淫打SUPER




 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

1点

ブランド名 VEGA シナリオ

1点

ジャンル エッチなタイプ練習ソフト 萌え萌え

1点

    せつなさ

10点

    素薔薇さ

1点

 





 「HYPERSPACE」(以下、「超空間」)のエッチなタイプ練習ソフトである淫打シリーズの最新作が、この「淫打SUPER」である(以前、レビューした『淫打』『淫打999』(『淫打3』)についてはこちらを参照)。最新作と言っても、発売は2003年7月2日。このレビューを書いているのが2005年の末なので、既に1年半近くも淫打シリーズは発売されていないことになる。流石に、作品名に"SUPER"の文字を入れるだけのことはあって、この作品こそがシリーズ最高峰で、以後の作品が発売されていないと思う人が居るかもしれない。しかし、その人は、超空間の真の恐ろしさを理解していない。

 なにせ、このゲームを手にとって、まず気がついたことは、パッケージの表紙の絵が見たことのあるものだった。後で確認してみると、この絵、どう見ても『制服パラダイス』のモノとまったく同じ。まあ、人気が出たゲームにたいして、その登場人物を使った簡単なゲームのおまけソフトが創られることはある。しかし、超空間に限っては、そんな事はない。実際、このゲームでは『制服パラダイス』のCGが使われているだけで、キャラクターの名前も違う。きっと、新しいCGを準備するのが面倒で、そのまま使ったのだろう。

 パッケージが流用だったとしても、肝心なのはゲームの本体。しかし、それもゲームを起動してみたら、案の定、こっちも凄いことになっていた。まるで狂ったエロ系サイトの様なケバケバしいスタート画面。そして、画面の左から右に本当に流れる『淫打SUPER』の文字。・・・・・・スクロールする文字が『淫打3』から『淫打SUPER』に変わっただけで、あとはまったく『淫打3』(『淫打999』)と同じだ。そのあまりの変わらなさを見て、マジに涙が出てきそうになった(笑い過ぎが原因だけど)。

 スタート画面が流用だったとしても、肝心なのはゲームの本体。まあ、初級編(「F」とか「J」の入力の練習をする)が、立ちグラが違うだけで『淫打SUPER』と『淫打3』が同じなのは、基本はしっかり押さえてあるので別に問題ないだろう。問題は、それ以外だ。

 まず、完全におまけ扱いの、「キャピキャピトーク」を見てみることにする。これは『淫打3』にもあったオマケで、3人の女性が少し下世話な話をするコーナーだ。これを見て見たら、何と立ちグラが違うだけで『淫打SUPER』と『淫打3』で話している中身がまったく同じだった。しかも、メッセージスピードが調節出来ずに、さらにそれが遅いので、全部確認するだけで完全にグロッキーになってしまった。

 まあ、おまけコーナーが流用だったとしても、肝心なのはタイピングの中身。その出題用内容が『淫打3』と同じで「日本語・単語」、「日本語・長文」、「英語・単語」、「英語・長文」の4つしかないのは、基本はしっかり押さえてあるので別に問題ないだろう。それに、タイピングにしたがって裸の女性が下手なアニメーションをするのは、見ていてどうしても馬鹿々々しくて笑ってしまうが、もうこのソフトの売りだから諦めるとしよう。

 しかし、相変わらず『淫打3』と同じで、面をクリアしてもマウスで「EXIT」を押さないと脱出できないのは何とかならないものか。これだけシリーズを創っておいて何の問題も感じなかったのだろうか? しかも、それ所か出題内容が『淫打3』と『淫打SUPER』でまったく同じときたものだ。ここまで堂々と手抜きされると、呆れを通り越して清々しさまで感じてしまう。

 はっきり言って、この『淫打SUPER』と『淫打3』で違うのはHシーンだけ。しかも、それも『制服パラダイス』からの流用ときたものだ。

 それでは、何もSUPERになって優れている点がないかと言えば、そうでもない。少なくとも1つは『淫打3』よりも良い所がある。それは、『淫打SUPER』になってHシーンの数が少なくなったことだ。これによって、クリアしなければならない面の数が少なくなり、より時間を無駄に使うことがなくてすみ、より高いQOL、つまり生活の質を保つことができる。これこそが、『淫打SUPER』がスーパーである理由なのは間違いないだろう。

(タコマロ)

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