ろしあんマージャン

ハラショー!


 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

4点

ブランド名 コ−ピ−ぶれいく/APPLE PIE シナリオ

1点

ジャンル ろしあんマージャン 萌え萌え

2点

    せつなさ

3点

    素薔薇さ

2点

 





 この前の連休、久方振りにゆっくりと中古屋さん巡りをしてきた。無論、店に入って最初に訪れるのは新作・話題作のコーナーでなく、色々なゲームが雑多に集められたオモチャ箱コーナーである。

 そして、今回のオモチャ箱コーナーでの収穫物が、この『ろしあんマージャン ハラショー!』だ。ゲームのパッケージ自体は古臭いが、それを除くとそう変な所はない。CDサイズのケースに、『ああっ女神さまっ』で有名な藤島圭介氏の絵を少し下手にした感じの原画、それに歴史を感じさせるサイズの小さそうなCGがあるだけのもの。普通なら、いかに安くても手を出すような代物ではない。

 ただ1点気を引いたのは、「ろしあんマージャン」という聞きなれない言葉だ。帯にも「ハラハラ、ドキドキ、ワクワク気分を満載。ろしあんルーレットみたいな麻雀ゲーム」という解説があるだけ。ろしあんマージョンの正体が気になって仕方がないのだが、まったくもって、その実態については分らない。それが気になって、購入してしまった。まあ、外れたって、安いロシアンルーレットってもんだ。

 それで、実際にゲームを開始してみると、タイトル画面でロシア民謡の「コロブチカ」(分りやすく言うとテトリスのタイトル画面のBGM)が流れて、ロシアムードが盛り上がってくる。

 さらに、スタートを選ぶと、ゲームの主人公「ひろゆき」が扉を開けるところから始まる。当然、部屋の中には、対戦相手が待っている。因みに、この最初の相手だが女子高生だ。(この女子高生という単語が使われていることに、このゲームの歴史が感じられる。現在では、ソフ倫のソフトでは女子高生は禁止ワードに指定されているからね。)

 だが、この相手の女子高生に「でも、なめてかかると一生女のままよ。」と、また訳の分らないこと言われてしまった。どうして彼女と麻雀をしなければならないかも含めて、完全に話が繋がっていない。いきなりの謎展開である。

 そこでタイトル画面に戻って、しばらく待ってみてみた。そうすると、案の定、オープニングが始まった。それを見る限り、いきなり老婆に主人公が麻雀で負けたところから始まる(しかもいきなりの天和)。すると、どんな方法によってか、なぜか主人公が女になってしまうのだ。しかも、老婆は主人公に元に戻りたかったら館に来て試練を受けろと言い残して姿を消してしまう。

 まあ、これを見れば、少なくとも彼女が試練なのは分る。だが、

 なぜ麻雀をしなければならないのか?
 なぜ、負けたら相手が脱ぐのか?
 なぜ、相手とHしているのか?
 なぜ、いつの間にかに4人をイカせたらクリアって話になっているのか?

 まったく説明がないので、訳の分らんことばかりだ。パッケの「オール2画面スクロールCGとストーリーモードで絢爛豪華な麻雀ゲーム」のストーリーモードはどこに行ってしまったのだろうか。まあ、絢爛豪華って言葉には、「きれい」という意味はあっても「ぜいたく」という要素はないので、あながち間違いではないのだが、もう少しきしっと造って欲しいものだ。

 兎も角、サクサクと通常の二人うち麻雀を続けていたら4人クリアすることができた。それから、最終的に、館の娘と勝負することになる。4人でクリアという話はどこに消えてしまったのかと思うが、これで最後かと思うと、そんな事はどうでもいい話だ。

 そして、クリアすると館の娘にみそめられてエンディングを迎える。因みに、主人公に選択の権利はない。さらに、相手が「男性にもどられるのはいや!」というので両性具有にされてしまう始末だ。完全にプレイヤーを置いてけぼりって感じだ。

 それよりも問題は、「ろしあん麻雀」だ。最後まで、普通の二人うち麻雀のままで全然ろしあんな所ははなかった。てっきり、相手にあがられたらロシアンルーレットでもさせられるのかと思っていたのだが、完全に期待外れだった。

 このゲームの麻雀の作り方は、古くからある、○順目に聴牌(テンパイ)、それからさらに×順目に自牌(ツモ)し、その間は適当な牌を捨てるだけのプログラムみたいらしい。だから、ある意味、ロシアンルーレットと言えばロシアンルーレットみたいなのだろう。しかし、結論から言うと、ろしあん麻雀を期待して買った自分には、一発目でズギューンな作品だった。



 ロシアンちょっとためになる話

 ゲームの話題が少ないので、ロシアンという文字がつく言葉について調べてみたので、ついでだから書いておこうと思う。

 ロシアンルーレット  
 言わずと知れた危険な賭け事。リボルバーに弾を1発だけ装填して、弾倉を回転させた後、自分の頭を撃つというゲームのこと。
 ただ、これだけよく使われる言葉なのに語源は不明らしい。ロシアで自暴自棄になった兵士がやったとか、ロシアで囚人に強制させたとか、ロシア貴族の退廃的な遊びだったとか説は色々あるのだが、本当にロシアが由来なのかどうかも分らないらしい。意外だ。

 ロシアンブルー
 ネコの品種。名前の通り青っぽい毛色をした短毛種のネコ。しかし、ロシアンとつくが、この品種が確立されたのがイギリスなことから、イギリスが原産地とされる。
 ロシアのアークエンジェル島で自然発生した個体が祖先だとか、ロシアから船で祖先がイギリスに来たとかとか、色々話はあるが、所詮は伝説レベルに近いことらしい。
 この品種が確立される前に、青いネコはいくつかの系統が存在していたみたいなので、この品種を造ったグループ(個人)が、その高貴さをロマノフ王朝にでも例えて名前に箔をつけたのではないだろうか?


 ロシアンティー
 中にジャムを入れる紅茶の飲み方。しかし、肝心なロシア人はこの方法で紅茶を飲まないらしい。
 なんでも、ロシアでは、ポットにヒタヒタになるまで茶葉を入れて煮出して紅茶をつくっていたそうだ。当然、紅茶の渋みは出まくりだろうから、凄い苦い。それで、口に砂糖やジャムを含んで飲んだり、ビスケットにジャム等の甘いものをのせて一緒に食べていたりしていたらしい。それが、この飲み方の由来だそうだ。
 まあ、代表的なロシアンな言葉を3つ集めてみたのだが、どれもロシアに関係していそうで、実はあんまり関係してないのが、意外であった。これがロシア風ってことなのだろうか?

(タコマロ)

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