共和国編・第三章前半
クラッツ:
「朗報だ。先の戦いでデストロイヤー兵団は5000機を葬ったそうだ。我々にも新たな任務が命じられた。
スリーパーの基地と思しきポイントが判明したのだ。そこはアレクサンドル大地の遺跡だ。
ここを強襲する。なお、今回は私は参加出来ない。よろしく頼む。そうそう、第二部で奪取した
ライガーゼロの換装パーツ・イエーガーユニットが完成した。後で確認したまえ」
オオイシ:
「(イエーガーユニットはサイクスに貰ったんだけどなぁ)諒解」
ラガート:
「先程の訓練で私のプロトタイプマッドサンダーはカノントータスの大口径荷電粒子砲を弾きました。
反荷電粒子シールドの威力は本物です。なお、マエバラ少尉のフロレシオスが我が隊初めての残骸からの
ゾイド回収に成功しました。スパイカーです」
オオイシ:
「スパイカーもあるんだけどなぁ。まあいい。ケーニッヒウルフにスナイパーユニットを搭載し終わり
次第、
アレクサンドル大地に向かうぞ。ところで、今回私は
銀の翼に望みを乗せて、青信号を燈しつつ、
定刻通りに到着せねばならんな」
ハラ:
「そりゃ『嵐を呼ぶヒーロー』です」
ここはアレクサンドル大地。
ラガート:
「一年振りでしょうか、我々がここに足を踏み入れたのは」
アイン(ケーニッヒウルフスナイパー搭乗):
「そうそう、あん時だな、俺とアンタの出会いも」
ラガート:
「あのオーガノイドシステムを回収した古代ゾイド人の遺跡、まさかあそこがスリーパー共の巣に
なっていたなんて・・・。
!、現われました、スリーパーです!流石スリーパーに詳しいクラッツ少佐の情報だ。
?、帝国ゾイドも混じっているぞ!?」
アイン:
「奴等、帝国カラーだ。とゆーより、何でトーチカがあるんだよぉ!?」
オオイシ:
「分からん・・・。とにかくこのままでは包囲されるだけだ。今回臨時処置として第二小隊の水上部隊も
私が指揮する。ラガート中尉は北上して第三小隊と合流、イグアン隊を迎撃しろ。司令戦隊はここで
ライモス隊と交戦する」
こうして始まった対スリーパー戦だが、何と一ターン目でプロトタイプマッドサンダーがシンカー二隻の
雷撃により、ハイブリッドアーマーを損傷、そのまま撃破されてしまった!
オオイシ:
「水上部隊が居なくては勝てん。撤退だ!」
再挑戦
一ターン目の猛攻をプロトタイプマッドサンダーは回避中心で逃れた。そしてブラックライモス二機を
返り討ちにして、シーパンツァーの砲撃を浴びつつも北上する。
一方第三小隊では、サラマンダーとアイアンコングPKの活躍により、一ターンでゴドス一機・イグアン二機
を撃破した。
水上では河口に集結したスリーパーとハラ(バリゲーター搭乗)隊が艦隊決戦を展開した。
いまや最強艦の名を恣にするフロレシオスがブラキオスを撃沈、ウォディック同士の対決も我が方に
軍配が上がった。
だが、沿岸部に展開していた司令戦隊共々シャイアンと大型トーチカにMAP兵器の集中射撃を受けた。
さらに司令戦隊にステルスバイパーが襲い掛かる。ケーニッヒウルフ、ブレードライガーABSの被害は
甚大だった。
ここで北の第三小隊に目を移そう。ゴドス・イグアン隊を蹴散らし、ゴジュラスMk-IIが橋を扼する大型
トーチカを
破壊、コングはシーパンツァー二隻を撃沈した。さらにサラマンダーがレドラーキャノンを痛め付け、
ゴジュラスMk-IIが撃墜した。そこにシールドライガーが襲い掛かったが、やっと合流したプロトタイプ
マッドサンダーのマグネーザーの餌食になってしまった。
勝ち誇って渡河する巨大ゾイド四機をトーチカの砲撃が襲った。
アイアンコングPK女性士官:
「きゃっ!」
ジェリコー(サラマンダー搭乗):
「危ねぇ!」
コングを庇う様に、サラマンダーがトーチカを沈黙させた。
ここで時系列を少々戻す。
集中攻撃を受けつつも、ケーニッヒウルフが初の砲撃戦でトーチカを沈めた。山頂に陣取り、砲弾の雨を
降らしてくるシャイアンにブレードライガーABSが白兵戦を挑み、見事三連続ブレードアタック
(しかも全部クリティカル!)を決めたが、噛み付かれ、撤退を余儀なくされた。
アイン:
「よくやったお嬢ちゃん、止めは俺に任せな」
ブレードライガーABS女性兵:
「でも、ウルフも・・・」
アイン:
「アンタのブレードよりはマシだぜ」
既に満身創痍のケーニッヒウルフの牙が、シャイアンの喉笛を噛み切った。
シャイアンの抵抗が終わる頃、サラマンダーが最後のトーチカを沈黙させ、三小隊はジワジワと遺跡に対する
包囲網を狭めつつあった。
だが、
オオイシ:
「(司令戦隊で戦闘可能なのは私のイエーガーだけか・・・。だが、イエーガーのレベルが高すぎる。
ここで私が突出したら、部下の為にも他のゾイドの為にもならん・・・)
オオイシだ。司令戦隊は被害甚大につき、これ以上の戦闘を断念する。なお、指揮権はラガート中尉に
委譲する」
こうして、司令戦隊は戦場を離脱した。
(オオイシとイエーガーの名誉の為に書き加えるが、イエーガーは常に前線に居た。ケーニッヒウルフや
ブレードライガーABSと比べ、被害が少ない、というより無傷なのはその機動性が素晴らしいからに他ならない。
むしろ、砲火を吸収して司令戦隊の僚機と水上艦隊を守った事を高く評価するべきである)
残された(とはいえ、巨大ゾイド四機とバリゲーター・フロレシオス。ウォディックは陸戦を断念した)
ラガート達は遺跡を守るゴジュラスMk-IIへの攻撃を開始した。と同時にゴジュラスMk-IIに向けて主砲が
放たれた。
ゴジュラスMk-II同士の砲戦。だが結果は一方的だった。スリーパーゴジュラスMk-IIは見事三発の命中弾を得たが、
味方のゴジュラスMk-IIは一発の命中弾を与える事が出来ず、残りHP300まで追い詰められたのである。
彼にとって唯一の幸運は双方弾切れになった事だけだった。地形効果の、そしてレーザー照準器とサーチライトの
差が明確に出たのだった。ゴジュラスMk-IIを庇う様にバリゲーターが接近戦を挑んだが撃退され、山岳部に
いたアイアンコングPKが中距離砲撃戦を挑んだ。
紅いゴジュラスと蒼いアイアンコングの奇妙な戦闘もゴジュラスの勝利に終わり、コングも撤退した。
ラガート:
「やはり砲撃戦では地形効果のある敵が有利だ。かくなる上はプロトタイプマッドサンダーで突入する。
マエバラ少尉、援護してくれ」
マエバラ:
「諒解・・・って軸線に並ばないで下さい〜!」
ラガートの(というより筆者の)ミスによりMAP兵器を浴びたが、ゴジュラスMk-IIをマグネーザーが貫いた。
ラガート:
「ふぅ、凄い数でしたねぇ。隊長、まさか遺跡の中までこんなんじゃないでしょうね?」
オオイシ:
「だが退くわけにはいくまい。全機突入する」
プロトタイプマッドサンダー管制員:
「オオイシ大尉ッ!先程マッドサンダーの指揮管制室で奇妙な通信を傍受しました!
これから再生します」
「コアの方はどうなっている」
「は・・・順調です。このまま行けば、程無く外殻の組成にいたるかと・・・」
「ふふ・・・そうか。あの力さえあれば、帝国の再興も夢では無い・・・
よもやあんな場所でコアを手に入れる事が出来るとはな、私は運がいい・・・・」
オオイシ:
「成程・・・、スリーパーを操っていた敵の正体が分かったぞ。バンゲリング帝国だ」
プロトタイプマッドサンダー管制員:
「バンゲ・・・リング帝国・・・・?」
オオイシ:
「うむ。生物機械人からなる恐るべき侵略者だ。彼等は空間を操り、兵器を無限増殖し、
そして最も恐ろしい事にマイクに向かって
『ハドソ〜ン!』と叫ぶ事で航空機を無限に呼び寄せる事が出来る。
確か、地球に来襲した時は米海軍一個艦隊をほぼ壊滅させたが、残った原子力空母一隻と
艦載ヘリ五機によって敗れたそうだ」
プロトタイプマッドサンダー管制員:
「その原子力空母の方がよっぽど凄いような・・・。確かに、トーチカの出現等の辻褄が合う・・・
。
しかし、コイツ等を野放しにしたら・・・」
オオイシ:
「惑星Ziそのものが危険に晒される。我々の手で、阻止せねばならん!」
マエバラ:
「もう。ムチャクチャですね」
ハラ:「PSゾイド2攻略記事に我々が登場している時点でムチャクチャだと思う・・・。
とりあえず隊長の勘違いにおいて
『バンゲリング帝国復興計画』と
『excute &h0000』の2サイトを
参考にさせて頂きました」
ラガート:
「私が作戦説明に入らないと収拾が付きませんね。あの〜隊長、相手は無人機ですから特別な作戦は
要らないでしょう。唯、その数にはご注意願います」
オオイシ:
「よし、ラガート君、『例』の編成で行くぞ」
ラガート(プロトタイプマッドサンダー搭乗):
「中は静かですねぇ。・・・もしかして外にいたので全部だったのでしょうか」
オオイシ(イエーガー搭乗):
「分からん。とにかく左の部屋から調べよう。って狭いな」
ラガート:
「全機L型ですからね。もっともユニットサイズと狭さは関係無いと思いますが」
果たして次のターン、スリーパーが現われた。が左の部屋のイグアン・アロザウラー隊は司令戦隊により
一ターン持たずに全滅した。
一方、ラガート隊は北のマンモスキャノン率いる敵第二小隊に突撃し、ジェリコーのマーキュリー
(サラマンダーをバスターキャノンセットで改造した機体)とアイアンコングPKがガイザックを排除、
マンモスキャノンはプロトタイプマッドサンダーが倒した。
右の部屋に向かったゴジュラスMk-II搭乗率いる第三小隊は苦戦を強いられた。ディバイソンが
敵ディバイソンキャノンに射程外から一方的に撃たれたのだ。それでもゴジュラスMk-IIはモルガ二機を
葬った
(内一機はクリティカルで一撃)のだった。
話をラガート隊に戻すと、コングのMAP兵器とプロトタイプマッドサンダーの砲撃により、敵第四小隊
司令機・グレートセイバーを倒した。
ジェリコー:
「伏兵も撤退していきます。早いとこ、第三小隊の応援に行きましょう、中尉殿」
ラガート:
「おかしい。脆過ぎる・・・。!、隊長、ゾイドと思しき反応多数、遺跡内に侵入!!」
オオイシ:
「諒解!・・・って目の前か〜い!」
第三小隊の応援に向かっていて、中央通路にいた司令戦隊の目の前に帝国軍が現われた。
どの位近いかというとDCS-JとイグアンPBが接触している程だった。
レイハルト:
「・・・流石だ、K。キョクジツ隊の足取りを把握している・・・。
オオイシッ、聞いているかッ!!・・・貴様等がオリンポス山頂に現われなければ、隊長は・・・、
ガーデッシュ隊長は死なずにすんだ!!」
彼の悲痛な叫びが遺跡内で反響する。
オオイシ:
「誤解だ、と言っても分からぬか・・・。ならば剣を交えるまで!」
レイハルト:
「いい心掛けだ。今度こそ、決着を付けるッ!!」
アイン(ケーニッヒウルフ搭乗):
「ふう、なんとかディバイソンキャノンは黙らせたぜ。だが、俺のウルフのダメージもでかい。
小隊長さん、ディバイソンだけ率いて応援に行ってくれ」
ゴジュラスMk-II士官:
「・・・分かった。行こう」
ラガート:
「我が隊もこの機体以外は戦闘に耐えられまい。コングは培養室を、ジェリコーは伏兵の居た部屋を調べてくれ」
ジェリコー:
「諒解!・・・ってちゃっかりいるなぁ、おい」
確かに撤退したはずの敵第四小隊のバリゲーターとブラックライモスが姿を現わしたのだった。
ラガート:
「大丈夫か!?」
ジェリコー:
「はい。自分一人で十分です!」
かくして、一ターン目の反撃でバリゲーター二機を葬ったが、三機のサビサビミサイル攻撃により
残りHP243まで追い詰められてしまった。だが、次のターンでリペアキットを使って回復し、
ブラックライモスも倒したのだった。
時系列を戻す。いきなり司令戦隊に襲い掛かったブラックライモスをDCS-Jが返り討ちりし、次のターン
で
敵部隊にMAP兵器の痛打を浴びせた。そしてイエーガーがイグアンPBを、ブレードライガーABSが
アイアンコングMk-IIを倒し、敵第三小隊は全滅した。さらにブレードはサイクス・セイバーとの高速機対決をも
制し、ジェノブレイカーの護衛部隊は脆くも壊滅した。
孤立したブレイカーにラガートのプロトタイプマッドサンダーが突進した。が、
ラガート:
「頼む、荷電粒子砲を撃ってくれ!」
レイハルトが反荷電粒子シールドの存在を知っていたかどうかはしらないが、通常火器で痛めつけられ撤退した。
次のターンで良いとこ無しのディバイソンがブレイカーに挑んだが、機動力に差がありすぎて、超硬角を
突き刺す事が出来ない。サビでスピードを落とす事を期待して四回のミサイル斉射を放ったが、半分は躱され、
命中した残りもサビを発生させる事は出来なかった。結局、二発集束荷電粒子砲を食らい、
本当に良いとこ無しに逃げ出した。
最後にジェノブレイカーの前に立ちはだかったのはゴジュラスMk-IIであった。ミサイルは兎も角、
マグネーザーで受けたダメージは痛かった。ゴジュラスMk-IIは集束荷電粒子砲を躱し、傷つける
魔装竜に止めを刺した。
レイハルト:
「く・・・、何故だ、どうして勝てん・・・!?
これ程までに強化されたジェノブレイカーでさえも歯が立たないのいうのか・・・・!!」
オオイシ:
「・・・もうよすんだ」
レイハルト:
「な・・に・・・」
タリス:
「私からもお願い申し上げます、レイハルト隊長・・・」
レイハルト:
「タリス・・・、一体何を・・・・?」
タリス:
「あの方は、戦いを望まれておりません。・・・抵抗せぬ者の命を奪えますか?」
レイハルト:
「・・・!?」
タリス:
「それに・・・
もし隊長が復讐を果たされたとして、失われた人々が帰って来るでしょうか?
・・・失われた人々が喜ぶでしょうか?
答えは『否』です。・・・そして、その後には何も残らないでしょう。
もう、・・・よしましょう。復讐は悲しみしか生みません。・・・彼等の言う通りです。
それとも、このままプロイツェンを阻止出来ずに終わるおつもりですか?
隊長も、デススティンガーを見たはずです。・・・・私達には時間が無い」
レイハルト:
「・・・くっ。タリス、撤退命令を出せ・・・・」
タリス:
「レイハルト・・隊長・・・」
ラガート:
「敵が、引き上げて行きます!」
オオイシ:
「ああ・・・」
プロトタイプマッドサンダー管制員:
「オオイシ大尉、ロブ基地から入電です。
・・・貴隊ニ『ゴジュラス・ジ・オーガ』ヲ配備スル、との事です」
オオイシ「分かった・・・」
オオイシ「(ガイロス帝国特務部隊隊長・レイハルト。復讐の為に我々に何度も挑んできた将校。
彼は立ち直れるだろうか?
・・・いや、彼は目的を失った訳ではない。それに彼にも、私と同じように信頼できる仲間がいる。
だからきっと・・・)」
ラガート:
「大尉、オオイシ大尉」
オオイシ:
「おおっ、ラガート君」
ラガート:
「どうしたんです?ボーっとしちゃって・・・」
オオイシ:
「レイハルトの事を考えていた・・・」
ラガート:
「いつか・・・分かり合えると思います。終戦後に。
おっと、本件です。クラッツ少佐から通信が入っています」
クラッツ:
「ご苦労だったな。夥しいスリーパーに歓迎されたそうじゃないか。だが、よく生きて帰った。
流石はキョクジツ隊だな。
・・・任務を終えたばかりで悪いが、新たな任務だ。
デストロイヤー兵団がニクシー基地を射程に収める。帝国側を阻止行動を採る、つまり、篭城ではなく
野戦を挑んでくるだろう。
貴隊にはデストロイヤー兵団の露払いをしてもらう。
この戦いが終われば、君の功績は認められるだろう。
・・・まさに君は、英雄だな」
オオイシ:
「遂にこの戦いに終止符を打つ日が来たか・・・。だが、弱ったな・・・。」
ラガート:
「どうしたんです?」
オオイシ:
「いや、旗機をゴジュラス・ジ・オーガに移したいのだが、ライガーゼロ・・・私自身で手に入れた機体だ。
どうも名残惜しくてな」
ジェリコー:
「自分の気持ちに素直になった方がよろしいでしょう、大尉。ゼロは私が引き継ぎましょう。
シールドやブレードの搭乗経験もありますので」
オオイシ:
「・・・すまない、ジェリコー少尉。ラガート君、君はマーキュリーで艦隊を上空から指揮してくれ。
なお、今回止む無くゴルゴドス・グランチュラ・エレファンタス・ガイザックを売却した。彼等に対する
感謝の意を表す為、最敬礼を以って見送る。終わり次第、出撃だ」
ニクシー基地付近
ラガート:
「いよいよ決戦ですね。噂では、この戦いが終わると終戦協定が結ばれるとか・・・。
つまり、基地が陥落する時、それがプロイツェンの野望が潰える時です」
レイハルト(バーサークフューラー搭乗):
「オオイシ、待てッ・・・!私と戦えッ!!」
オオイシ:
「よせ!戦いは、もう・・・」
レイハルト:
「フッ、デストロイヤー兵団の噂は聞いている。アレが到着した時、それが我々が敗れる時だろう。
・・・だが、やり残している事があるッ!それがオオイシ、お前との決着だ!
今回は、軍人としてでは無く、一人の漢、・・・一人のゾイド乗りとして勝負を挑ませてもらうッ!!」
オオイシ:
「・・・分かった。私も同じ心境だ。キョクジツ隊各機に告ぐ。バーサークフューラーには手出しするな!」
レイハルト:
「いい心掛けだ・・・。行くぞッ、オオイシッ!!」
とオオイシは宣言したが、彼のオーガと司令戦隊はトーチカとマルダーの猛射、それと砂漠地形の為
なかなか前進できない。ライガー二機を有する北のプロトタイプマッドサンダー隊も低速の
プロトタイプマッドサンダーに歩調を合わせざるを得ない。
一方、海上のラガート隊は敵シンカー・シーパンツァーと艦隊決戦を展開していた。ハラのバリゲーター
が
残りHP11まで追い詰められたが、なんとか離脱に成功した。その中で・・・
ラガート:
「よし、この地点にMAP兵器を叩き込めば陸上にいる間に敵艦隊を攻撃できる。
?、あれはバーサークフューラー!?このままでは、レイハルト殿を・・・。止むを得ん、攻撃中止だ」
この後、フロレシオス(マエバラ機)とブラキオスが『陸上』で近接砲戦を展開、ブラキオスを撃沈した。
これを『海戦』とするかどうかは、今尚、戦史家の論争のタネとなっているのである。
ここでジェリコー隊に注目すると、ブレードライガーの活躍により、次々と敵を蹴散らしていったが・・・
ジェリコー:
「ん、ゲッ、フューラーが!うわぁぁぁぁ!」
なんと一騎討ちを望んでいたはずのバーサークフューラーが荷電粒子砲を発射、ジェリコーのシュナイダーが
被弾した。
レイハルト:
「許せ。ゲームシステム上、仕方が無い・・・」
そうこうしている内に、ニクシー基地に異変が起きた。
ラガート:
「!!、帝国軍が・・・ニクシー基地を捨てて撤退していきます!」
ジニアス:
「共和国軍は私が受け止める・・・!!基地の者は急ぎ撤退せよ!
さあ、機動部隊とやら、いつぞやの借りを返してやるぞ。
我が名は帝国軍装甲師団高速戦闘隊長・ジニアス=ミスフィード、再度、参るッ!!」
ラガート:
「馬鹿なッ!自らを盾にしようとするのか!?」
ジェリコー:
「あの機体は!マッドサンダーの管制室からサイクスに通信出来るか!?」
プロトタイプマッドサンダー管制員:
「急ぎます!・・・繋がりました!」
ジェリコー:
「ジニアス殿、聞こえますか!?私は共和国空軍・ジェリコー少尉!!
レッドラストであなたのサイクスを斃したサラマンダーのパイロットです!」
ジニアス:
「ほう、今度は新型ライガー(註・シュナイダーの事)で挑むというのか・・・。
面白い、受けて立とうぞ、ジェリコー少尉!!」
ジニアスが出撃した頃、プロトタイプマッドサンダーが激しく抵抗を続けるセイバータイガーSSを
マグネーザーで貫いた。その頃、司令戦隊もジェノザウラーRS隊とトーチカを沈黙させて北上していた。
ゴジュラスMK-II傭兵:
「オオイシさんよ!トーチカは俺に任せてくれ!アンタは・・レイハルトとの決着があるだろ!?」
オオイシ:
「済まぬ」
オオイシのゴジュラス・ジ・オーガはレイハルトのバーサークフューラーに向かって行った。
だが・・・、
レイハルト:
「お前の勝ちだ、オオイシ。ゲームシステム上、仕方が無いとはいえ、EP切れだ・・・。
良い部下を持ってるな、貴様は。一発も撃ち返して来なかったよ。
さあ、止めを刺せ!!」
ブレードライガーABS女性兵:
「隊長、止めて下さい!相手は抵抗出来ないのですよ!」
オオイシ:
「いや、尊敬に値する敵に手心を加える・・・それこそ彼に対する最大の侮辱だと思う。
ここは、彼の望みを叶えるべきだろう」
ジ・オーガがフューラーを組み倒した。が、オオイシは彼のセリフに反して僅かに手心を加えた。
レイハルト:
「カウント3つ奪っただけか・・・。お前の最大譲歩の結果だな・・・」
オオイシ:
「達者でな、レイハルト・・・」
そのころ、もう一つの一騎討ちが展開されていた。
ジニアス:
「素晴らしい剣技だ、ジェリコー少尉。もう一撃で、私は持つまい。だが、この射撃でコアを射抜く!」
ジェリコー:
「貴方の射撃も見事です。もう少しで当たっていました・・・。では止めといきますか」
そしてシュナイダーの刃が、サイクスを切り裂いた・・・。
オオイシとジェリコーがそれぞれの決着を付け、キョクジツ隊はニクシー基地への総攻撃を開始した。
バリゲーターが撃退されたものの、敵の抵抗は次第に弱くなり、フロレシオスが基部を制圧した。
だが、その最後の瞬間まで司令部にはガイロス旗が翻っていた・・・。
クラッツ:
「・・・終わったようだな。帝国もデストロイヤー兵団の接近を察知して退却したようだ。
本当にご苦労だった。・・・エウロペの勝者は我々だ!
そうだ、デストロイヤー兵団から君へのプレゼントがあるそうだ。それは・・・ウルトラザウルスだ!!」
(本当は前作のデータの引き継ぎです)
ジェリコー:
「遅すぎますよ、少佐」
クラッツ:
「まあ、そう言うな。観艦式が賑やかになる。
さあ、勝利の凱旋だ、英雄殿。祝杯を挙げようじゃないか」