2002年10月20日。
ずっと行方のわからなかった神剣だが、王国が神剣を移送し封印するという情報がもたらされた。
王国領の家からルルピカ家まで神剣を移送し、家の中で術者が封印の儀式を行うというものだった。
情報は得たが実行日は翌日。
とにかく時間がないのでどうすればうまく強奪できるかを深夜まで考えることになった。
お陰で翌日は20時ごろから既に視界がぼやけはじめていたのだが、できるだけ正面を向かないように
努めながら準備にかかった。
神剣を奪うか、もしくは封印の儀式を行う術者を倒せばこの試みは失敗するわけだが、まず相手の数
がこちらの倍以上もあるので正面から当たっても徒に被害を出すだけと判断。
ルルピカ家に神剣が移送され儀式を行っている最中を狙う作戦をとることにした。
ウチは最大ACTの7名が出撃できる状態だったが、5名が敵の布陣を崩し、2名がステルス侵入部隊とな
り家に侵入し神剣を強奪する手筈になっていた。
21時になり神剣の移送が開始される。
ほどなくルルピカ家に到着というニュースが入り、儀式が始まったころを見計らい現地へと飛ぶ。
家の前は王国軍、F*N、FaLなどがガッチリと固め、、、ん?FaLて王国と戦ってなかったか?、、、
まぁとにかく一筋縄ではいかん布陣を敷いている。
「やはりあの手しかないか・・・」
と皆で爆弾樽を地面に設置し松明を手にもつ。
「おとなしく神剣出さねぇと家ごと爆破する!!」
まぁ元々うまくいくとは思ってなかったが、爆弾に気を取られている隙にステルス部隊が家に侵入す
るはずが、玄関を固めた連中に次々と見破られ時間だけが過ぎていく。
「このままでは儀式が終わっちまう・・・」
そんなつまらねぇ終わり方は勘弁!ということで攻撃に移ろうとするが何やら向こうのほうがやる気
満々で、戦場を駆け抜けようとするも地面に引っ掛かりまくり攻撃受けまくり。
逆方向に走ったところで追い討ちをくらい俺死亡。。。
今日も早かったぜ。。。
しかしすぐさま名前の見えたセレスの元に駆け寄り蘇生を済ませ復帰する。
あぁ、うん、ちょっと早かったしね。
相手は玄関前を固め、遊撃部隊を繰り出し家への侵入を断固として許さぬ構え。
何度も何度も侵入を試みるステルス部隊。
正雪が敵陣を突破し内部への侵入を漸く果たすもあえなく殺害され、もはや打つ手なしと判断せざる
を得ない状況となった。
まぁこの人数でこんだけやれば十分だろよ、と撤退を指示。
が、撤退場所にタルが戻ってこない。
強盗通信で「荷物がなーーい」と言っている。
撤退用のブレスレットを失ったらしく合流できずにいるようだった。
するとそこに俺に重なるようにして出現する女オーク。
手首にはブレスレットが巻かれている。
「Ug!」と挨拶はいいのだがブレスレットを返さないので殴りまくる。
瀕死になってようやく言葉を理解したのか返してきたのでリンゴなどをやって謝礼とした。
戦闘終了後にはカイが用意してきたsakeという異国の酒を皆で飲む予定だったのだが、色々と話し込
んでいるうちに時間が過ぎ寝るメンバーも出てきたので、結局タルと二人だけで白熊亭に行きちょっと
だけ飲んで俺は先に寝た。
まぁ失敗はしたが、やるべきことはやったという充実感はある仕事だった。