何とか、『地っ球の平和をま〜もるためっ!!』も全巻購入特典の「おまけディスク」が到着した。いや〜、本当に良かった、良かった。何せ、ライターの「伽遠蒔絵」氏も会社(シーズウェア)を退職したと言うし、もうシーズが新作を造らないという噂も聞いたし、はっきり言って、もう届かないかと思った。
まあ、所詮は「おまけ」だから無くても普通かと思って諦めていた。だから、棚から牡丹餅状態で、とってもラッキー気分(本当は届いて当然何だけどね)。
それで、この「おまけ」の募集は既に〆切が過ぎているので、新しく入手できる人は少ないだろうし、既に持っている人はプレイ済みだと思うので、今回の話は完全超ネタバレで書くので注意してもらいたい。
ストーリーは、本編の続き、第17話に当たるものになっている。よって、舞台は「地っ球」でなく「地球」、主人公が住むのも「日っ本」でなく「日本」。主人公が宝石の力で世界を再構築した比較的普通の世界なのである。もう、1巻〜4巻の大騒動はおろか、地っ球防衛軍すら無かった事になっているワールドである。
知らない人に説明すると、このシリーズのエンディングは、『デュアル! ぱられルンルン物語』つーか、新井素子の『絶句』つーか、マイクル・カンデルの『キャプテン・ジャック・ゾディアック』みたいな、最後の最後になって、超越した力を使って都合の良い世界を再構築すると言う、SFでは非常にありがちな終わり方を見せてしまうのである。
それでも、主人公は、朝から女性陣5名と食卓を囲むという、相変わらずの非常識状態は持続されている。それから、さらに怒涛の5連発Hという凄い展開に流れ込む。しかし、いくらH補完計画のおまけと言っても、これは、あまりにも、あんまりだ。
しかも、このHシーン、クリッカブル方式でも無ければ、選択肢も無く、さらにCGは一枚絵だけで差分も無い。おまけに、少々、塗りが荒いモノもある。
まあ、おまけと言えば、それまでだが、もう少し何とかならんものだろうか?
ある分、それでも、それで終われば良かったのだが、最後の最後に急展開を迎える。
何と、宇宙人が再度来襲するのである(厳密に言うと、この世界にとっては初来襲)。
確かに、誰にだってヒーロー願望はある。それは、分かる。しかし、主人公、お前が世界を再構築する時、そんな非常識要素は完全に排除してまっとうな世界を造る。それが、エンディングをもたらす、君の役目だろう。
ある意味では、「地っ球の平和をま〜もるためっ!!2」でもエピソード1でも、ツヴァイでも、大吟醸でも造れそうな美味しい展開なのだが・・・・・これじゃ、「ふりだしに戻る」ってもんだよ。
そんなこんなで「おまけ」の本編には不満があるのだが、何と言っても今回の目玉は、「おまけ」の「おまけ」にある。
やった人間は見つけていると思うが、一度クリアしてから、再度ゲームを開始し、最初の選択肢で「裏技」を選択すると、プログラマーとライターの部屋に飛べるのだ。
ここのプログラマーの、何となくガンパレっぽい学園ゲームシステムの試作品が意外と造りかけながら面白くて悪くは無い(無理な相談だが、ぜひ完成させて欲しい物だ)。だが、それよりも、ライターのTG誌のCDにつける予定だったボイス・トレーラーの没版が、目が飛び出る程凄い。
何たって、キーワードが、「国連」・「イラク制裁」・「北朝鮮」。
はっきり言って、内容がヤバ過ぎ。こりゃ、どう転んでも雑誌のおまけにはならんわ。ダメ出しされるのは当然だろう。
だが、その分、あの毒々しさは、これまで以上。だから、届いているけれどもまだやっていない人は、ぜひプレイして貰いたい。
(タコマロ)
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