本能的に後ろに跳ぶ!ズガーと衝撃を受けて後ろに飛ばされる。
「ラミア!!」と悲痛なルリの声が響く!それと同時に銀色の獣に向かって走りだす!
マシンガンをありったけぶち込む!ズッガガガガガッガガガ!!と弾倉がなくなるまで
打ち続ける!銀色の獣はびくりともせず特攻を続ける!
「効かない!?くぅ!」と横に跳ぶ!爪が横を掠める!次々と繰り広げられる!
「少し待ってて!」ラミアの声が響く!ルリがそれを確認して右手のレーザーブレードを獣に向かって
斬るが切り裂かれることなく獣が後ろに引く!
ラミアは両手を合わせて拝むように手を組む。
「オープン!!」そう叫ぶと両手にはめられているリングが真っぷたつに割れて
翼のようになり背中に浮かぶ、そして獣に向かって弓をうつようなしぐさをすると
それが弓のように光が集まる光の弦をひいて一気に獣に向かって撃つ!
獣がそれに気付いて触手で身を包む。だが、触手ごと光の渦に巻き込み消滅する。
「あいかわらずすさまじいですね。サイアーマー・・・」
ルリが獣がいたと思われる大穴を覗き込んで言う。
自分の背中の羽をみながら「クローズ!!」と叫ぶ!そうすると背中の翼が変形をし始めて
両手にリングとして収まる。サイアーマーそれは旧時代のロストテクノロジーである。
いや・・・それすらあったかわからない存在である。核の絨毯と呼ばれる核の連続しよう
される時に開発されて、世にでることもなく消滅した武器・・・。その力は核をも凌ぐ。
人間の精神を具体化させる技術・・・サイテクノロジー・・・そのぐたい作がサイアーマーなのである。
「これは封印されるべき力かなぁ?ルリ?」
リングを見ながらルリに問う。ルリは微笑を浮かべて
「それなら私は生きていませんよ。私は戦うために作られたのですから」
ラミアは首をふりながら「君は人間だよ。アンドロイドだって人間・・・・」
「そう・・・・力に善悪もありません・・・使う人しだいですよラミア」
沈み込んでいた頭を持ち上げてにっこりと笑い
「さぁ!行こうか?コロニーに」
「了解しました。第一コロニー「ニュートウキョウ」に行きましょうか」
しばらくジープで走っていると目の前にすさまじい大穴が広がっていた。
「かつて・・・東京があった場所ですね・・・。今は放射能があって近づく事もできません」
ラミアはかつてあった東京を心ここにあらずといったように見つめていた。
そしてしばらくすると眼下に大きなドーム状の大きな建物が見えてくる。
入り口の大きなドアの前に守衛らしき男が二人立っていた。男はジープを止めるように促した。
男が近寄ってきて「証明書を見せてください」と手をだしてくる。
ラミアはジープの後ろの荷物箱からライセンス証をだす。これは「護衛屋」の証明書である。
「ふむふむ君は護衛屋か・・・女の子二人でねぇ・・・」
う?っと守衛が後ろに寝ている少女に目をうつす。そしてその状態をみて慌てる。
「怪我しているじゃないか!?どうしたんだ?」
ルリが簡単に説明する。守衛の男は病院に連絡をとり住所を書いたメモを二人に渡す。
「急いでいきたまえ!」とせかされる。それを見届けて車を発進する。
途中でラミアが仕事を済ませてくると言って途中でおろしてルリは病院に向かう。
ラミアは荷物にあった小包をもってある商店に向かっていた。
その商店は裏どうりにある古い道具を扱っている知る人ぞしるといった店。
表のベルをならして中に入ると後ろから気配を感じて振り向く。
「いたいた・・・これ頼まれていた物ね」と小包をその人に渡す。
「ふむ・・・中身も壊れてないうむ・・・完璧じゃ・・・」
といって壷を見て満足そうにしている。それを見てラミアは入り口にむかうが男に引き止められる。
「おい・・・金はいらんのか?」
振り返って笑って「すでにもらっていますから」と答え、その店からでていく。
はぁはぁと息をしてルリと少女は走っていた。後ろから軍服を着た男が追ってきている。
しまった・・・予測できていた事だったんだが・・・うっかりしていた。
懐にいつも忍ばせているマシンガンなどはジープに置いてきてしまっているのに気付き後悔した。
裏路地に追い込まれて少しづつ追い込まれる。覚悟を決めて腰のレーザーブレードを構える。
もちろん勝ち目はないだろうとルリは感じていた。このままいけば・・・・・
急に目の前にジープが止まる。ブレードを構えて迎えうつことにしようと構える。
「早く乗って!ルリ!!」
それはラミアだった。それを確認して少女を乗せる、そして自分も乗る。
ラミアの横顔を見ながら質問をする。
「どうしてここにいる事わかった?」
ふふーーんと笑って「簡単よ!軍服着た連中があなた方追っていたからね」
場所を特定するのは簡単だったということか・・・。と納得した。
「では・・・・」というまえに爆発音でかき消される。後ろを見ると装甲車が数台後ろにいる。
装甲車からいくつものロケット弾が発射されるのをハンドルをきりかわす。
右へ左へとゆれる感覚を感じながら後ろの荷台にあるロケットランチャーを取り出す。
「援護するからラミアは走ってて!!」と声をかける。わかってると手を振る。
ランチャーを構えて撃つ!ロケットは装甲車の一台を吹き飛ばす。その時!!
横でロケットが爆発する!ジープがななめに傾くがすぐに元に戻る。
「伏せて!いくわよー!」ラミアが叫んですぐに車が斜めに傾く
うわちゃちゃ・・・と情けない声をあげるラミア。すぐ真横の路地に車を滑り込む!
車は横をかすりながらもなんとか曲がりきる!
「次の角を右!!」言うと同時に左にハンドルをきる。
いつのまにやら人の気配のないとうりにでる。ここはダウンタウンだからである。
「どうする気だ?ここでは追い詰められるぞ?」ルリが振り返って聞いてきた。
「任せときなさい!」車をあるところで止める。
すぐにガラの悪そうな男達に囲まれる。ルリはロケットランチャーを男達に向ける。
「をいをい・・・そんなあぶねえもん向けんなよ!」男が後ずさりしながら声をかける。
「お前達のボスに伝えろ!ダークエンジェルのラミアが会いたがっていると」
ラミアがそういうと男達が顔を引きつりながら後退していく。
「ダークエンジェル・・・・まさか・・・この娘っ子が!?」「まじかよ・・・」などなど男達がつぶやく。
男の一人が前に出てくる。メガネをしたお爺さんが歩いてくる。
「ほほほほ・・・ボスがあなたに会うそうだ・・・ついてきなされ。」そういって駐車場を案内する。
ジープをそこにしまってお爺さんに案内されるとある一室に案内される。
その部屋はかなり大きくてりっぱなつくりだった。
「お前がダークエンジェルか・・・・・・」
ボスと呼ばれる男が振り返りながら話す。
「なんてな!ひさしぶりだラミア!」ボスと呼ばれた男がラミアを抱擁する。
「ひさしぶりだビリー5年ぶりね?」ラミアが親しそうに話す。
「実はな頼みごとがあるんだけど聞いてくれるかな?」
ビリーがやれやれと頭を下げる。「で?エンジェルさん、どんなようだい?」と皮肉を込めた口調で聞く。
「実はある子を預かってくれないかな?」首をひこませる。
ビリーは面をくらったようでぼーとしている。「へーお前さんが他人を預かってくれだなんて」
ラミアが少し怒りながら「昔とは違うの・・・」少女が後ろからでてくる。
「ほう・・・この子か?ふむ・・・まぁ事情は聞かなくてもわかっているさ」
ビリーが後ろの机にある書類を差し出す。
「これを見てみろ。お前さんが知りたがっている情報だろう」
書類を受け取りそれに目を通す。ラミアの顔が変わる。
「これは本当か?」書類を叩き落とす!その書類を拾い集めてルリが目をとうす。
「なるほど・・・つまり口封じだな」ルリがたんたんに喋る。
ラミアが立ち上がり部屋を出て行った。「おい!待て!」ビリーが呼び止めるのも聞かずにでていってしまった。
「相手は軍隊か・・・装備がたらなすぎる・・・・」ビリーが微笑を浮かべながら
「そうでもないさ・・・あいつならな・・・」意味ありげな言葉をつぶやく。
「どういう意味です?」ビリーを問い詰めるように椅子に座らせる。
「あいつは・・・・・元、伝説とまで言われた裏の殺し屋だよ。」
「殺し屋ですか・・・そうですね・・・ラミアにも過去はありますものね・・・」
不意に頭をあげてにっこりと微笑む。腕の武器を確認して
「ここにも武器はありますね?」と微笑んだ。
「う・・・・・」
悲鳴もあげられず軍人が倒れる。そのまま装甲車のまえに踊り出る。
男達があわててマシンガンを撃ちまくる。そのなかを平気で走りぬけ、みぞおちにパンチをかます。
そのまま回し蹴りを繰り広げる。ぐ!とうめいて男が数人倒れる。
「ひぃ・・・化け物め!!」錯乱しながら銃を打ち込む!それをリングではじく!
リングが翼になり、ラミアがその力を使って光の弾を作り出しそれを装甲車にぶつける!
ズカーーン!!と爆発するとその衝撃波で周りの男達も吹き飛ばされる!
「ふぅ・・・あそこね」ラミアの見つめたその先はニュートウキョウの中心部管制局だった。
「行かせるかぁ・・・・」軍人の一人が手に持ったグレネードを投げようと振りかざす。
「ちい・・・しまった!?」ラミアが手で自分を防御姿勢を取った。
ドカーーン!!と軍人が吹き飛ぶ!弾がとんできた場所を見るとバズーカーを構えたルリの姿があった。
前編終了
後半に続く。
あとがき
はろー!管理人の黒猫です。予告しながらかなり遅くなってますね。
気付けばかなりたまってますね作品・・・・・・・・
うーーん文書の構築があまいですね。ひさしぶり書いたからでしょうか?
とはまぁ「月蝕伝」はなんとか続き書いてみますね。
オンラインゲームにはまってしまって時間ないんですよ(笑)
では皆さんまたゴキゲンヨウ!

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