格闘家の主人公が頼まれたのは向日葵学園のガードのコーチ。どうも、この学園は設立以来の危機にあるらしい。そもそもの原因は科学部の顧問の発明品。この顧問の昨年の特許料が学園にもたらした収入が何と23億円。そりゃ、産業スパイ(学校スパイか?)が出ても不思議はない。特にライバル校の太田黒塾の忍者軍団が問題らしい。よって、主人公はコーチ役として、太田黒の忍者と戦っていくことになる。
まあ導入はこんな感じなのだが、問題は主人公がコーチする科学部のガード達である。これが全員この学校の生徒で、顧問の真理子先生に改造された改造人間なのだ。真理子ちゃん、自分の生徒を改造するなよ…。まあ、この改造人間の面々が攻略の対象になるので、1人ずつ詳しく見ていきたいと思う。
優香梨:サイボーグ。左腕がアタッチメントになっておりドリル・パラボラ等を装備可能。交通事故でサイボーグとして生き返る。
たまき:ネコ人間、耳と尻尾が標準装備、オプションに猫グローブ。恩のある猫の命を救うため融合する…。
ライザ:アンドロイド。ファンネルの太郎・次郎を所有。
忍:両性有具の空手家。男のパワーを手に入れるために自ら改造を志願……。
なんかヤバイ話がある気もするが先に進もう。ゲーム自体はこの4人の行動を指示することで進行して行く。毎日だれと巡視するかを決定し、相手の忍者と戦闘する。そして戦闘を重ねることで信頼度を上昇させてイベントを発生させる。すると自然に愛情度を上がり、エンディングを迎えることが出来る。難易度も低く、自分の好みのキャラと月・水・金に巡回に出ていれば、自然と攻略できる程度である。
しかし、戦闘シーンだけはシビアで負けたら即バットエンディングである。特に固有名詞のついた敵は非常に強いので事前にセーブした方がよい。でもこの戦闘シーンがこのゲームのもっともバカゲーで楽しめる所なのである。其々のキャラには特有の技があり、それがレベルアップするにつれ増えていく。この技の名前と戦闘シーンでのアニメーションが結構笑える。例えば、優香梨の「加速装置」、これを使うと画面の端から端まで残像を残すようにフェイスウィンドウがアニメーションして能力が強化されるのだ。私が最初に見た技がこれなのだが、思わず爆笑してしまった。また、技を選択する場面でマウスを技の上に持っていくと、技の名前を叫ぶのも戦隊物らしくて丸である。
いくら楽しくても戦闘シーンの難易度は高い。ボス、特にラスボスには何回クリティカルを与えたかが重要という運まかせな展開になっている。技を出すとHPを消費するのも悪い点である。一度負けが始めると、逆転の芽が薄くなる。せめて、HP以外にMPとかTPとか作って欲しかった。
さて今度はCGを見よう。原画は「こうのゆきお」氏、よく知らないがエロ漫画家らしい。一部、非常にCARNERIAN氏に近い絵柄もあるが、これも彼の絵柄なのだろうか? まあ、質は基本的な絵柄で特に問題はない。塗りの方は少し背景が単調だが、人物はそう悪くない。総合的に及第点である。1つ気になるのは、立ちグラでは全員スレンダーに見えるのに、脱ぐと結構胸があることだ。皆、着痩せなのか…、それともあの制服のせい? うーん、謎だ。
下らない話は置いていて、次はシステム面を見よう。ウィンドウとフルスクリーン切り替え可能、既読メッセージのスキップ、読み返し機能あり。無論、CG・Hシーン鑑賞あり。SAVEスロットも多いし、どの場面かも簡単に分かる。他のゲームでもこうあって欲しいものだ。だだ、贅沢な不満点としては、キーボードで各機能は使えても、マウスだと画面端のオプションボタンを押す必要があるのが面倒。私としては、右クリックで各機能の設定に入りたかった。それと、シーン鑑賞に、H以外のイベントの鑑賞が欲しい。まあ、イベントの直前でセーブすれば済む問題だが。
最後にシナリオ。4人其々のシナリオがあるが、特にライザと忍の物が良かった。内容はやって確かめて欲しい。4人クリアには繰り返しプレイが必要で少し飽きが来るが、サクサク終わるので問題はない。バカゲー好きなら金と時間に余裕があったら、やっても良いかも知れない。
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