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「やあ、ケイト、今日も元気にゲームしているかい?」
「ええ、スティーブ、今日もゲームをしているわ。それにしても、この番組に再度出演するとは思いもよらなかったわね。」
「全くだね。それは置いておいて、今回紹介するゲームは、この『奴令嬢』だ。」
「ケイトはゲームをしていてストーリーが邪魔だと思ったことはないかい?」
「ええ、そう思わずに居られないゲームは多いわね。」
「下のグラフを見てくれないか。 これが一般的なエロゲーのHとストーリーの比率さ。」

「大体、3割がHなのね。」
「そう、しかしこの『奴令嬢』を見てくれ、殆どがHに集中しているだろう。これが、このゲームの特質なんだ。」

「……集中しているのは確かだけど、単にストーリーが無くなっただけに見えるわ。それに、何よ、この白い部分は?」
「ああ、ケイト、その白い所かい? そこは馬鹿には見えない部分だから安心さ!」
「(こめかみを押さえながら)、そうそれは安心ね。ちなみに、少ないストーリーはどんな感じなの?」
「主人公は会社社長の息子で、借金の肩代わりとして送られた社長令嬢を調教するんだ。」
「ある意味、非常に分かり易い話ね。パッケージの『奥深いシナリオなぞ必要なし。開始一分で濡れ場に突入!』も伊達ではないのね。」
「しかも、『Hシーンは完全着衣。全てのCGはHCG、全てのイベントがHイベント』さ。」
「それは本当に底の浅そうなゲームね。」
「ああ、それに関しては脱衣麻雀ゲームなんか比較にならない程、底が浅いね。」
「私気になって仕方ないのだけど、スティーブ、この話ではヒロインは1人でしょ? その娘に合わなかったらどうするの?」
「ケイト、それも心配ご無用さ。まあ、ヒロインがロリで胸が無いのは仕方がないけど、顔の方はシーン毎で辛うじて同一人物と分かる位に変わるのさ。これなら、誰でもどこかのシーンは気に入るはずさ!」
「ま 〜 、そ れ は 安 心 ね。(完全に抑揚の無い声で)」
「さらに、この『奴令嬢』は環境にも優しいのさ。」
「えっ! どこが優しいの?」
「ケイト、ゲーム開発中に起動しているパソコンの消費電力も馬鹿にはならないだろう?」
「そうね、意外とパソコンは電力を喰うわね。」
「それを押さえるために、この『奴令嬢』の開発では、可能な限り着衣を変更するだけでCGを使い回したり、テキストも同じ物を使用したりしているのさ。」
「ふ〜〜ん、へ〜〜、それで、ナース服と巫女姿でテキストが完全に同じなのね。」
「ナース服では足を閉じているし、巫女姿では足を大きく開いていて、本来ならテキストが同じでは変なんだけど、エコロジーでは仕方ないね。他にも、どんなに調教しても体位毎のテキストは一種類だけで変化しない所も、普通の会社では真似できない点だ。」
「ええ、普通の会社では絶対に真似しないわね、流石、『Cadath』ね。」
「それに、もっと素晴らしい事に、このゲームのコンセプト自体が前作『秘裂』のリサイクルなのさ。」
「まあ、今度から、ゲームを買う時は絶対に『Cadath』の作品か確認して買う必要があるわね!」
「そうさ、テレビの前の皆も『Cadath』の作品は要チェックさ!」
ゲームレビュー
すげー久しぶりに最悪級のゲームを買ってしまいました。この私もバカゲーだとは思って買ったんですけど、まさかここまで酷い代物とは。はっきり言って、これなら同人ゲームの方がましです。
まあ、Hシーンに全力を注ぐというのは、ある意味正しい選択です。しかし、そのHシーンが下手、杜撰、手抜きなのは何故なんでしょう? 安易に金儲けしたいからでしょうか?
しかも、ユーザーサポート葉書に、お題「奴隷」でポエムを作って下さいとか、ソフトの満足度の単位がドヴュだったり、これであなたも国際陵辱機関Cadathの一員になりましたとか、神経を逆撫ですることが書いてあります。しかし、このゲームで「奴隷」というお題を出されても、開発スタッフを奴隷にしてアラビヤの塩鉱脈で働かせること位しか頭に浮かびませんけどね。
(タコマロ)
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