その頃・・・
あかねは、部屋で肘掛けに頭を乗せて外を眺めていた。

最近自分が少しイライラしている事に悩んでいた。
原因は、もっとも愛する陰陽師 安倍泰明に3ヶ月も会っていないためである。

「泰明さん、まだ仕事忙しいのかな・・?」

ポツリと一言・・そして憂ないの顔。しとしと降ってきた雨が、更に思いを深する。

本当は、とても会いたいけれど、泰明さんの仕事の邪魔はしないと決意した以上、行けない。

藤姫は、とても優しく接してくれるし、友雅さんや晴明様はよく顔を出してくれる。
(この時点で晴明は来れるのに、何故泰明が訪れないのかは、全く頭に無いらしい・・お師匠は意地悪だ(^_^;)
一番会いたい人に会えないだけで、こんなにも憂鬱になるなんて。

「ふー・・。」
ため息ばかりが口から出てくる。

そして、泰明と一緒に京を浄化していた日々を思い出す。


ふと、自分にも陰陽師の仕事が手伝えるのではないかと、あかねは考えた。
邪魔ではなく、手伝えば仕事も早く終わるし、そうすれば、いつでも泰明さんと一緒に居られる。
(陰陽師の仕事をあまり理解していないらしい・・(-_-;)

さっきの憂いなど、どこ吹く風で、あかねは部屋を飛び出していった。
       
          
                                 続く






やっと2話目・・・。
読んで頂いている方には、すごく感謝です。
まだ、続きます。

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