2002年2月4日。
2日の土曜日に久々にグランクール王国の呼び掛けがあった。
なんでも亡国の姫にかけられた呪いを解く為に古代竜を退治しなきゃならんとかいう話で、
それだけなら俺達の知ったことじゃあないんだが、姫が秘宝の鍵を握っているという情報を
聞きつけちゃあ加わらないわけにはいかねぇってことでな・・・。
23:30に集合場所のヴェスパーに向かうと王国のメリルや、因縁浅からぬExistの面々が
既にいやがった。
俺とTaluはとりあえず隅っこのほうで目立たないように待つことにする。
Taluと一緒に動くのも久しぶりだ。
ややあって遅れてやってきた王国隊長レアルから改めて挨拶があり、ダスタード入り口
へと青白いゲートが開く。
入り口正面に出て待機しているとキャラバン隊Exist隊長ジエイが話しかけてきた。
「強盗が人助けか?」
と、皮肉られるも俺達の目的は無論秘宝とやらだ。
「そう見えるか?」
と、軽く流しておく。
そう、目的はあくまで姫が鍵を握っているという秘宝だったのだ・・・。
そこに辿りつく為には姫に死の呪いをかけた古代竜を倒さなきゃならない。
俺達の戦う理由はそこにあったのだが・・・。
突入の合図と共にダスタード3Fまで一気に走る。
Taluや魔女のMeruを待って一緒に行こうかとも思ったが、こういう戦いは遅れると流れ
を見失う。
3Fに飛び込むと既にジエイの姿があり、東には古代竜の姿も確認できた。
さすがに正面から当たったんじゃ命がいくつあっても足りねぇ。
距離を置きながら以前誘拐したExiのサンディ手製のショットガンをぶち込んでいく。
と、逃げ回りながら東に進んでいくとジエイの死体があった。
まぁ一緒に戦うからにはこの場は仲間だ、と蘇生を試みるが火エレ3体を相手にしての
蘇生は難しく、ドレイクが接近してきたところで断念し離脱する・・・。
後続も姿を見せ、
「こりゃ楽勝だな」
と、思った瞬間だった。
落馬した。
野生化したのか何者かに叩き落されたのか定かではないが、竜族を目前にしての落馬は
かなりの痛手となった・・・。
ふと、そこにいる連中をよく見るとBDのタグをつけた奴らがいる。
そしてUGSUUH村のオーク達の姿も・・・。
どうやら討伐部隊に対して攻撃を仕掛けているようだった。
見知った顔もあったので攻撃をするかどうか迷っていると見事に殺される。
すぐに蘇生魔法をかけてもらい回収に向かうも秘薬やPOTはルートされちまってた。
おまけに普段着の入った袋もな・・・。
とりあえず武具や包帯は残っていたので急いで回収し戦線復帰すると、
「ザック!勝負だ!」
と、赤目のオークが勝負を挑んできた。
こちとら気が立ってる。
槍をひっつかんで一騎打ちに応じたが、相手はどうやら盾持ちらしく俺の槍があんまり
効いてねぇ。
しばし膠着状態だったが、何故か離れていった赤目オークに槍を突き立てると呆気なく
死んだ。
傍にいたドレイクにでも攻撃されていたのだろう。
これもMPKってやつか?
どうやら戦場はBDとオーク達に制圧されちまったようなので、入り口まで引き返すこと
にしたのだが、1Fに上がったところにモンスの大軍が集まっており死亡・・・。
全損したのでアジトに戻り準備を済ませ、ダスタ入り口で再突入を待つことにした。
その間に我が強盗団の精鋭であるlullpikaとBrigandが合流しようとするが、状況説明
もうまくできず、やって来たlullpikaは強盗する気で来たらしかった・・・。
二度目の突入で古代竜を仕留め(俺はちょっと離れた場所でドレイクや火エレの相手で
忙しかったが)、Brigandとも2Fで合流し1Fで死んだTaluの回収を手伝いヴェスパーに帰還。
これで姫とやらも助かったわけか、と次の展開(勿論秘宝だ)に思いを馳せていると話が
意外な方向に向かっていく。
呪いは解けたが姫の体はもう・・・。
と、いきなり「話が違う」状態。
そして「焼肉100枚の儀を行えば・・・」。
と、焼肉を100枚用意させる混乱っぷり。
そしてそして最後の最後に「実は助からない」宣言。
何故ならば・・・・・・彼女のアカウントがあと数日で切れるから・・・・・・。
最後の思い出作りがしたかったそうな・・・。
「秘宝」という言葉につられた間抜けな強盗の話になっちまった・・・。