プリンセスさゆりん 〜あははーなお姫さまの諸国漫遊記
栞編 プロローグ しおりんの旅立ち
えう〜。
悔しいです悔しいです悔しいです。
あのお嬢さま、絶対許すわけにはいきません。
人が気にしている胸のことをいけしゃあしゃあと言い、
「北の大魔人」と恐れられた、このわたしに野球のうんちく語ったあげくに…
あろうことか一服盛るなんて!
(最後のは言いがかりだよ。栞ちゃん。)
「お母さん!!」
「あら、おかえりなさい。栞ちゃん。」
「わたし、修行の旅に出ます!」
「そうなの。じゃあお土産よろしくね。」
「…」
「えーと、ドランゴラでドラゴンの肉でしょ、ローグローブでしぼりたてミルク、リーランドの海産物に…、
あ、あとカトゥ・バドゥで市やってたら宝石買ってきて。」
「…お母さん。わたしそんなにお小遣いもらってない…。」
「他にも旅先で面白いもの見つけたら送ってね。」
「お母さん〜。せめて宝石は勘弁してください。」
「ダイヤモンドがいいかしら。エメラルドにサファイアもいいわね〜。」
「あ、あの、お母さん…。」
「よ・ろ・し・く・ね(はぁと)」
「えう〜。いってきます。」
「それから香里ちゃんにあったら、たまには家に帰ってくるように言っといてね〜。」
「は〜い。」
…とりあえずわたしは修行の旅に出ることになりました。
ターゲットはあのいけ好かないお姫さまですっ。

とりあえずは一番近くにあるドランゴラをめざすことにしましょう。
ドランゴラ編につづく
なんと嬉しいことにこの駄文を読んでくれている読者さんの存在を知りました。
と、いうわけで書きます。
気合で。
大学クビにならない程度に。