「・・・でも、本当に良かったのかなぁ・・・。」
「俺が側にいるのに、一体何を考えているんだ?お嬢ちゃん?」
 アンジェの肩を抱いたオスカーは大変上機嫌だった。なにせ可愛いかわいい可愛い恋人とはれて二人っきりで、それも南国ビーチで過ごしているからである。
「あ、あのね。お仕事まだあったのになぁ・・・って。」
 恋人の腕に抱かれたこの天使も大変機嫌が良かった。頬をバラ色に染めて、恥ずかしそうに囁く。
「気にしなくていいじゃないか。陛下も気にするなとおっしゃってくださっただろう?・・・そんなことより・・・。」
 アンジェの顎をクイッと持ち上げるオスカー。そうするとアイスブルーの瞳がさらに魅力的に見えることを彼は知っている。
 予想に違わず、アンジェは真っ赤になってしまった。
「激務をこなした健気な俺に、ご褒美をくれないか?」
 言うが早いがその唇を奪う。甘いその感触にオスカーはさらに深くその柔らかさを貪る。そして・・・

―2人は波と一つになった。―

「やっぱり、許可しないほうが良かったのかしら・・・?」
「何を今さら、陛下。」
「だって、ジュリアス。わたくしだってあの子と過ごしたかったのよ。」
「・・・仕方なかろう?かわりに私では納得できぬか?」
「そんなこと・・・。」
「では、気にするな。」
「そんな、あっ・・・。」
 ここでも甘い波が起こったようです。ご馳走様。

 

あとがきという名の言い訳

今回は、一切性的表現はありません。いやー、楽でした。作者は激しいのは最近書けないようです。手首ひねっちゃいまして。それも両方。痛いっす。

 

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