二〇〇三年五月の日記

 5月3日

カレンダーの上では、3連休の初日。
ゴールデンウィークがカレンダー通りにしかないうちの大学にしてみれば、大事な連休です。

で、久々にオフ会にいってきました。
オフの内容は、オフレポを書いてくれる人に任せるとしましょう。
自分で書くの面倒だし(爆)
あ、いや、自分で書く暇ないし。
それに、関係ない人にはつまんないだろうし。
って、考えてみたら、ここ見に来るような人って、ほとんど今日のオフの参加者か……。

でも、まぁ、他に日記のネタもないので、ちょこっとだけオフのことを書くことにしましょ。
と言っても、最後の方の話だけですが。
ここまで書けば、あの場にいた人は、僕が何について書こうとしてるかわかると思いますが(苦笑)

えっと、昼ごろから遊んで、8時半ごろに一旦解散と言う話になって、一部の人が帰宅。 残った、僕を含めた5人で喫茶店に入って喋ってたんですね。
で、9時半ごろにそれは起こったのでした。

突如、僕の携帯がなりました。 (当然、「電話は突然鳴るもんだろう」という突っ込みは、もちろん却下です)
電話は、うちの卒業研究の担当教員からだったんですね。
その会話の一部始終。
言葉はうろ覚えなんで発言は正確ではないけど、ニュアンスはこんな感じでした。

   先生:「おう、○○(先生の名前です)やけどな」
   僕 :「はい」
   先生:「お前、今どこにおんねん」
   僕 :「大阪です」
   先生:「あぁ? 大阪ぁ? なにしてんねん」
   僕 :「いや、ちょっと、友達と遊んでるんですけど」
   先生:「なんや、週末を満喫してんのか?」
   僕 :「はぁ……」
   先生:「××(僕の卒業研究のテーマ)はどうなってんねん?」
   僕 :「あ、いや、それは……」
   先生:「お前の担当なんやから、ちゃんとしろよ」
   僕 :「はい、すいません」
   先生:「ほんまに分かってんのか?」
   僕 :「はい、わかってます」
   先生:「ちゃんとやれよ、じゃあな」
   ガチャ

えっと……この瞬間、僕のゴールデンウィークは終わったと思いました。
先生、僕には休日もないんですか?
っていうか、ゴールデンウィークくらい休みはあるよ、って言ってたのは嘘なんですか?
先生は、この前出張にかこつけて、滞在期間のばして遊んできたんじゃないんですか?
それなのに、僕は遊んじゃいけないんですか?

いや、まぁ、遊ぶのはいいけどやることはちゃんとやれ、遊ぶならやることやってからにしろ、 ということなんでしょうけど。


まぁ、そんな訳で、さっきまでオフ会を楽しんでたのに、一気に鬱モード突入。
なんていうか、錐揉み飛行並みにテンション急降下。
沈みまくって、その場にいた4人さんに慰められてしまいました。

あの場にいた4人さん、ほんと、雰囲気を盛り下げてすいませんでした。
こんなこともあったけど、やっぱオフは楽しかったです。
またいつか、本当に次いつ参加できるか分からないけど、またオフしましょう。
今日は、どうも、お疲れ様でした。

で、明日は、朝一で研究室に行こうと思います。
はぁ……(鬱)

そうそう、今日、オフで、「老けたね」って言われてちょっとショックだったんですが、 それはきっと、研究室の気苦労のせいだと思います。



 5月4日

昨日の日記に書いたとおり、今日は学校に行かなきゃと思って、6時半に起きたんですが、風邪の具合が悪化してたためやむなく諦めてダウン。
「やむなく」ですよ、「やむなく」。
けっして、「学校行かなくてすむ理由ができたぞ、ワ〜イ」なんて思ってません。
いや、むしろ、「行かなきゃ怖いのに行けないなんて」、と本気でびびりまくり。
問題は先延ばしにするほど追い詰められるという典型ですネ♪(壊れ)

今日はさすがに、電話が来なかったので良かったのですが……。
今日も電話かかってきてたら、精神崩壊起こしかねません。
プレッシャーに弱いなぁ。

ともあれ、明日はさすがに行かなきゃいけないなぁ、と思うわけで、 何度熱があっても、這ってでも行く覚悟です。

無事に卒業できるのが先か、僕が死ぬのが先か、はたまた現実逃避して帰って来れなくなるのが先か。
自分で書いておいて、あまりの洒落にならなさに笑えません。

お願い、誰か助けて。



 5月5日

学校行ってきました。

予想通り、嫌味くらいました。
何て言われたかはよく覚えてないけど、思いっきり凹んだことだけは覚えてます。

多分、今までで一番大学辞めたいと思った日じゃないかな。

でも、本当の恐怖は明日。

明日は、研究の進行状況の報告会があるのです。

今日も、「明日の報告が楽しみやな」って言われたし。

多分、明日が、一番大学を辞めたいと思う日になりそうです。



まぁ、それはさておき、っていうかむしろ強引に忘れたことにして。

国際会議に論文を送ることになりました。
締め切りは6月1日。

もちろん、送ったからといって、選考に通って会議で発表できるとは限りませんが、 というか、落ちる確立のほうが高いと思いますが、まぁ、やるだけやってみることに。

という訳で、すこし気分が復活して、「やるぞ」という気になってます。
あぁ、なんて単純なボク。

なんていうか、近いところに締め切りがないとやる気にならないようです。

とりあえず、今月は休みなしの予定かな。



 5月6日

短く期限を区切った方が、追い詰められて返ってやる気が出るなんて書いたものの、 もともとの力と言うか知識がなければどうにもならない訳で、 逆に、期限が近くなった分、精神的にしんどくて仕方ありません。
がんばろうって書いた翌日にすでに弱気かい!!っていう突っ込みは勘弁。
ほんとにいっぱいいっぱいなのよ。

ほんと、ボクは精神的に弱いなぁと思うわけです。
6月1日まで必死にがんばらなきゃ投稿は無理にしても、まだできないと決まったわけでもないのに、 すでに胃が痛い。
こんなプレッシャーが一月も続いたら、マジで潰れるかも。
いや、これを乗り越えてこそ研究者なんだってのは分かってるんですけどね。
発表のたびに精神的に潰れてたらどうにもならないし。

でも、頭で分かっててもどうにもならないこともあるのですよ。
本気でプレッシャーが重い……。
他の人もやってることだからってのが、余計にプレッシャーに。

先生がもう少しのんびりした人なら、もう少し楽なんだろうけど。
っていうか、先生がもう少しのんびりしてたら、配属されたてのこんな時期に国際会議に投稿させないか。

考えれば考えるほど鬱になる。
でも、研究を進めるためには考えないわけにいかんしなぁ。
はぁ……。
ため息ばかりが増える今日この頃。



 5月7日

今日は、風邪の具合が良くなかったので、学校を休みました。

学校を休むということは、研究が進まないまま一日経過するというで、 これが精神的に重くて、ゆっくり休んでられない。
いや、もちろん、家でもネットや本で調べものくらいはできますけどね、実際の研究はなんにもできない訳ですから、 結局、家にいると研究が進まないのですよ。

この日記を書いてるのも、現実逃避です。

学校に行ってるより、家で休んでるほうがしんどいなんて(涙)
何もしないっていうのが、辛いことだと嫌ってほど実感。

日記に愚痴や泣き言はあんまり書きたくないんですけど、 書いてちょっとでも発散しないと、本気でダメになりそうなんです。

えぇ、進まない研究のことを考えると、呼吸が速くなって気分が悪くなるっていうのは、 かなりキてる証拠だと思います。

たぶん、今月の日記はずっとこんな調子だと思うので、 嫌な方は見に来ないほうがいいかも。

強くなりたいなぁ。



 5月8日

昨日休んだことで、先生になにか言われるかと思ったら、別に何も言われずホッと一安心。

おまけに、研究も少しだけだけど進んで、ちょっといい感じでした。
進んだの、ほんとにちょっとだけど。

あんまり重く考えて潰されるのは嫌なので、なんとか考え方を変えることにしたのが良かったのかも。

とりあえず、よその楽なところに行ってたとしても、論文書くころにはしんどい思いをするんだろうし、 うちが今きついって言っても、その分、論文書くころには楽になってるかもしれないから、 いま楽するか、あとで楽するかの違いだ、と思うようにしたんです。

いやぁ、簡単に考えを変えられるくらい単純な頭でよかった(笑)


ところで、あしたは大学院進学の面接試験です。
えぇ、受ければ誰でも受かるという例のヤツです。

まぁ、誰でも受かると言っても、面接はちゃんとする訳で、 練習ということで、今日、うちの先生に模擬面接してもらったんですが、 そりゃもう見事に散々でした。
どもるわ、つまるわ、声小さいわ、仕舞いには答えが出てこなくて黙り込んでしまう始末。
アレですな、いくら誰でも受かるっていっても、これじゃダメですな。

とりあえず、自分の研究についての質問くらいまともに答えられるように、いまから必死に一夜漬けです。
なんか、何もわからずに研究してたんだなと思い知らされて、恥ずかしいかぎり。
自分の研究くらい、わざわざ覚えなおさなくても答えられろよってツッコミは無しで。
わざわざ言われんでも、嫌ってほどわかってるので。



 5月9日

風邪が治りません。
熱はないんだけど、咳が止まらない。
ほんとに、咳だけなんだよね。

そうそう、大学院進学の面接がありました。
面接が終わった、1時間後くらいに先生に会ったら、 「さっきまで会議があって、全員合格や」と言われました。
まぁ、正式発表はまだだけどね。
っていうか、受験すれば受かるような面接だから、ありがたみがない。
なんせ、面接後一時間で口頭で「合格」だもんなぁ。

などと言いつつ、あまりのしんどさに、真剣に大学やめることを考えてしまいました。
えぇ、そりゃもう、親にも言いましたさ。
もちろん、話のついでに軽く言っただけだけどね。
返ってきた答えは、大学院はやめてもいいが大学くらいは卒業しとけ、でした。

いや、やめたい、って思うのが、しんどい研究からのただの逃げだっていうのは分かってるんだけどね。
親に、やめるなら、せめて先生に言いたいこと言って喧嘩でもしてからやめろ、と言われて、 それもそうかと思いました。
散々、脅かされてビクビクしたままやめるのも癪だしね。

っていうか、そもそもやめると決まってないし。
まぁ、最終手段ということで。

とりあえず、あまり溜め込まず、喧嘩になってでも言いたいことは言わなきゃいけないなと思いました。
その結果、どうしても嫌でやめるなら、それでいいやと言うことで。
黙ったまま逃げる負け犬にはならないように。
………なりそうだけどね。



 5月12日

久しぶりに更新再開したと思ったらもう停止かよ、なんて思った方(そんな人、いるのか?) 蒼ネコはまだ死んじゃいません。

しばらく鬱々として、愚痴日記ばかり書いてましたが、ちょっと浮上したみたい。
まったく、単純な頭してんだから。
とりあえず、やることやらんで愚痴だけ言うのは卑怯かな、とも思ったので、やるだけやってます。
相変わらず、いまさらながらに大学院は行きたくねぇななんて思ってますが。
大学院進学を文句言われずにキャンセルできる、いい理由はないもんか。

とにかく、逃げてても締め切りは近づくわけで、逃げれば逃げるほど余計に先生が怖くなるわけで、 悪循環はどっかで断ち切らなきゃいけないということです。
うまく乗り越えられれば、大学院にも行く気になるかもしれんし。

ともかく、鬱々と愚痴ったと思ったら一人で立ち直ってたりしてて、愚痴られた方は たまったもんじゃないと思うので、空元気でもなるべく笑っていようと思います。

だって、人の愚痴は聞かないくせに、自分がつらいときだけ人に同情してもらうために愚痴るのは、 人に嫌な思いをさせるだけで、卑怯でしょ?



 5月14日

気持ちの浮き沈みが激しいなぁ。
沈んだと思ったら次の日に浮き上がってたり、その逆があったり、気持ちが変わる様子をいちいち日記に書いてたら、 自分で読んでもあほらしくなってきました。

という訳で、今日は逃避モード。

いろいろ考えて、親に休学したいとちょっと言ったら、 「休学するくらいなら止めろ、なに贅沢言ってんのや」 と言われて、ちょっと鬱。
休学が贅沢っていう考え方をしたことがなかったので、ビックリしたって方が大きいかな。 そうか、休学は贅沢なんだ……。

親がそう言ったのは、休学したい理由をうまく伝えられなかったってのもあるだろうし、 もちろん親の考え方ってのもあるんだろうけど。休学中も、安くはなるといえお金いるからなぁ。

まぁ、そんな風に叱られて、「んじゃ、やめてやるわ」とも言えないわけで。
中退すると就職きびしいし。
休学が贅沢って言うくらいだから、中退しておいて、 またどっかに入学したいなんて言ったらそれこそ怒鳴り散らされそうだしなぁ。

そんならやっぱ、がんばるしかないかということです。



 5月16日

進路をどうするか迷ってます。

さすがに、もう逃げはやめて大学は普通に卒業するつもりですが、 大学院をどうするか真剣に悩み中。

いや、もう大学院入試の結果は出てるんですけどね。
それを蹴って、就職しようかと考えているわけです。
最近、いまさらながらに早く自分で稼ぎたいと思うようになってきたので。

んでもって、今のところは、就職に傾いてます。
このまま就職に決めるとすると、大学院の推薦を蹴るということになるわけで、 おそらく例の担当教員と戦わなきゃならないことになる訳です。
まぁ、こればっかりは譲れないことなので、そうなった場合逃げずに戦うつもりですが。
いや、怖いのはめちゃめちゃ怖いんですけどね、自分のこれからがかかってるので逃げるわけにはいかないですよ。

でも、まぁ、そのまえに親に話をしなきゃいけないんだけどね。

ともかく、決めるなら早くしなきゃいけないし、そんなに悩む時間もないんですが、必死に悩んでます。

そんなことより、ちゃんと卒研完了させて卒業できるのかっていうのが問題なんですが……。



5月17日

就職することに決めました。

親からは了解がもらえたので、残るは先生との死闘です。

えぇ、普通に怖いです。嫌です。逃げたいです。

でも、就活するっていうことを先生に了承してもらっとかないと、 大学院進学っていうペースで研究させられてしまうので、 このままだと国際会議に投稿させられてしまいます。

いや、就職するって言っても、いまさら変えた罰として研究は予定通り行うとか言われかねませんが。

そんなこと言われたら、就職浪人決定ということで。

とりあえず、いきなり口で説明するのは怖いので、 先にメールで用件伝えておこうかと思います。

応援、よろしく(ぇ



5月24日

日記停滞して、すいません。

就職するぞといった件ですが、先生にはあっさり承諾してもらいました。

「オレとしては、(進学だろうが就職しようが)どっちでもいいんだけどね」

だって。びびって損したなぁ。

っていうか、僕は先生のことを怖いと思いすぎてたのかも。反省反省。
まぁ、研究に関しては怖いことは間違いないんですが。
とりあえず、もうちょっとぶつかってみないといけないなと思いました。
逃げ回ってたせいで、気持ちの中で怖さが増幅されたのかも、と思うので。

で、進学を止めるということで、教務で「入学辞退届け」なるものをもらってきたんですが、 そのときに教務の人に、

「内部進学が専願なの、わかってたよね?
それなのにやめるなんて、変だよね?」

なんて言われました。
当然の反応だとは思うんですが、ちょっとむかついたり。
いや、専願なのに止めようとする僕が悪いんですけどね、それは分かってるけど、 やっぱむかつくもんはむかつく。
う〜ん、自分勝手だなぁ。

それはそうと、入学辞退届けの辞退理由の欄、なんて書こう……。
正直に、「お金が稼ぎたかった」なんて書いたら駄目だろうな。

就職のほうにばかり気がいって、ぜんぜん研究が進んでないんですが、 これを先生に報告したら、さすがにキレられるだろうなぁ。がんばらないとね。





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