E-listBBSSearchRankingPlaytown-YoyoGo to Top


俺は、夕食を食べ終わると、すぐに自分の部屋へと向かった。
歯磨きも風呂も済ませている。
俺はベッドに寝転んだ、

今日のロボトル・・・あれは俺の実力じゃないよな・・・それに、初戦で引き分け・・・・か
俺はそんな事を考えながら、ベッドから見える夜空を眺めていた。
今日は星がよく見える、それに、月もだ、恐らく明日は満月だろう。
今は7時30分ぐらいだ。
俺は、ベッドの横においてあるグランビートルに目をやった。
どう考えても普通のメダロットだよなぁ、もしかして、メダルが原因かな?
そう言えば、俺はこのメダルをどこで手に入れたんだ?
それに、いつから持っていたかも思い出せない・・・・
「・・・・・・・・・・・」
明日にでもゆっくり考えよう、俺はそう思い、時計に目をやった。
もう10時だ、そんなに長く考えてたつもりは無い・・・・
10分ぐらいのはずだった・・・ましてや、2時間半も経っていようとは・・・
「疲れてるんだな、もう寝るか」
俺は現実逃避するように、言葉を振り絞り、寝た。
それは、次の日の事だった、
朝、学校の校門で俺を待ち受けていたものは、昨日の少年だ。
今日は、ローブを纏っていない変わりに、やや大きめの帽子をかぶっている。
やはり顔はわからない。
「俺とロボトルしてくれ、昨日の決着をつけたい。」
少年はそう言うと、メダロットを転送した。
「ああ、いいぞ。負けても後悔するなよ。」
俺はそう言ってメダロットを転送した、別に自信があったわけではない。俺も昨日の決着をつけたかったからだ。
「合意と見てよろしいですね。」
出てきたのはMr.うるちだ。俺と少年は同時にうなずいた。
それにしても、年のせいか、うるちもこのごろあっさりとした登場のし方だ、
ぎっくり腰で入院した事もあるらしいからな、
体には気をつけてもらいたいものだ。
「それでは!、ロボトルゥゥーーファイト!」
今日の少年のメダロットはドークスではない、
STG型スミロドナッドだ、ドークスは俺が粉々にしたからな・・・。
それに、何であんなに古い型ばかり持ってるんだ?
俺はそんな事を思いつつも、ゼロに指令を下した、
「ゼロ、ピポットシュート!」
ゼロはねらいを定め撃つが、やはり当たらない。
メダルのレベルが違いすぎる、敵のスミロドナッドが接近してくる。
プロジェクター使っておけば良かった・・・
まあ、使っても回避はできないけど・・・
俺がそうつぶやいた時だった、
ゼロの体は昨日と同じように、淡い緑色の光に包まれていく、昨日と同じだ。
またかよ・・・・・俺はそんな事をつぶやきながら、見ているしかなかった。

すると、スミロドナッドの動きが止まり、俺のゼロと同じ色の光をまとい始めた。
「相手のメダロットも使えるのか?・・・・」
俺がそう言った直後の事だった。いきなりゼロの右腕が爆発する、
「なっ!!?」
俺より先にそう言ったのは、相手の少年だ。見ると、相手のスミロドナッドの右腕も無くなっている。
一瞬、何がおきたのかわからなかったが、ゼロの左腕が爆発した瞬間、俺は理解した。
ゼロのパーツが爆発するとほぼ同時に、スミロドナッドのパーツも爆発し、無くなったのだ。
恐らく、これもゼロの力だろう。
相手も光を放った時は、とても驚いたが。
続いて、ゼロの脚部が爆発する、もちろん相手のも、だ。
「何でサクリファイスなんだ・・・・・」
俺はそう言った瞬間、ふと思った。
頭もサクリファイスするのか?。それじゃ、だめだろ・・・・・。しかし、俺の不安をよそにある事が起こった。 ゼロとスミロドナッドを包んでいた光が消えたのだ、両者とも残るは頭だけだ。
「俺の負けだな。」
少年はそうつぶやく。
「よろしいですね?」
と、うるちが聞くと、少年はうなずいた。
うるちは勢いよく手を上げ 「功祐選手 対 沁選手、沁選手棄権とみなし、勝者、功祐選手!」
と、ロボトルの終わりを告げる。
いつのまにか、俺たちの周りには生徒が集まってきていた。
俺はゼロを転送し、慌てて校舎に入っていった、少年がどこへ行くかも見ずに・・・・・・
一体あの力は何なんだ・・・・俺の実力の「カケラ」も無いじゃないかよ。
それに、壊れたパーツどうしようか・・・粉々だしな、グランビートル・・・変わり、あるのかなぁ・・・
俺は空を見上げながら、そんな事を考えていた。
「今日は快晴、か・・・」
今日は朝礼があった、校長先生が何を話していたかも記憶に無い、というよりも聞いてなかった。
そうしてる間にも時間は過ぎていくものだ
―――――昼食を食べ終わった俺は、再び空を眺めながらボーっとしていた。
「功祐」
名前を呼ばれ、俺は振り向く。

次へ