古城の王冠
君はいわゆる冒険者という人種だ。
一攫千金を狙うのか、地道に稼ぐのか、それは意見が分かれるところではあるが、
結局のところ危険を冒して報酬を得るのが仕事であるのは間違いない。
君は今日も危険に挑む。
キャラクター作成
まだそうしていないのであれば、130CPで君自身のデータを作る事。
世界
この世界の文明レベルは3、中東アジアからヨーロッパ辺りを想像するといいだろう。
君は人間で、基本的には超常的や特殊的な特徴は獲得できない。
標準的な財産は$1000で、全てを装備のために費やして良い。
言語は東方語、西方語が知られている。南方語、北方語もあるが、これらには文字が無い。
神と魔法
この世界では、善なる神が天空と地上を治めているが、邪悪なる神もまた海と地下を支配している。
いずれに組するのか、それともしないのか決めておくべきだろう。
君は「神の代行者」であることができる。
善なる神の「代行者」はベーシックに記載されている全ての治癒系呪文と、≪光≫≪持続光≫を習得する事ができる。
邪悪なる神の「代行者」はベーシックに記載されている全ての死霊系呪文と、≪闇≫≪ぼやけ≫を習得する事ができる。
「神の代行者」のレベルは3までだ。
神々はそれぞれの信者に、自らの属性に従うよう要求する。
つまり「善良である事」「邪悪である事」だ。
善なる神の僕であるならば、秩序を守り、弱き者を助けなければならない。
邪悪なる神の僕であるならば、混沌を愛し、弱き者は搾取の対象であるべきだろう。
これらの規律は曖昧だが、明らかな違反をした場合は、直ちに「聖職者」「代行者」の特徴を失い、
さらに何らかのペナルティを受けるだろう。
ソロ・アドベンチャーの途中で君がそのような事態に陥った場合、ペナルティを考える代わりに、
善なる神の僕であったのなら稲妻、邪悪なる神の僕であったのなら火炎によって、直ちに「3D・焼き」のダメージを受ける。
その他の魔法は怪しげな妖術師や、妖精、悪魔、恐るべき怪物達のものだ。
時には彼等の魔法が君を助けるかもしれないが、決して気を許す事はできない。
キャラクター作成時にそのような魔法を習得する事はできない。
ただし、「魔法の素質」は3レベルまで獲得する事ができる。
冒険者のススメ
冒険者としてうまくやっていくためには、武器や素手での戦闘、潜入、交渉といった能力が役に立つ。
もちろん、基礎的な能力〜跳躍、登攀、水泳等〜も欠かすことはできない。
大剣、槍、その他の大きく強力な武器は戦いに際して君を助けるだろうが、
それらを扱うにはある程度の空間が必要だし、町によっては武装を禁止している事もあるだろう。
そのような場所へ赴くのであれば、小さく扱いやすい武器にも通じている事が望ましい。
アドベンチャー・ゲームのルール
ゲームの進行
ゲームはパラグラフに書かれた状況に対し、選択肢を選ぶ事で進行する。
ダイスを振って判定しなければ選べない選択肢もあれば、
特定のアイテムを持っている時だけ、或いは持っていないときだけ選べるような選択肢もある。
各パラグラフの記述に従う事。
呪文やアイテムなどは、特に記述されていない時でも使うことができる。
ただし、これはシステム上の欠点でもあるが、ゲームの記述者があらかじめ予期していない行動は、
ゲームに反映されない可能性もある。
戦闘
戦闘は、簡易戦闘ルールで行われる。
状況によっては、特別な修正がかけられることもある。
勝利したら、該当する選択肢へ進む事。
逃亡を試みる事ができる場合は、そのように書かれているだろう。
敗北したら、もちろん、そこでゲームは終わりだ。
ただし相手が君を殺すつもりが無かった場合、例えば生け捕りにしたいと思っている場合は、そうでないこともある。
そうした場合は、選択肢に敗北した場合の運命が記されているだろう。パラグラフの指示に従う事。
時間経過の簡易ルール
君は特に禁じられていたり、また明らかに不可能な状況でない限り(例えば戦闘中)、いつでも休憩を取ってよい。
休憩はFPを回復するだろう。応急手当をする時間も、休憩に含めてよい。
ただし、合計で180分休憩する度に、食料を一食分+水0.5リットルを消費する。
食料や水が不足していたら、FPを1点失う。これは食事や水をとって休憩しなければ回復しない。
最後に、言うまでもないことだが、ダイスの目をごまかしてはならない。
また、一度選んだ選択を「なかったこと」にしてはならない。
誰が咎めるというものでもないが、イカサマはゲームの面白みを大きく損なうだろう。