まず買った人に一言、「Alt」+「Enter」を忘れるな。今回は流石にオンラインヘルプでは説明されているが(前回はゲーム中で裏ワザとして説明されている)、フルスクリーンにする機能は、流石にコンフィグに入れておいて欲しいぞ。
と、最初から話がそれてしまったが、この作品は、『地っ球の平和をま〜もるためっ!!』の第二作である。全部で四作の予定なので、今回は起承転結の「承」にあたる。そんな訳で、はっきり言うと全体に盛り上がりに欠けた話だった。
一番盛り上がったのが、前回からの続きである『史上最大の作戦! 敵ハ東京湾ニアリ! 後編』と言うのは、どうだろう? もっとも、これは、軍事・SFネタが面白いと思っている自分だけのことかもしれない。
なにせ、トビリシ級空母(ソ連ではトルコのボスポラス海峡を渡る為に対潜巡洋艦とか言っていたが・・・)が出て来た時には、ヤッターと思った位だからな。ちなみに、トビリシ級(ロシアになってからはアドミラル・クズネツォフ級)は、巡洋艦に航空甲板を強引にくっ付けたソ連特有な艦なのだ。さらに、この艦、武装(対艦ミサイル)が満載で飛行甲板の下にまであるという、他に、こんな空母、ガミラスの戦闘空母しか見た事がないという凄い代物なんだよ。
さて、一般人には全然楽しめないオタク薀蓄は置いておいて、軍事・SFネタがない分、今回は日常生活に重点を置いた話になっている。
よって、コミカルな会話や、ヤバイ風刺ネタや、女二人の顔は柔和なれども電撃飛び交う会話を続ける修羅場な場面とかが、ギャグの中心だ。オタネタ全開の前作のギャグに比べて、今回の方が、万人が楽しめるネタになっていると言えるだろう。
内容も、まったりと日曜日にカレーをつくったり、上野にパンダを見に行ったり、学校で肝試しをしたりする他の一般的なゲームでも可能な展開。
そんな中、特に今回活躍するのは、一般人である「相模 茜」ちゃん。この茜ちゃん、主人公が通う大学の後輩にして住んでいるアパートの大家の娘。それで、前作から疑問なんだが、確か主人公が住むアパートって、主人公の母親の再婚先なんだよね。するって言うと、茜ちゃんは、主人公の異父兄妹なのではないか? そんな疑惑が暗雲の様に心の中に広がったのだが、本当に大丈夫なのか? まあ実際は、父親側の連れ子なんだろうが。それはそれとしても、二人の関係は実に微妙なハズなのだが、その辺りの描写が薄かったのは残念な点であった。
それと、今回もっとも残念な点を挙げるとしたら、それはCGの少なさであろう。まあ低価格なので普通の作品より少ないのは分かる。しかし、立ちグラから背景まで色々と描く必要があった第一作とは違って、今回はかなり前作から流用できたはずである。それで回想シーンで表示されるCGが29枚というのは少ない様な。まあ、差分を含まない数だけど、前作やOPで既出のモノも含まれてだから、ゲーム的には少々不満だった。次回は、ぜひもう少し頑張って貰いたい。
特に、次は大反攻作戦が予定されているみたいなので、戦闘の臨場感が出るCGを増やして貰いたいものだ。
(タコマロ)
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