微熱教師ちえり




 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

8点

ブランド名 ZyX シナリオ

3点

ジャンル 女教師Love Love甘えんぼアドベンチャー 萌え萌え

5点

    せつなさ

4点

    素薔薇さ

4点

 





 このゲームの主人公の恋川浩太は担任の長谷智恵理先生のことが好きであった。智恵理先生を思う余り、勉強も手につかず、先生の前では挙動不審な行動をとってしまう毎日。そんな訳で、主人公は智恵理先生の家庭訪問を受けてしまうのだが、先生のドジで二人して抱き合って倒れてしまう羽目になってしまう。しかし、先生が家に来るというだけで、直前まで妄想を膨らませていた主人公は、智恵理先生の胸に顔を埋めたショックで、腰の拳銃を暴発させてしまうのだ。

 普通だったら、実に恥ずかしい展開で、もう2度と先生の顔なんか見られたものじゃないのだが、何とここから、「先生を見るとムラムラして堪らないならば、先生が性欲を抑えてあげるわ!」というドリーミーな展開に突入してしまう。それからは、毎日毎日、主人公は憧れの智恵理先生にヌイてもらう展開になるのである。

 これで本当にストーリーはいいのかと思うが、このゲームの場合は、ストーリーなんてエロシーンを繋ぐだけの糊の程度しか存在意義がないので、エロシーンを純粋に楽しむゲームと考えれば、これはこれでOKだろう。まあ、エロシーンだけで51シーン、CG枚数も103枚(差分含まず)でほとんどがエロシーンに集中しているありさまなので、エロとしては十二分に仕事をしていると思う。

 それに、これにストーリーを加えたら本当に長い超大作になってしまうだろうから、これぐらいの以下省略的なストーリーも許せなくもないのだが、しかし、あまりにエロに向かいすぎた流れのために一部、アレな展開が存在してしまっている。例えば、主人公のことが好きな幼馴染が、主人公と智恵理先生の関係を知って、何を考えているのかと主人公に詰問するシーンがある。まあ、このシーンには他に立会人として智恵理先生の同僚も居るのだが、ここで以下の選択肢が出るのだ。

 智恵理が好き
 セックスが好き
 なんにも考えていない

 さて、この内、選んではいけない選択肢はどれだかお分りになるだろうか? (まあ、普通のゲームならそりゃダメだろうという選択肢は分ると思う。) まず、最初の選択肢は、

 智恵理が好き→幼馴染は主人公をあきらめて智恵理先生とハッピーエンド。

 これが正解なのは分りやすいと思うが、問題は残りだ。2番目の選択肢を選ぶと、

 セックスが好き→気持ちいいだけなら、別に智恵理先生じゃなくてもOKってことだからと、幼馴染となぜか立会いの先生と智恵理先生と3人でHシーンに流れ込んで、ハーレムエンディングに突入してしまう

 また、最後の選択肢を選ぶと
 なにも考えていない→幼馴染には軽蔑されるが、立会人の先生が、主人公はHできるなら相手が誰でも良さそうだから私も混ぜてという流れで、何故かダブル先生エンディングに突入する。

 そう、このゲームの場合、何を選んだとしても結果としてはエロシーンに突入してしまうのである。ゲームジャンルが「女教師Love Love甘えんぼアドベンチャー」だから、女教師の異常なまでの包容力と主人公のあまりの幼児的な行動はある程度我慢するとしても、いくら何でも、これは行き過ぎだろう。ある意味、バカゲーになってしまっていると思う。
 
 個人的には、せっかくの「女教師Love Love甘えんぼアドベンチャー」なのだから、直ぐにHシーンに突入しないで、智恵理先生ともっとラブラブというかバカップルというかバカな展開が欲しかった。そちらの方面を期待して購入したので、このゲームは自分としては不満な出来だった。

 ただ、先生とのデートシーン、まあ行くといっても近所のゲーセンに遊びに行っただけなのだが、ここの雰囲気は良かった。特に、そこのゲーセンにある恐怖の体験ゲーム、『狂犬のおさんぽ−MAD DOG−』は最高。そのゲーム自体は、狂犬をうまく制御して被害を最小限に食い止めるのが目的らしい。だけど、その異常なまでの難易度から、主人公とその遊び友達の間では、マイナス点を稼ぎまくって競い合うゲームになってしまっているらしい。それで、初プレイの先生で賠償金額が812億4522万240円(しかも、この間の先生の悲鳴がけっこう可愛い)。主人公の仲間内では最高点は日本の国家予算並まで達しているらしい。実際にあったなら1回プレイしてみたいものだ!

 それと、システム的には特に大きな問題点はないのだが、少々文章の表示が遅いことが気になった。なぜか、テキストの瞬間表示が無く、ほんの少しなのだが表示が遅れるのが、最近のゲームではかんに触った。さらにスキップもあまり早くなく、これは絶対に改善して欲しい。

 あとは、テキストに関しては、時々、主人公以外のキャラの独白シーンになるのだが、これが唐突過ぎてよく戸惑った。この様な独白シーンでは、フォントの種類を変えるか色を変えると、きっと分りやすかったと思う。

 まあ、最後に言っておきたいのは、智恵理先生は眼鏡をかけた巨乳&ドジキャラなのだが、それにも関わらず多くのシーンで眼鏡を外しているのは、どうにかして欲しかったってことだ。フェチの面からでは、眼鏡キャラなら眼鏡キャラらしく水泳シーン以外は眼鏡を常につけていて欲しい。どうせ、眼鏡キャラ嫌いは、例え半分ぐらいのシーンで眼鏡を外していても、眼鏡キャラが中心のゲームを買わないんだろうから。つまり、ゲームでは中途半端な眼鏡禁止ってことだ。

(タコマロ)

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