<武王の弟康叔を国祖とした名門であり、周の東遷の際も活躍するなど、かつては中原にその名を馳せた中堅国家・衛。
だが時代を経るにつれ、列強や蛮族との抗争、さらには君位を巡る相次ぐ内乱の嵐の中で次第に衰退。
戦国期に入る頃には、最早見る影も無い弱小国へと零落れていた>
<だが、社稷の維持に賭ける衛の執念は、乱世の荒波の中で、驚異的な粘り腰を見せ続けていく…>
気がついたら 栄光も今は昔
そしていまや 見事なる弱小
諦めずに消えた栄華を取り戻そうなど 最早夢のまた夢
内乱蛮族乱入 謀反騒憂擾乱侵略
何回危機でも 何回危機でも 我が衛は滅びないよ
君(きみ)殺され占領されても終わらない
時代は春秋覇者は桓公 みんなの支援復活さ
内紛介入で(一年に君主が)五度変わろうとも それでも我が国滅びない
そして明日も絶対保つ為 わしは称号だけは次々と下げておく
気がついたら 仁義もう少しとてない
そしていまや 力こそ正義
阿鼻叫喚危機は日常茶飯の事だが わしはただに媚びうる
敵の侵攻があれば 楽に我が国など滅びるから
何を言われても 何を言われても 仰せのまま承る
(挨拶に行った)君主殺され(代わりを)押し付けられても気にしない
誰が立とうと結果一緒さ 応・諾・仰せご尤も
国替え?了承!何処へ遷ろと どのみち立場は変らない
だから明日も絶対保つ為 わしは宮殿だって構わずに明け渡す
秦王政が即位し かくて六雄次々消えゆく
そんな時勢でも そんな時勢でも 我が衛は変らないよ
その要請 何時(なんどき)たりとて応じます
後方支援に国土提供 全ては王の御意のまま
わたしの国など家臣も同然 攻め取る甲斐なきゃ意味も無い(力説!)
そして天下一統なる中で ひとり我が国だけはこっそりと生きのびる
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