●妖力  妖力とは、妖怪が持つ能力の総称で、一般的には超常的な現象を引き起こす能力を指します。 妖力である事は、特別なゲーム上の効果を与えません。これはゲーム世界内の”用語”です。 例えば、「アイツは強い妖力を隠し持っているな」とか、 「アイツは人間の癖に妖力が使えるのか」と言う風に使われます。 ●妖術  妖術、より超常的な性質を持った力の総称です。 妖術は生命エネルギーの影響を受けやすく、また与えやすい性質を持っています。 妖術は使い手が持つ生命エネルギー(「妖気」と呼ばれます)によって強化されます。 妖怪自身の意志の力によって、更に強化される事もあります。 しかし他者の意志からの影響も受けやすく、より簡単に打ち消されてしまいます。 また、<怪科学>による発明品は妖術に干渉することができます。  妖怪が持つ全ての有利な特徴は妖術にすることができます。 妖術である事は0%の限定です。 ●妖気[15CP/レベル(上限可変)]  「妖気」のレベルは、妖怪が持つ生命エネルギーの影響力を総合的に示します。 妖術を使用する判定には、「妖気」レベルがボーナスになります。 例えば発動のための能力値判定や、即決勝負、命中判定などです。 また妖術を使った防御や、妖術に関する”更なる努力”にもボーナスを与えます。  「妖気」のレベル上限はレギュレーションによって変わります。 このレベル上限は、しばしばゲーム全体のパワーレベルを左右するでしょう。 =============================================== ●妖術に対する更なる努力  妖術は、意志の力で強化する事ができます。 これは”更なる努力”の一種として表現されます。 判定とFP消費は”1回の使用”ごとに必要です。 □手順 1.どの妖術をどのくらい強化するか決めます。 2.意志判定を行います。   成功なら、妖術は強化されて発動します。FPを1点消費します。   失敗なら、妖術自体は発動しますが、強化されません。FPを1点消費します。   クリティカル成功なら、妖術は強化されて発動し、FPは消費せずに済みます。   ファンブルなら妖術自体の発動に失敗し、FPを1点消費します。 □修正 A.強化量+5%につき−1。上限は+100%で修正−20。   (例:「特殊攻撃」のダメージダイス、「特殊効果」のレベル、    「拘束」や「テレキネシス」のST・・・等) B.「妖気」のレベル分ボーナス。 C.”緊急時”(「緊急時のみ」の特徴が有効な状況)なら+5。 D.余分に1点FPを消費するごとに+1。最大で「妖気」レベルまで。   ただし攻撃に用いる場合、FPを消費してボーナスを得ると「全力攻撃」扱いとなります。 =============================================== ●妖術の一時的増強  妖術は、エネルギーを余分に費やす事で一時的に性質を変化させる事ができます。 手順は更なる努力に似ていますが、判定は生命力で行い、さらに「準備」行動が必要です。 更なる努力同様、判定とFP消費は”1回の使用”ごとに必要です。 □手順 1.1秒「準備」します。 2.生命力判定を行います。   成功なら、妖術は増強されて発動します。FPを2点消費します。   失敗なら、妖術自体は発動しますが、増強されません。FPを2点消費します。   クリティカル成功なら、妖術は増強されて発動し、FPは消費せずに済みます。   ファンブルなら妖術自体の発動に失敗し、FPを2点消費します。 □修正 A.加える増強+10%につき−1。 B.「妖気」のレベル分ボーナス。 C.余分に1点FPを消費するごとに+1。最大で「妖気」レベルまで。   ただし攻撃に用いる場合、FPを消費してボーナスを得ると「全力攻撃」扱いとなります。 =============================================== ★妖術ブースト!  もし未使用CPを持っていれば、妖術を一時的に強化するために使えます。 これは妖術に対する更なる努力と、妖術の一時的増強に影響します。  未使用CPを1点消費するごとに、効果を+1倍する事ができます。 一度に最大で「妖気」のレベルに等しい点数まで消費できます。 CPは更なる努力の意志判定や一時的増強の生命力判定を振る前に支払ってください。 この消費は、判定の結果がクリティカルでも軽減されません。 =============================================== ●妖術の抑制と開放  妖怪は通常の生物や物体に「変身」する際、妖術を”抑制する”事ができます。 本来は「変身」中にうっかり超自然的な力を発揮してしまう事を回避するためなのですが、 副次的に大きな利点をもたらします。 抑制された妖術は、開放された際に一時的に大きな生命エネルギーを発生させます。 妖怪はこの生命エネルギーを利用する事で、様々な効果を得る事ができるのです。 □手順 1.「変身」を獲得します。(「変形」は対象外とします)   この時、抑制したい妖術は、「変身」によって入れ替わるテンプレートには含めないで下さい。 2.抑制する妖術を決めます。抑制された妖術は「変身」している間は使えなくなります。 3.「変身」を解除すると、1時間姿を変えている毎に1点の”開放ポイント”を獲得します。   保持できる開放ポイントは、最大で抑制していた妖術のCP10点につき1点までです。 □開放ポイント  開放ポイントは妖術を強化したり、生命力を活性化するのに使うことが出来ます。 開放ポイントは、妖怪が「変身」を解いている間、10分に1点の割合で減少します。 マイナスにはなりません。 開放ポイントが残った状態で再び「変身」した場合、 残っていた開放ポイントの半分(端数切捨て)を次回の「変身」解除時に持ち越すことができます。 A.妖術に対する更なる努力と、妖術の一時的増強を行う際、   そのために消費するFPの代わりに消費する事ができます。 B.妖術ブーストを行う際、開放ポイント3点を未使用CP1点として消費できます。 C.1点消費するごとに自分のHPを1D点回復できます。   これには1回の「準備」行動が必要で、一度に消費できる開放ポイントは「妖気」レベルまでです。 =============================================== ★合体妖術!  妖術は、複数の妖怪が力を合わせることで、著しくその効果を増すことができます。 また、「更なる努力」や「一時的増強」、「妖術ブースト」の効果も、 力をあわせて行うことで更に強力になります! □手順 1.参加する全員が接触状態になってください。   これには最低でも1秒の「準備」が必要です。   接触は物理的に触れるのでも、精神的な接触でも構いません。   例えば、「遠隔送信」や「読心」などが使えます。 2.参加者全員がそれぞれ知力判定を行い、成功したキャラクター間に「リンク」が形成されます。   知力判定に失敗しても、接触を中継することはできます。   ファンブルだと、そのキャラクターで「リンク」は途切れてしまいます。 3.代表者一人がリーダーとなり、妖術を使います。 □修正(リンク形成時) A.参加人数二人目以降の一人につき−1のペナルティがあります。 B.「妖気」レベルがボーナスになります。 C.”緊急時”(「緊急時のみ」の特徴が有効な状況)なら+5。 D.精神的な接触が単方向にしか形成されていなければ−2。 □効果 A.リーダー以外の全員の「妖気」レベルの合計÷2がリーダーの「妖気」レベルに加算されます。 B.参加者が同じ妖術を持っていれば、同様にリーダー以外が持っている妖術のレベル÷2が、   リーダーが発動しようとしている妖術のレベルに加算されます。   レベルにできない場合は、代わりに同じ妖術を持っている参加者一人につき、   +50%分の増強を施すことができます。   (ここでは、同じ特徴がベースの妖術なら、同じ妖術として扱います。    修正の違いは、よほどの隔たりを作ってしまうのでない限り気にしなくて構いません。) C.参加者全員がFPを共有し、妖術の発動のために使うことが出来ます。   また、開放ポイントや未使用CPも同様に共有されます。 ▲注意 ・リーダーがファンブルすると、参加者全員がその影響を受けます。 ・リーダーが使ったのと同じ妖術を持っている参加者は、  その妖術を「1回使った」事になります。  これは使用回数、弾薬やトリガーの消費、再試行時のペナルティなどに影響します。 △リンクの切断 ・自主的に切断するなら、自由行動です。 ・朦朧状態になると、意志−3判定に成功しない限り切断されてしまいます。 ・接触状態が断たれれば、自動的にリンクは切断されてしまいます。 =============================================== ●妖術を使った能動防御:  妖術は能動防御に使うことも出来ます。 妖術よけ/妖術受け/妖術止めの3種類があります。  妖術を能動防御に使うためには、即座にその妖術を発動できる状態でなければなりません。 準備や集中、弾薬や触媒などが必要なら、全ての用意を終えていなければなりません。 多くの攻撃は1ターンに1回しか使えません。 攻撃に使えば防御には使えませんし、その逆も然りです。 ただし「白兵攻撃」の限定を持つ妖術は、攻撃の後でも防御に使えます。 (もし防御に使えない種類の修正をつけていなければ。)  妖術による防御は、条件を満たしている限り、どんな攻撃に対しても試みることができます。 ただし、妖術受けと妖術止めは、相手の攻撃が妖術でない場合は、 その効果が発揮される理由を”通常の物理法則の範囲内で”説明できなければ効果はありません。 判定の基準はGMによりますが、基本的に、即座に説明できなければアウトだと思ってください。 (例:雪女は冷気を操り、妖狐の狐火をかき消すことができます。  しかし亡霊兵士が連射してくる銃弾を冷やしたところで、意味はないでしょう。  とにかくよけるか、本体を片付けることにした方がよさそうです!) ■妖術よけ  妖術よけは、普通のよけの代わりに妖術の起動を行います。 妖術を起動するだけでよけられる場合にのみ有効です。 (例:「幽体」「変身」「物質透過」・・・) 妖術よけは(状況が許す限り)1ターンに何度でも試みることができます。  判定は<BS+3+「妖気」レベル>で行います。  妖術よけに成功すれば、通常のよけに成功した時と同じように攻撃を回避できます。 ■妖術受け  妖術受けは、敵の攻撃を自分の妖術で迎撃しようと試みます。 妖術受けに使った妖術は、そのターン再び防御に使うことは出来ません。 ただし、他の妖術を使って防御を試みることはできます。  判定は<(攻撃に使う技能レベル+「妖気」レベル)÷2+3>で行います。 「放射」のような技能を使わない攻撃の場合は、後述の妖術止めと同じように判定してください。 攻撃が射撃であっても、射撃を受ける事によるペナルティはありません。  妖術受けに成功すれば、攻撃の威力を防御に使った妖術の威力分差し引きます。 ダメージなら基本ダメージを差し引きます。 もし防御側の威力が上回れば、防御側は即座に命中判定を行うことができます。 成功すれば、差分の効果を攻撃側に与えることができます。 妖術受けはダメージを与える攻撃だけではなく、 「特殊効果」や「拘束」等による射撃攻撃に対しても有効です。 この際、「拘束」5レベルを「特殊攻撃」や「特殊効果」の1レベル分として計算します。 □修正と妖術受けの効果  攻撃側が妖術の連射を行った場合、防御側は妖術受けの成功度に等しい数まで、 同時に減衰させることができます。 連射で防御を行った場合は、成功度1につき妖術のレベルを+1して考える事ができます。 このボーナスは最大で発射数までです。 反撃時の威力も増加した値で考えることができますが、 命中数は防御時の成功度を超えられません。 発射数を絞っているならば、一つの妖術で複数回受けを行うこともできます。 受けを行うごとに、何発撃ち出すか決めてください。 ただし攻撃に使ってしまうと、何発残っていても妖術受けには使えません。 複数回妖術受けを試みた場合、通常の受け同様2回目以降にはペナルティがあります。  範囲・拡散攻撃の場合は、もっと例外的です。 攻撃側が範囲・拡散攻撃の場合、防御側も範囲・拡散攻撃でなければ、 妖術受けは自分へのダメージだけを防ぎます。 範囲内の他のキャラクターには影響しません。 また、反撃によってダメージを与える事もありません。 範囲・拡散攻撃を範囲・拡散攻撃で妖術受けした場合、範囲全体のダメージが減衰されます。 防御側の威力が上回った場合、命中地点を中心に上回った分の効果が発動します。 ただし、命中地点は妖術受けの成功度分だけずれます(誤爆のルールを参照してください。)  「範囲に効果」があり「持続」する妖術は、 効果範囲内を通った妖術による射撃攻撃を妨害します。 効果範囲を通った攻撃は、妖術受けをされたときのように減衰されます。 ただし、こうした減衰が起こる度に、効果範囲の半径は1m減少します。 反撃は起こりません。ただし、攻撃範囲Cの攻撃の場合は、差分でなく完全な効果を与えます。 柔軟な「壁」は、妖術を妨害する効果については威力を2倍に考えます。 固形の「壁」はこうした効果を持たない代わりに、 妖術によるダメージに対して「妖気」レベル分の追加防護点を持ちます。 ■妖術止め  妖術止めは、妖術の防御的な効果を瞬間的に引き出して攻撃を受け止めます。 妖術止めは以下の場合にのみ有効です。 妖術止めは1ターンに1回だけ試みることができます。 A.使おうとしている妖術が、ダメージを与える攻撃に対して有効な「防護点」である場合。 B.使おうとしている妖術が、抵抗を要求する攻撃に対して有効な抵抗ボーナスを与える場合。 C.その他、使おうとしている妖術が相手の攻撃に干渉できるとGMが判断した場合。  判定は<(能力値+「妖気」レベル)÷2+3>で行います。 ・基準となる能力値は、肉体的特徴なら生命力、精神的特徴なら意志を用います。 ・足場、姿勢、高度差、後退、DBによる修正は無視されます。  (妖術止めは攻撃を回避するのではなく、耐え切る防御方法なのです!)  成功すれば、使った妖術の防護点や抵抗へのボーナスは2倍になります。 それ以外のレベルを持つ妖術の場合は、レベルに等しい防護点または抵抗ボーナスを得ます。 レベルを持たない妖術の場合は、成功度に等しい防護点または抵抗ボーナスを得ます。 ▲なお、「能動防御のみ」の限定が付いている妖術は、ここで述べた妖術による防御には使えません。  そうした特徴は発動の条件にすでに能動防御の判定が含まれているため、  更に「妖術を使った能動防御」を重ねて行うことはできないからです。 =============================================== 書いたヒト:もむに 流木堂WEB http://www.geocities.co.jp/Playtown-Queen/9170/