「天野先生の版画 工程取材」
版画販売の会社アールビバンのHP上で天野先生の版画を作っている工程を取材できる
というお知らせがあった。 しかもたったの2名、「当たるわけないな・・」と思いつつも
応募してみると・・。 神の気まぐれなのか悪魔が微笑んだのか、普段クジ運というものに
まったく縁のない自分が当選してしまいました(笑)
かくして2003年8月6日、夜勤明けもなんのその伊豆高原にある「アトリエ38」へ行きました。
ここでは普段見ることのできない版画製作のアトリエ内をさらっとだけお見せします。
*「アトリエ38」の社長さんから許可を頂いてアトリエ内の画像をアップしています。
*画像撮影 とりわささん
アトリエ内は予想していたよりも狭かったです。
広さは畳で12〜16畳分くらいだったでしょうか。
作業場はなんと地下にありました。
壁の棚には摺り終わった後の掃除用の
薬品(?)や機械で使うローラー等が置いてあります。
二体の天使の置物がさりげなく飾られていて、
どことなく芸術の薫りが漂う雰囲気にさせてくれました。
この機械を使ってリトグラフを摺ります。
なんとリトグラフは機械を使って摺っていたのですね。
しかし、機械とはいえ作家が望む色を出すように、
塗料の調合をするのは摺り師さんの腕にかかっています。
数多く並んでいる塗料。
これらの塗料から調合し作家が求める色を作りだす。
同じ青でも濃い青から淡い青までと一枚の作品でも
部分によって違う色合いまで調節しなければならない
摺り師さんの仕事はまさに「職人」である。
左があまり版を重ねてない状態。
右が版を重ねて最終段階に近い状態。
作品にもよるが20版前後は色を重ねていくらしい。
ちなみに作品名は「コシ・ファン・トゥッテ」
左がシルクスクリーンで1色1版だけ摺った状態の
「Water Warror」。1色だけでも作品を知ってる人が
見ればそれとわかりますね。
「アトリエ38」では、リトグラフのほかにシルクスクリーン
も摺っています。
右がリトグラフ作品の「天かける夢」
(でしたっけ?作品名間違ってたらゴメンなさい)
アトリエ内には摺り途中や摺り終わった作品や
作家が気に入らなくてボツになった作品がたくさんありました。
そこはもう宝の山でした(笑)