朝までいっしょ



同棲物語


 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

8点

ブランド名 トラヴュランス シナリオ

3点

ジャンル 一つ屋根の下でらぶらぶカップリングアドベンチャー 萌え萌え

5点

    せつなさ

5点

    素薔薇さ

4点

 




 このゲーム『朝までいっしょ 同棲物語』は、「トラヴュランス」のゲームで、他におまけとして『魔女っ娘シルク』(音声追加版)と『とってもフェロモン』が再録されている。一応、世界としてはこの3作は繋がっているが、別に前の作品を知らなくともプレイできる。

 この今は亡き「トラヴュランス」さんは、これみたいな関連する以前の作品2つ+おまけソフトで再販することが多かった。後からプレイするには悪くないシステムなのだが、リアルタイムで作品を買っているファンの方には、少々酷なところがある。しかも、この『朝までいっしょ 同棲物語』の場合なんて、発売日が2002年1月18日なのだが、なんと同封されている『とってもフェロモン』の発売日は2001年7月6日なのだ。わずか半年ちょっとでおまけ入りの再販版が同じ値段で発売されるとは、いくら何でも期間が短すぎだろう。まるでHYPERSPACEみたいだ。

 しかも、このような2in1の発売は、このメーカーでは恒例になっていたのだ。これでは、新作を買い控える人が出るのも当然で、トラヴュランス衰退の原因のひとつがここにあると自分は思っている。(まあ、最大の原因はメイン原画家の志水直隆氏の絵に進歩がなかった、いやむしろ退化していたことだと思うが)。

 それで、今はなきトラヴュランスを偲びながら、ゲームの内容についてとりかかりたいと思う。このゲームの主人公「西谷明夫」は大学に入ったばかりの新入生。そして、実家から出てアパート暮らしにも慣れた頃に事件が起きる。主人公のアパートに幼馴染のお姉さん、マリ姉こと星川真理子が突然訪れるのである。しかも、身の回り品を一式持って。さらに、社会勉強と言い出して主人公のアパートに住み込むと言い出し、二間続きの部屋のうち大きいほうを占領してしまうのである。

 2歳年上で子分同様に扱われながら、実はちょっと気になっていたマリ姉の突然の来襲に、実は俺のことを追ってきたのかと思いつつも、何も言い出せない主人公。しかし、二人の微妙な雰囲気も、湯飲み茶碗を落として服を急いで脱ぐことになっても進展しない。そして、マリ姉がお風呂に入っても進展しない。さらに、マリ姉がパジャマを忘れて主人公のYシャツを着て浴室から出てきても、何の進展もない

 おいおい本当にお前らそれでいいのかよと思うほど、二人の微妙な関係は続いていく。まあ、そうは言っても、そんなに長いゲームでもないので、ちょっとしたすれ違いイベント+誕生日プレゼントがあって念願のHシーンを迎える。後は何時ものトラブの展開でHシーンの連続があってエンディングまで流れ込む。

 ヒロインもマリ姉ひとりしかないので、彼女が好きになれなければ、このゲームをやる価値はないだろう。自分としては、あんまりお姉さんぽくはないけど、低血圧で朝はぼけ〜としている、このキャラは悪くなかった。まあ、現在は中古価格も暴落しているし、おまけ部分もあるので、気になったらプレイしてみるのも悪くないと思う。

(タコマロ)

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