このゲーム、通常に販売されたゲームではない。テリオス(Terios)のファンクラブの特典ゲームなのである。無論、普通の御店では入手できない代物である(2003年6月現在では)。
無論、これについて書くという事は、自分もテリオスのファンクラブに入っている。当然、このゲームだけが目的で入会した。私の記憶が確かならば、入会したのは昨年の夏のことだった。それなのに、特典のゲームが届いたのは、次の年の5月末。まあ、この間に、本当に、本当に色々あったのだが、それは置いておこう。実際に現物が来たんだからな。
このゲームに出てくる鷺ノ宮椎子さんは、『いきなりはっぴいベル』の登場人物である。『いきなり〜』の話は、主人公の元に親の残した遺産として突然5人の許婚が現れ、その内の一人と週末には結婚するという、それは、それは、ぶっ飛んだ内容であった。そのゲームの登場人物ファン投票で見事に1位を取ったのが、この鷺ノ宮椎子さんである。
ちなみに、彼女は主人公の許婚ではない。主人公の元に現れるメイドさんなのである。まあ冷静に考えると、エンディングがあるとしても、メインヒロインでない人の人気がNO.1って、あのゲームは一体何だったのか・・・。そんな考えが少し頭をよぎらんでもない。まあ、それも置いておいて話を進めよう、実際に椎子さんが主人公なんだからな。
ゲーム自体は、テリオスファンクラブの特等の賞品として、1週間限定のメイドとして鷺ノ宮椎子さんが派遣されるというものである。まあゲーム本編に比べれば甘い内容だが、それでも十分にぶっ飛んでいる。
しかし、それを強引に押し通せてしまうのは、椎子さんの魅力だ(実際はライターが上手いのだが)。実際に現実でも、彼女みたいに無茶を押し通させてしまう人がいる。だが、得てして、無茶を通す人は、それ以外の能力が欠けていて、歩く厄災だったりすることが多いのだが、彼女には、そんな事は無い。彼女は、根本的な所で何か間違っている気もするのだが、家事から何から完璧で、厳しい所は厳しく、そして甘えさせる所は甘えさせてくれるという、理想的な人なのである。(そして巨乳だ!)
実際にプレイしてみると、流石にオマケソフトなので内容的には薄い。特に、CG枚数の少なさは絶望的である。しかし、CGの流用は多いけれどHシーン等でも工夫がしてあって変化は色々ある。展開によって、ネコ耳、眼鏡、首輪という差分もあったり、ラブラブ路線以外に、陵辱路線まで上手に収めてあったり、少ない労働力で最大限の効果をあげている。さらに驚いたのは、このゲーム、ちゃんと女性はフルボイスなんだ。まあ、出てくるのは、鷺ノ宮椎子さんだけだから声優は一人だけだけど。それに、システム的にも、何の問題も無いので、流石はテリオスと感心する。
これで、広報というか、商売のやり方を、もう少し考えれば、この会社も、もっとブレイクするだろうに・・・・。
あと、このゲームの素薔薇さが低いのは、ヒロインが一人しか居ないし、前のゲームのおまけ的作品と言うことで大きく減点している為である。でも、ダメなゲームをする事に比べたら、ずっと楽しめた事は確かだ。
(タコマロ)
|