Sweet Room

〜ふたりだけの秘密の空間〜


 

仕様 評価
対応機種 WIN システム

7点

ブランド名 UNDEAD シナリオ

5点

ジャンル 妹同居型ラブラブ恋愛AVG 萌え萌え

8点

    せつなさ

7点

    素薔薇さ

6点

 





 エロゲショップを歩いていると、「JOYRIDE」さんの妙に懐かしい絵柄に出会った。それが、この『SweetRoom 〜ふたりだけの秘密の空間〜』である。「JOYRIDE」さんで分らない人もいると思うので、分り易く言うと「Libido」の絵の人だ。「Libido」亡き後、どうしているのかと思ったが、新組織「UNDEAD」で見事に復活を果たしていたようだ(因みに、どうやら今でも仙台住まいのようだ)。

 ゲームの内容としては、パッケージには「ツンデレ?な妹とのふたりっきりの甘い数日間・・・」と書かれており、価格の方も安いので購入してきた。

 それで、さっそくゲームを開始すると、都会に出てきて6年間も帰郷してない主人公の元に妹が訪ねて来る所から話は始まる。しかし、半ばヒッキー状態を決め込んでいる主人公は親からの手紙も開封していないので、妹の奇襲を許してしまう。

 しかし、それにしても6年ぶりに見る妹に対して、「こんな清楚で可憐そうな女の子は知り合いにいない」と思う主人公はかなり馬鹿だろう。しかも、妹のことが分らない兄に対して「わたし、宇宙人なんだっ!」と切り返す妹も妹だ。さらに、ちょっと個人情報を言われて、その嘘を信じ込んでしまう主人公

 まあ、このくだりはある程度は主人公の紹介も兼ねているとしても、あまりにも馬鹿だろう。まさに、この兄にして、この妹ありという感じで、アホアホ兄妹ぶりをよく表している。

 その後、親からの電話もあり、主人公の部屋を訪れた女性が実の妹であると納得し、話は脱線状態から復帰はする。それで、妹は、建前として、都会の学校を受験するために主人公の所にやっかいになりに来たのだ(真の目的は兄を追いかけてきた)。

 受験シーズンだったら、当然、学生の主人公も講義なんてないので仕送りに頼ってプチヒッキーを決め込むのもありだろう。主人公の自己紹介では、ヒッキー&ニートみたいに自分を卑下しているが、金が無くなればあっさりバイトに出て、先輩に可愛がられてお土産貰ってくる位なので、自分で言うほどダメ人間ではないと思う。主人公に問題があるとしたら、妹に対して甘かったことだろう。ただ、それだけなら普通は問題ないが、妹がマジに主人公のことが好きで、それに加えて、妹があまりに凄すぎたことが裏目に出てしまった。

 実際に、この妹は凄い。なにせ、製作者からして、この妹に対して、正確にはツンデレでなく、マヤデレだと言っている位なのだ。それで、マヤデレって何のことかと言うと、北島マヤ(「恐ろしい子」BYガラスの仮面)ってことらしい。普段の言動からしてもアレで、「興奮して我を忘れそうになった時は泣いて気分転換するとイイってエシディシも言っていたわ」とか、一体お前の本当の年齢は何歳かと疑問に思うほどだ。

 主人公に悪戯をしかける時(例えば、色々と理由をつけて主人公に独りHさせたりとか)は少々酷い気もするが、後でデレな内面シーンとかあったりするので、ゲームのプレイヤーにはそんな酷い感じはしなくなっている。それに、やはりツンデレなので逆襲されると、とたんにデレデレ(ウダウダ)に突入してくれる。

 こんな恐ろしい子が、硬軟おりまぜて誘惑してくるので、ちょっとアレな主人公が落ちるのも当然というところだ。

 それで、初Hが終わった後は、もうひたすらに二人でスイートルームしているだけの展開に突入する。おかげで、ゲームのスケールが小さい。なにせ、登場人物は、この二人のみ。さらに、ゲームの舞台も主人公のアパートだけ。

 だから、このゲームの背景なんて、1Kのアパートで主人公の部屋から、まず窓の方を見た図(パソコンと机)が1枚。さらに90度、押入れのある方の壁に向きを変えて見た図(つまりベッド)が1枚、そこから再び90度向きを変えて部屋の扉を開けた図(つまり玄関、台所)が1枚。それと例外として、部屋から歩いて風呂とトイレを見た図が1枚あるだけ。つまり合計で背景は4枚、しかもその内3枚までが動かずに見ることができる

 値段以上にコンパクトな感じはするが、それでもOPソングは「桃井はるこ」さん、EDソングが「電気式華憐音楽集団」さんと、金を使うところは使っているし、エロCGも多い。そして、たったひとりだけの声優、「芹園みや」さんのツンデレの演技もけっこう良いので、この手のゲームが好きなら悪くない選択肢だと思う。

(タコマロ)

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