仕様 評価
対応機種 WIN システム

7点

ブランド名 シーズウェア シナリオ

9点

ジャンル AVG 萌え萌え

8点

    せつなさ

9点

    素薔薇さ

9点

 


 このままでは内容の全てがクソゲーぶった切りになってしまうと、プレアデス星団の高次存在から指令がピッピッと飛んできました。でも、このゲーム『Parallel Harmony』なら、私、タコマロも、自信を持って紹介できるというものです。安心下さい、マ○ヤー様。

 さて、そんなヨタ話は置いておいて、本題に入りましょう。このゲームのストーリーを書くと以下のようなものです。ある学園に通う主人公がふとした拍子に開けてしまった不思議な扉は、明治時代に似た別の世界(女学園)への入口だった。ついでに、思いを寄せる後輩への告白も邪魔されて、さらに向こうの住人も、ちょっとおかしな連中ばかり、そして毎度毎度、引き起こされるドタバタ大事件。

 お察しの様に、基本的には、ギャグAVGです。時代考証を完璧に無視したパロディや、つっこみが、これでもかという勢いで詰め込まれています。テンポも非常に良い展開で、非常に笑えます。小ウィンドウも、『行殺☆新選組』には及びませんが、そんな雰囲気を盛り立ててくれます。

 問題点としては、ある程度の好感度を稼いでおかないと、そのキャラの個別のストーリーに入れずに、全10章の話を全部楽しめない点ですかね。なんでこんな仕様になっているのか、疑問です。知らないでやると、一人ぐらいの話はすっとばしてしまうでしょう。私も、最初は二人ほど飛ばしてしまいました。

 次にキャラクターですが、声優さんの高いレベルも加わって、かなりいい味だしています。攻略可能なメンバーでも、向こう側の世界で、行動的な猫娘、ほんわかキツネ憑き、関西弁言霊使い、強いぞ退魔師、言動が暗い生霊。こちら側の世界で、萌えの勘違い後輩、年齢不詳の可愛い先生と揃っています。さらに、男性陣が最高です。つーか、ここまで男性陣が、演技・キャラともに素晴らしいゲームは、最近やったことがありません。

 まあ、若干詰め込みすぎで、退魔師の音夢先輩が強いことぐらいしかないとか、生霊はやはり影が薄いとか、問題点もありますが、十分に合格レベルでしょう。ストーリーが、恋愛物ではないので、個々の人物の深みがあまりないということもありますが、これはギャグAVGの方を重視したということだと思います。それで、最後に、どのキャラを選ぶかという選択肢があるのはどうかと思いますが、日々これ平安これもまた良しエンディング以外に、個々のキャラのエンディングも欲しくもあり、難しいところでしょう。私的には、キャラで選べるので、全然オッケーですけどね。

 CGも問題なく合格ラインを凌駕しています。キャラの目が大きい、おでこが目立つという点は、好みの問題だと思うけど、私は、あえて断言する、好きであると

 一部、猫娘の姿などが、少々不安定なのが、気になるところです。特に、Hシーンのあの目は、本当に喰われてしまいそうで怖いです。まあ、人外ですから、本当の姿が大きな赤猫というのも考えられますから、あれはあれで正しいのかもしれませんが。

 Hシーンは、クリック方式。個人的には好きなんですが、全員クリアには最低でも2回のプレイが必要となるゲームにしては、少したるい面はあります。3回もやった私には、最後にはHシーンの丸ごとスキップ機能が欲くなりました。

 さて、最後にシステム面を見てみましょう。まず、フルスクリーンオンリーです。私には気になりませんでしたが、ウィンドウモードが好きな人もいると思いますので、一応は減点対象です。他の、スキップ機能、回想・CGモード、メッセージ履歴の確認は完備です。他に気になる点としては、セーブ・ロードの呼び出しが遅い。他は素早い対応を見せるので、これが非常に気になりました。やっぱり、セーブポイントが100個もあるのがいけないのでしょうか? 

 まあ、欠点はどれも些細なことですから、そんなことは気にせずに、ぜひこのゲームをプレイしてください。あのシーズウェアの作品ですが、バグは見当たりませんでしたから。きっと、笑えます、保証します。
(タコマロ)