このキットは知人からの製作依頼品です。倒産した旧イマイから製造販売されたものですが、現在でも絶大
な人気を誇っているキットです。
金型は、イマイからアオシマへそのまま引き継がれ、最近では、ハピネット社から販売されています。
でも金型はまったくそのままなんですが、アオシマハピネット社製のものは、なんと!中身がな〜んにもない
んですよ!
イマイのものはモーターを2個使い、前後進に加え、ドリル部の回転・ドリル前部の羽の早回転、危険ランプ
の点灯・・・など信じられないくらいのギミックがあったんですが、アオシマハピネットに引き継がれてからは、
これら一切のギミックがありません。
中身からっぽ・・・ しかも スイッチとおぼしき場所には、そのまま孔が開いてる・・・
完全なディスプレイを意識しているみたいですが、中途半端な手抜きの姿勢がみえみえなんですよ。
アオシマハピネットさん そんな事で我々TBマニアはだませませんよ〜〜!!
今回は、この貴重なイマイのキットの方をご紹介しようと思います。


上がイマイ社製のジェットモグラ3800円。
楽しいギミックいっぱい版です。
下が最近のアオシマハピネットのジェットモグラ。
2800円。
メーカーの手抜き作品。経費0円。

左側が、アオシマで箱の中身スカスカ。
右側は、イマイ。 部品がぎっしりです。

駆動部の金物部品です。
この部品点数には、びっくりです。
モーター2個は別売りでした。

まずは、一番大事な駆動部の配線です。
いつものように組み立て説明書の順番は全く無視
したやり方です。
配線に関しては、説明書ではハンダ付けまでは要求
してませんが、私の場合は、いつも欠線がないように
ハンダで確実にとめています。
ムギ球は切れやすいので、発光ダイオードに交換し
ます。

モーターを取り付け、各種ギヤをはめ込んでいきます。
この時点で一応電池をつないでみて、各部の動作状況
を確認しておきます。
組み上げてから、動作しないって事もよくありますから
ね。
ギヤや作動部には、オイルを忘れずに。これをしないと
動きませんよー

サイドキャタピラの取り付け。これは地中で前後進
するための装置なんですが、面白い事考えますよね。
作動させてみると唸りながらクルクルと軽快にまわって
かわいいです。ボディ上部についている赤ランプも機械
的装置でちゃんと点滅するんですよ。開発スタッフの
こだわりが感じられます。すごい!!
アオシマさんのは、このゴムキャタがついていて、中身
はからっぽ。手でクルクルと回すんです。なんとも情けない・・・

タンクの駆動部です。
電源は、モグラと共通でモグラに入っている単3電池
2本を使います。
モグラを装着すると電源ピンアダプターより電気が供給
されてモーターが駆動します。
すごいですねー!!

さてボディ塗装です。
こういうタンク系の塗装はいろんなウェザリングのやり方
があるんですが、今回は、まず 下地に凸部を中心に
シルバーを吹いておきます。
乾いたらボディ色の濃青等を吹いて完全乾燥させてから
2000番のペーパーで角部を擦ります。そうするとボディ
塗装が剥げたような表現になります。
キャタピラは金属感を出すためにメタルカラーのアイアン
色を吹きます。これは乾燥後 布で磨きこむとピカピカの
金属色になるスグレモノです。

ねっ! ボディ塗装が剥げたような感じでしょう
工事現場のブルドーザーなんかはこんな感じですよね
左の画像をクリックして大きい画像で確認してみてください

これでだいたい完成な訳ですが、ドリルのパーティング
ラインがちょっと目立ち過ぎます。
気になるのでヤスリで擦って削ってしまいます。
ペーパーで表面を整えてからサーフェイサーを吹いて
メタルカラーのアイアンで仕上げます。
完全乾燥させてから布でよく磨きこんで完成です。
かなり金属感は出てきました。

出来たー!
試運転もバッチりです!
ドリルはクルクル廻り、サイドキャタピラも警告ランプを
点滅させながら、作動します。
ボディ後部のスイッチで前後進もします。
動く姿はとてもかわいらしい・・・
それにガントリーが持ち上がる機構がなんともカッコイイ
です。
今では、店頭で手に入らないこの貴重なイマイのキット。
TBファンの皆さんにぜひお勧めの一品です。

後はデカールを貼ったり、ドリルボディの塗装です。
ボディはメンテのために分解できるように合わせ目の
処理はしません。
色に深みを出すため2種類のイエローを混ぜて吹いた
あとデカールを貼り、ウエザリングを入れて仕上がりです。