宇宙の墓場・裂空域の活動が活発な事で知られるガーディナル星域。
第一次銀河帝国崩壊より二百年余の歳月を経、人類は再びその地に入植を開始しようとしていた。
かつての様に支配する為では無く、今度は共存を図る為に…
そして厳しい条件付きながら国家建設を認められた人類は、アプリオン共和国・パーシオン共和国を相次いで建国。
更には人類とミクトネス族の混血種による「イノン共和国」の建国を図るのだが…
「イノン宙域」という、星系辺境の貧しい地を巡っての紛争が、やがてはガーディナル星系全体、ひいてはパーシオンの若き指導者・エグザス=グラフト首相の運命に激震を及ぼす事になるとは、この時点で知るものは無い…
とまあ、こんな感じで始まるVですが、単品でも劇的かつ無理の無い展開が楽しめる上、シリーズ全体から見ても、その根幹に関わる極めて重要なエピソードであると言えます。
主人公とプレイヤーのシンクロ度、民族問題や列国の野心が絡まった複雑な状勢、そして最後のどんでん返し…
そんなシナリオ面の充実に加え、全体的なシステムや戦闘のバランスも比較的良好ですし、このVをシリーズ最高傑作と思われるファンの方は、決して私だけでは無いかと思います。
なおこのVについては、現在「シュヴァルツシルトV
TRUTH」という名でWIN版が発売されております。
個人的には、新たに追加されたナレーションが矛盾に満ちた蛇足にしか思えなかったり、非常に興味深かった各国の戦艦解説が丸々カットされていたりと不満な点も多いのですが、基本的な部分は大体忠実に移植されているので、このシリーズに関心を持たれている方は試しにやられてみるのも良いかと思います。
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