はに×ばに






 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

9点

ブランド名 Stellar/トラストソフトウェア シナリオ

3点

ジャンル バニーさん膣中出しHらぶコメディ 萌え萌え

7点

    せつなさ

6点

    素薔薇さ

5点

 





 週刊少年サンデーの連載で『兄ふんじゃった』という漫画がある。理不尽なまでに主人公に対して過保護な兄が出てくるナンセンスギャグなのだが、自分は、なぜかこの漫画が結構好きな部類に入っている。

 そして、その『兄ふんじゃった』を思い出させるストーリーなので、このゲームを購入した。で、それを決心させた粗筋は以下のようなものだ。

 ゲームの主人公は、大学生の春月好晴。彼が思い切って意中の女性に告白してみるも見事に玉砕、傷心で家に買ってみると、そこにはもう主人公の失恋を知っているマッドサイエンティストの兄が待っていた。そして、兄が主人公の心を慰めるために出してきたのが2羽のウサギだった。意外と心が癒されると思いながら、そのウサギ達を檻から出してみると、何とそのウサギ達は人間化、しかもバニーさん衣装の女性になってしまったのだ。それから、主人公と2人(2羽?)とのHありまくりの同居生活が始まるのである。

 因みに出現するバニーさんは以下の二人である。

 シロ:豊満なおっとりお姉さんタイプのバニーさん。家事万能。主人公が告白した女性と瓜二つの体をしている。

 ブチ:小柄で褐色のボディーのツンデレバニーさん。主人公の好きな深夜アニメ「フェアリー・シャルロッテ」のヒロインの瓜二つ。

 それで彼女達が主人公の好きなものに似ているのは、もちろん、この兄の差し金だ。そして、この兄は最初から破天荒に飛ばしてくれる。なにせ、主人公を呼ぶ時は常に「マイスイートブラザー弟よ!」だし。それに主人公がふられたのをいち早く知ったのも、主人公の襟の裏に盗聴器を仕掛けていたからだし、それに怒った主人公に殴られても、そのパンチ力を褒めるほどの馬鹿ぶり。おまけに、ウサギに改造を施して、変身能力を与えてしまう程のマッドサイエンス力まで所有している。まさに、『兄ふんじゃった』の馬鹿兄を思い出させる本当にいいキャラになっている。残念なことは、この兄に声がついていないことと、後の出番が少ないことだ。

 いや、はっきり言うと、話自体もとっても短い。なにせバニーさんは主人公のことが最初から好きだし、あっという間に初Hだ。この辺りはもう少し色々とあっても良かったと思う。ただ、本体価格3000円の低価格路線のゲームなのでそこまで望むのは高望みだと思う。

 エロゲーにとって肝心なHシーンは、ちょっとCGが少ないが悪くない。カットインのCGを上手く流用して場を盛り上げてくれるし、差分も結構ある。ただ、背景が5枚しかない程の貧乏所帯なので、全体として侘しい。なにせ、入浴シーンでも居間のCGをバックに繰り広げられるほどなので、ちょっと茶道の見立ての心が必要になってくる。

 それと、もう少しギャグにも力を入れて欲しかった。主人公の悪友が「夏候 炎」だったり「冬山 登山」だったり、凄いオタクだったりするのに、ちょっとそれが生きてないし、もっと兄の凄さを見てみたかった。

 全体として見ると、値段分の水準には達していると思うが、それは主にエロ方面にだけ特化してクリアしている。話に関しては期待できるレベルではない。雨降って地固まるみたいなすれ違いイベントもないので、バニーさんとラブラヴHを楽しみたいなら買いだと思う。

(タコマロ)

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