さあ、皆さんお待ちかねのHYPERSPACEこと超空間の「エッチなタイプ練習ソフト」の淫打シリーズの一本である。
まず思い切ってパッケを開けてみて驚いた。『淫打4』に続いてまた2枚組だったのだ。しかも、その1枚に「INDA THREE」と書かれていることまで同じ。もう何枚目の「淫打3」だか分らない。しかし、「淫打3」のCDって超空間では余りまくっているのだろうか。単価が安くなるからと同時にあまりに発注しすぎて、会社の倉庫に山積みになっているシーンが頭に浮かんでくる。
そんな訳で『淫打2002』は『淫打3』系列と違って『淫打4』系列のシステムが採用されている。それは、パッケージを見るだけでも分る。ちょっと長いけど、それを引用してみよう。
タイピング上達の秘訣は、ずばり!!
Hなシーンを見たいと思うあなたの気持ちです。あなたは、淫打の世界の主人公となって女の子にタイピングで話しかけてください。いつの間にかあなたのタイピングが速くなっていくのが実感できるはずです。
さらに、シナリオの男のセリフを声に出しながらプレイされるとより興奮度が倍増します。
あなたの華麗な指テクで女の子達も悶絶必死、イキまくり
一歩先行くタイピング練習ソフト!!
シナリオの男のセリフを声に出しながらプレイなんて、何の罰ゲームだ。これで上昇する興奮度なんて、製作者に対する殺意に由来するものくらいだろう。一歩先行くって方も、絶対に明々後日の方に一歩行っているのは確かだろう。
実際にプレイしてみると、その明々後日の方向が分る。なにせ、ゲームの内容が3つに分かれていて、「オークション編」、「美貌編」、「デストピア編」となっていて、完全に以前のゲームのシーンをそのまま流用しているのが明らかなのだ。しかも、『オークション』の発売日が2001.4.13で、『デストピア』の発売日が2001.2.9、『美貌』(中身は『美貌2000』)の発売日が2000.6.2、なのに、それを流用した『淫打2002』の発売日が2001.8.24なのだ。
わずか4ヶ月で他のゲームに流用するのも驚きだが、年末なら兎も角2001年夏発売のゲームを『淫打2002』と名づけるのも驚きだ。流石は超空間言う所だろう。
それで、ゲームの中身は、美貌編を見る限り、まったくそのゲームのものと同じだ。オークション編でも途中のHシーンはおろかエンディングまで見えてしまうので、他も同じだと思う。
おかげで、一応はそれ専用のHシーンを用意した『淫打4』以上に入力する文字が凄いことになっている。
なにせ、美貌編、素子ちゃんの最初の章なんて入力するのが
「こうかっ」
「もとこっ」
「もしかしてはじめてなのか」
「もとこっ」
「ふううっ、もとこっ」
「うっ、もう、でるっ」
なのだ。幾らなんでも素子、素子って五月蝿すぎだ。しかも、語尾に「っ」が多すぎ。これを口に出すなんて恥ずかしいにも程がある。
結論を言うと、このゲームは超空間ゲーの主人公の気分を味わいたい人か、もしくは超空間のシナリオライター希望の人だけプレイするといいと思う。
(タコマロ)
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