10月9日。
やっぱり日記ってのはその日のうちに書かないとイカンね。
日にちがたつと忘れてしまう。
ということで、あまり覚えてはいないのだが最近の日記だ。
先日、デルシアからの金塊を積み座礁したGood blow号の引き上げ作戦がオーク達によって
行われた。
しかし座礁した場所は王国の領海に近く、王国の艦隊との衝突も考えられるため、例によっ
て義勇軍を編成し、友軍も交えての作戦行動となった。
金塊と聞いて黙ってられるわけがねぇ。
「王国の艦隊なんざ蹴散らして金塊は全て俺達がいただくぜ!」
と、意気込んではみたものの強盗団は深刻な人手不足。
当日来られそうなのはたった二人という有様・・・。
オークの話じゃ小型船の定員は四名まで、大型船の定員は六名までということだったが、こ
れじゃ小型船の定員も満たせねぇ・・・。
と、ガックリ肩を落とす俺の視界の先に・・・・・・kani。
蟹=甲殻類の節足動物。かたいからに包まれ、一対のはさみと四対の足をもつ。水中、水辺
にすむ。食用になるものもある。
水中、水辺にすむ・・・・・・海戦にピッタリじゃねぇか!!
かなり古い角○の国語辞典を引きながら・・・というのは嘘で、すぐさまkaniに頼み込み、
俺達の船で戦ってもらうことになった。
そして作戦当日。
ウチからは俺、タル、新入りの魔術師ヒカル、そして助っ人のkani。
海戦の要となる魔術師はヒカルのみなので、仲間の回復とブレードスピリッツのディスペル
を優先させるよう指示を出し、オーク軍の集合場所へと飛んだ。
既に幾人か義勇軍と思われるオークが来ていたが、まだそれほど集まってはいないようだ。
即席のベンチに腰掛けしばし待つことにする。
・・・ほけーーー・・・。
ちらほらと人がやってくる。
おっ、魔女の姿も見えるな、しかし今回もゲート役か?。
・・・ほけーーー・・・。
あんまし人が来ねぇなぁ。
む?、移動か?、村に行くのか。
ゲートをくぐり村につくと、揃いの制服に身を包んだBDの連中が次々とやってきた。
BDのみで王国と渡り合えそうな感じすらする(まぁ、この思いは当たるのだが)。
全員が集まったようで、男爵が今回の作戦について説明を始める。
全員って・・・・・・少ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
いったいどれぐらいの人数だったのか、少なすぎて数える気にもならなかった。
こいつぁヤバイ・・・。
だが後には引けねぇ・・・。
俺達はw@wと刻まれた船の鍵を受け取り、一旦アジトに引き返してから船へと飛んだ。
船は既に綺麗に並べられており、俺達の船は前列の左端にあった。
「ここなら側面から回り込むことができるな・・・」
などど考えながら戦う位置などの点検をしていると、隣の船にBDが現れ、甲板に金を敷き詰
めはじめた。
俺には何の意味があるのかよくわからねぇ行為だったが、これには重要な意味があったこと
を後から知ることになる。
出陣の号令とともに真っ先に飛び出した俺達の船だったが、後続が来ないようなのでしばし
待機。
突出して集中くらうのは勘弁だ。
足並みを揃えて前進していくと、シーサーペントやらクラーケンやらがゾロゾロと出てきや
がる。
うざってえ障害だが、モンスごときは俺達ロングライフル部隊の敵ではない。
蜂の巣にして地図を二枚GETし先に進む。
意気揚揚と進むw@w号だったが、俺達の武運も(いきなり)ここまでだった。
出会った王国艦隊のBS波状攻撃にヒカル一人では対処しきれず、バタバタと倒れていく。
「こりゃダメだ・・・」
と、逃げようとするもあえなく死亡。
「全滅か・・・・・・」
と、船を移動させようとしていると王国の船から誰かが乗り込んできやがった。
そして仲間の出したBSに囲まれ死亡・・・。
俺達は敵の幽霊を乗せたまま友軍を探して移動を始めた。
が、誰もいねぇ・・・・・・。
周りは見渡す限りの海。
陸地がどっちにあるのかすらわからねぇ。
漸く島らしきものを発見して近づくとジェロームだった。
復活をすませて船に戻るとヒカルの落胆した声が聞こえた。
「消えた・・・」
俺の骨も回収途中で消えた。
一旦アジトに戻り、装備を整えてから再出撃。
渡された鍵にリコールするがブロックされる。
嫌な予感がしたが再度飛ぶと、目の前に王国の奴らがいやがった。
既に全滅して王国に乗っ取られた船に飛んじまったようだ。
「奪い返さねば!」
と、戦闘態勢に入ったが、相手も弱っていたようですぐに友軍の船へと飛び移っていった。
先に戻っていたkaniとはぐれ遅れたタルを残し、ヒカルと二人で船を進めているとオークの
一人が船にリコールしてきた。
途中、幽霊でさまよっていたオークのバッキジョーを蘇生し、四人で座礁した船のあたりに
行くことになったが、視界に入るのは王国の船のみ。
この人数じゃあ勝ち目はない。
逃げ回りながら友軍を探すが見当たらず、座礁した船の位置もわからない。
「鍵をくれー」
と、乗り込んできたオークに言われ、鍵を渡して座礁した船の位置まで操船してもらうと、
BDの船と族長達の船が見えた。
金塊の回収作業をしているようで俺達も参加したかったのだが、なぜか船はその場所から離
れていく・・・。
そして出くわした王国船に突撃・・・。
「まてまてまてーーー!!!、俺は敵なんざどうでもいいっ!、金塊が欲しいんだぁ!!」
という俺の心の叫びなど聞こえるはずもなく、またもや全滅。
ヒカルと二人でマターリしていると、王国のウルベルトが船に乗り込んできて戦線から離脱
しはじめた。
戦場となっている海域からかなり離れたあたりでウルベルトに蘇生してもらい、酒を飲みな
がら「キリがねぇなぁ」などと話し合っていると、ウルベルトがBDの船にはFFもBSも出せない
と言い出した。
最初はどういうことなのかサッパリわからなかったが、6gpの山を甲板に敷き詰めていたBD
の船を思い出しハッとなった。
なるほど・・・そんな手があったのかい・・・。
戦いは互いに復帰を繰り返し泥沼の様相となってきたので中断し、ニュジェルンパレスにて
停戦協定を結ぶことで終結した。
オーク連合軍はほぼBDの活躍のみで戦線を支える結果となり、「BD強し」というイメージを
強く抱いた戦いであったのだが、その翌日、BDは俺達をも巻き込む事になるある行動に出た。
王国のルルピカとサネリアの誘拐。
サネリアは俺の姪っ子である。