生きた花


地に根ざし短い生涯を必死に生きる


生命溢れる大地からその欠片を受け取り


次の自分にまたその欠片を渡すまで


生きる


たとえ根を絶たれ仮初めの牢に囚われたとしても


二度と大地に根ざす事がなくとも


その命を散らす時まで


生きる


その姿こそが美しく


失われるものだからこそ美しい


永遠にその姿を変える事がなくとも


似姿だとしても


生命の美しさには敵う事はない


命散った後にその姿を残したとしても


その中にすでに生命はない


再び生命を宿す事のないその身体は


元の姿を残していても


美しいとは呼べない


枯れない花





Dry Bloom
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