2002年5月3日。
諸事情によりブリタニアの地から離れていたが、やっと戻ってくることができた。
久々に戻ってみるとBrigandがIRCに来ていたので話をしていると、なんでもカイン王国のカイン
国王だかってのが、グランクール王国と同盟を結ぶために王国騎士レアルと会うらしいという話を
Brigandが口にする。
早速、情報を集めてみると、22時に首都ブリテンの噴水前で待ち合わせをするとのこと。
「誘拐すりゃあ身代金が・・・」
Brigandの口から言ってはならない言葉がでる。
誘拐、、、ExistのSandy誘拐という苦い思い出が甦る。
あんときゃあ相手方のリーダーJIEI共々、翌日のことを考え眠れぬ夜を過ごしたもんだった。。。
しかし滅多に顔を出すことの出来ないBrigandのためにも、一応は様子を見ておく必要があるか
と自分を納得させ、早目に噴水前に行き姿を隠して登場を待つことにした。
Brigandは真っ赤っかの殺人者であるため街には入れない。
なのでBrigandは手先の女スパイを送り込み、Taluも知人のテイマーを使い、三人で噴水の周辺
に身を隠す。
暫く待っているとそれらしい男が白馬に跨り噴水に現れる。
どうやらこいつがカイン国王らしい。
プロフィールを確認すると「王妃募集中」と書いてあった。
ほどなくレアルも姿を見せる。
護衛もつけずに二人っきりで噴水前で待ち合わせ。
一昔前の初デートのような待ち合わせ方だ。。。
互いに挨拶を済ませると、カイン国王が「では場所を変えましょうか」と言い出す。
知らない場所に移動されては困るので心の中で「王国タワーに行きやがれ!」と念じていると、
レアルが「では王国タワーではいかがでしょう?」と提案する。
心の中でガッツポーズをしたが、これで誘拐へと進む道ができてしまいちょっと疲れる。
二人が姿を消してから一旦アジトに戻り、TaluとBrigandの準備が済むのを待ち王国タワーへと
リコる。
一気にタワーに侵入し、二階で会談をしていた二人に詰め寄る。
まぁ、こっからはお決まりのパターンで、
「一緒に来てもらうぜぇ」
「そういう訳にはいかない」
みてぇな内容のことを互いに言い合う。
一気に襲いかかれば事は簡単だったのだが、なんせ誘拐ってのは疲れる・・・。
一回行動を起こしちまうとやらなきゃいけねぇことが山のように出てくるもんだしな。
しかし、いい加減話も進まないし、レアルをボコって国王を攫うのもその後の展開が厄介なの
で、とりあえずレアルとの一騎打ちに持ち込むことにした。
もう、こうなると何をしに来たんだかわからないが、場所をタワー屋上に移し勝負に入る。
レアルは斧で武装し、俺はいつもの槍を構える。
ちょっと分が悪いかとも思ったのだが、いざ始まってみると槍が当たりまくる。
「やべぇ、、、殺しちまう」
と、内心ちょっと焦ったが、戦士同士なので向こうも包帯でなんとか持ち堪える。
癖で爆弾を起動させたが一発だけでやめておく。
なんせ殺しちまうと誘拐せにゃならん。
仕掛けておいて、でも誘拐は面倒だからしたくねぇってのは向こうにとっちゃ迷惑な話なんだ
が、まぁやっちまったもんは仕方ねぇ。
後は適当なとこで切り上げて帰るべぇと戦闘を中断する。
ちょうどその頃にはユーコだかいう嬢ちゃんとその仲間がタワーに駆けつけてきてやがったの
で、いい潮時だと判断しとっとと撤退した。
まぁ適当に誘拐しちまってもなんとかなったかもしれねぇが、基本的に人のいねぇウチじゃ後
が大変そうなんでなぁ。
ま、とりあえず顔見せってことで納得するように。