コートの中の天使達2 ソフトボール編


 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

7点

ブランド名 Pinpai シナリオ

3点

ジャンル 育成アドベンチャー 萌え萌え

6点

    せつなさ

8点

    素薔薇さ

4点

 


 このゲーム、『コートの中の天使達2〜ソフトボール編』(以下、コト天2)には、前作があって、それの名前が『コートの中の天使達』。それでプレイする競技は、バレーボール。まあ、18禁版の『プリズムコート』(量産型)だと思ってくれたら良い。そして続編のこのゲームでは、ソフトボールをプレイすることになる。そんな訳で、競技がソフトなのにマウンドやグランウンドの中の天使達ではないのである。

 紹介はそこまでにして、中身に入ろう。ゲームを開始するとOPはアニメ。まあ、これはエロアニメビデオ界のドンのピンパイ様製作だから当然であろう。これをボ〜と見ていたのだが、最後に気になるシーンが。前作はバレー、今回はソフトなのだが、実は前作とはパラレルワールドなので、全員何喰わぬ顔でソフトをしていると思っていた。しかし、私の前作お気に入りの選手、発育不全の謎のツッコミ二人組が、何と観客席にいたのだ。

 あり〜? それじゃ人数足らんじゃん? 前回は交代要員を含めて9人。実は人数ピッタリと思ったのだが、2人足りんよ。もしかして新キャラで埋めるのか? だが、後でこの疑問は恐ろしい方法で解決されるのだ。

 それは置いておいて、主人公が学校の臨時講師に就任することから始まる。これまで運動には完全に無縁の生活を送っていたが、女子ソフトボール部の顧問になることになる。

 ここまでは常識的展開だ。しかし、段々とバカゲー的なキナ臭い気配がしてくる。まずは校長から陰謀に巻き込まれ都大会に優勝する必要があるとか変な電話が来る。それと、前の顧問が部員達に性奴隷調教まがいの事をしていたことが発覚等、等。まさに、常識外れどころか、エロゲーとしても論外な話だ。

 そんなこんなで、ソフト部員は2名を除いて全員退部。そこでスポ根の代名詞「まずは部員集め」をしながら練習を進めていくことになる。しかし、少々この部分が退屈。いや、その真の性格を知らない相手を勧誘するなら、その個性的な面々に驚くことも出来るのだが、なにせ既に性格に関しては前作で慣れているので新鮮味がない。

 まあ多少新鮮味があったのは、眼鏡のドジで鈍間なカメぐらいだ。この新キャラは、確かに前作にはないニッチだが、ステロだし、そう驚きはない。

 しかし部員集めに奔走しても、関東大会予選当日になってもメンバーが2人足りない状態。本当にどうなるのかと、ゲームの中の事ながらマジに心配になってくる。こうなると相手を選んでいる余裕はない、まずは観客の生徒を一人、「○○先生との仲を取り持ってやる」と教師にあるまじき空手形を乱発してまでゲット。これが前作で一番人気が無かったキャラ。出てくる直前まで、今回は出演しないかと思った。

 なにせ、声優が高田由美先生。そしてキャラが由美先生の黄金パターン、「好きな男にはとことん媚びるけど他は・・・・・」という役だから、マジに抹殺されたかと思った。

 さて、ここまで来ると後一人。ソフトはルールで9人が必須なので8人でプレイする訳にはいかない。欠員2名なら前作の謎の二人組が登場するかと思ったが、こうなると登場するのは独りだろう。しかし、他に選手なるような人なんか出ていないし、いや、確かに他に女性がいないこともないが・・・いくら冗談でもそれはない。だって、その人、女教師だよ。まさか先生が選手になるなんて、なるなんて、なるなんて、あれ、グランドに出て来たユニホームを着た青い髪の女性は誰ですか? 何となく先生に似ている様な。分かった、何だ先生、妹の生徒がいたんだ。それなら、早く紹介して私を安心させてくれれば、えっ、先生本人?

 マジ、マジに先生か。そんな三十路寸前の人が女学生(ソフ倫的に、本来なら女子高生)に混じって何してるんだ。大人の女としても、教師としても恥ずかしくないのか。しかも、これで審判もゲーム開始を宣言してるし。本当にこれでいいのか?

 ……釈然としないが、結果として試合には勝利した。まあ、こんな事は今回だけの裏ワザと思っていたのが、何と校長先生自ら、教師の選手登録にゴーサイン。他の部員達も先生の参加に大喜び。本当にこれで良いのかと思いながらも、都大会の決勝戦で前の顧問のチームを破りゲームは終わる。しかし、全員、全国大会へ行く気満々なんだが、みんな本当にそれでいいのか? 俺は監督ながら疑問でいっぱいだよ。
(タコマロ)