個室病室






 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

9点

ブランド名 アトリエD シナリオ

8点

ジャンル デレアマ系入院生活AVG 萌え萌え

7点

    せつなさ

5点

    素薔薇さ

8点

 




 「やんや・や・やーやぁや」、このゲームのオープニングソングを一度耳にすると、異様なまでに頭に残る。所謂、電波ソングという代物だ。しかも、曲自体を説明すること自体難しい、強いて言うならラップ、いや女版さだまさしという所か。単に曲をバックにただ話しているだけにしか思えないような、音が外れているような、あっていないような微妙な感じが、気になって仕方がない。一度聴くと、この曲が頭でついつい繰り返されてしまう。電波ソングが好きな方は、ぜひOHPでデモを落としてみることをお勧めする。

 それで、実際のゲームだが、このゲームの主人公(山木純)は北海道生まれの北海道育ち。かつては幼馴染のお姉さんが近所にいたが、彼女が内地に進学してからは女に縁のない生活を送っていた。それで、大学の夏休みを利用して、内地へアルバイトに(&出会いを求めて)出てくることにしたのだ。そして、内地に着いた当日、ひったくりのバイクを右手一本で止めるという英雄的行為を行ったのだが、その代償として腕を痛めてしまう。そして、担ぎ込まれた病院で、何とナースになった幼馴染の「小池のどか姉さん」と運命的再会を果たすのである。

 「のどか姉さん」は自分の夢であるナースになるために内地の看護学校を卒業して新米看護婦になっていたのだ。そして、主人公は「のどか姉さん」のためと、彼女の初の受け持ち患者になることを彼女の先輩ナースに頼まれる。元々のどか姉さんのことを憧れていた主人公は、二つ返事で了承し、短期間の入院生活をおくることになったのだ。

 それで、この「のどか姉さん」なのだが、なにせ「自称、純ちゃんだけの甘やかせお姉さん」というだけあって、恐ろしく甘甘、そして甲斐甲斐しく奉仕してくれる。しかも、超巨乳(反重力機能でもあるのか重力に逆らいまくり)、ロングヘアー(+触覚付き)のピンク髪のナースさんなのだ。しかし、「のどか姉さん」、超天然。知識と現実との間に恐ろしい程のギャップがありまくり。特に、ナースさんなのだから、正常な男性の性衝動くらい理解して欲しいのだが、そんな所まで上手く頭が回らない。いや、1日で溜まらないから。まあ、結果としてはHしてもらうんだけど・・・

 それで、ゲーム自体は、「のどか姉さん」に食事介助してもらったり、入浴介助してもらったり、Hしてもらったりするような入院生活とは思えないファンタジーな展開が主軸にして進んでいく。ただ、このゲームはそれだけではなくて、ツンデレの婆さん(きっとツンが酷くて意中の人を逃してこの年になってしまったのだろう)との事件があったりして、「のどか姉さん」が本当に一皮向けて成長したのが分るのが本当に良かった。短い話ながら、最後に主人公が退院して、のどか姉さんに見送られるシーンでは本当に感動したものだ。

 それと、このゲームは主人公とヒロインが共に北海道生まれだけあって方言が凄い。なにせ、最初から「なまらどってんこいたさ」と来たものだ。それからも、「たくらんけ」、「けっぱる」、「めんこい」と北海道弁全開で話が進んでいく。それでも、北海道弁は語尾があまり変化しないためか、あまり気にならなかった。

 ただ、定価6090円とちょっとロウプライスのゲームだけあって話が短い、舞台もほぼ病院の中だけと限定的、ヒロインはほぼ「のどか姉さん」独占支配。他にもCGがあるのは婆さんと先輩ナースしかいない始末だったりする。そしてCG枚数も43枚だけ。かなり小粒なゲームになっているが、立ちグラを含めてCGの差分が多いし、アップが使われたりしてかなり工夫している。だから値段分の価値はあるとは思う。特に、看護婦、黒ストッキング、ナース服(ピンク)、お姉さん属性があるならかなり買いだろう。

(タコマロ)

BACK