次なる色彩をPCの手に 次なる色彩<カラー・オブ・ネクスト>は、PCの手に渡すには少々強力過ぎるガジェットです。 しかし、この魅力的な存在をPCと離れたところにおいておくのは、少々物足りないものがあります。 ここで語られるのは、次なる色彩をPCレベルで活用する為のいくつかの試みです。 色彩の欠片<フラグメント・オブ・カラーズ> これはカラー・オブ・ネクストの、ごく小さな破片です。 カラー・オブ・ネクストの宿主が破壊され、消滅した後に発見されます。 (一つだけとは限りませんし、異なる色のフラグメントが同時に見つかることもあります) カラー・オブ・ネクストのように周囲を異界化するほどの能力はありませんが、 宿ったものをいくらか変化させることができます。 フラグメント・オブ・カラーズはおおむね虹の七色の内いずれかの色になります。 各色はそれぞれ特色ある能力を持っています。 GMは色にバリエーションを持たせて、フラグメントの能力を個性化して構いません。  例)赤のフラグメント→紅のフラグメント 赤のフラグメント:火や光、肉体に関わるフラグメントです。  火霊系、肉体操作系、光/闇系の呪文に関係あります。 橙のフラグメント:心や知性に関わるフラグメントです。  情報伝達系、精神操作系、知識系の呪文に関係あります。 黄のフラグメント:物質的なものに関わるフラグメントです。  地霊系、物質操作系、幻覚/作成系、防御系の呪文に関係あります。 緑のフラグメント:植物や動物など、自然の存在に関わるフラグメントです。  動物系、植物系、食料系の呪文に関係あります。 青のフラグメント:水や天候に関わるフラグメントです。  水霊系、天候系、治療系の呪文に関係あります。 藍のフラグメント:運動・移動に関わるフラグメントです。  風霊系、移動系、転送系、音声系の呪文に関係あります。 紫のフラグメント:魔法や高度な技術に関わるフラグメントです。  死霊系、魔化系、呪文操作系、科学技術系の呪文に関係あります。 白のフラグメント:7色のフラグメントを合わせると、白のフラグメントになります。  これは全ての色を内包する光の結晶で、その効果は未知数です。  (効果はGMとPLが相談して決めてください) フラグメントの使い方 基本的にフラグメント・オブ・カラーズは、何かに「宿らせて」使います。 宿らせるのに特別な技術は必要ありません。 対象にフラグメントを押し当てて念じるだけで完了です。 フラグメントを宿らせたものを持っていたり、自分に宿らせた場合、 その能力に応じてCPが必要になります。 必要CPに「/フラグメント」とある場合、複数のフラグメントをその目的の為に宿らせることができます。 一度に宿らせても、後から追加しても構いません。 *GMへ PCに前もって詳細なデータを教える必要はありません! 宿してみてから効果がわかるというのもまた面白いでしょう。 武器に宿らせる フラグメントを武器に宿らせると、フラグメントの能力に応じて武器が強化されます。 ただしいくつかの組み合わせでは、相殺されたり変化されたりする事があります。 矢、ボルト、石、鉛弾、霊薬弾等を発射する武器の場合、発射されたものに効果を与えます。 (シーリングシューターやブレス・パイプに宿らせる時は注意が必要かもしれません) 鉄方琴のように、白兵戦にも矢を発射するのにも使える武器の場合、 どちらに効果があるのか宿らせる時に決めてください。 二つ以上のフラグメントがあれば、それぞれに振り分けることができます。 相殺したり変化があったりする組み合わせでも、効果の対象が違えば干渉しません。 赤のフラグメント:[2CP/フラグメント]  炎によってフラグメント一つ毎に1D・焼きの追加ダメージを与えます。  青のフラグメントと同時に宿らせた場合、双方の効果が消滅します。 橙のフラグメント:[6CP/フラグメント]  傷つけた対象を精神的朦朧状態にさせます。対象は意思+1で抵抗できます。  フラグメント一つ毎に−1のペナルティを与えます。 黄のフラグメント:[2CP/フラグメント]  フラグメント一つ毎に武器の防護点を+2、HPを+3し、  その武器から発生する叩きダメージを+2します。 緑のフラグメント:[5CP/フラグメント]  傷つけたものに毒を注入します。  効果はフラグメント一つ毎に1Dの毒ダメージで、  以後10分経過する毎に最大5回の周期ダメージを与えます。  このダメージは犠牲者が生命力による抵抗に成功するか、  <医師>技能判定に成功して適切な手当てをすれば消滅します。 青のフラグメント:[3CP/フラグメント]  冷気によってフラグメント一つ毎に1D−2・焼きの追加ダメージを与えます。  さらに1・疲労の追加ダメージを与えます。  赤のフラグメントと同時に宿らせた場合、双方の効果が消滅します。 藍のフラグメント:[2CP/フラグメント]  落としたり投げたりしても手元に戻ってきます。  フラグメントの数×10mより離れると戻ってきません。  赤か青のフラグメントと同時に宿らせると、戻ってくる途中に炎や冷気を撒き散らします。  落ちた場所から所有者のいるところまでの直線上に、  赤や青のフラグメントが与えるのと同じだけのダメージを与えます。  必要CPは、赤のフラグメント一つにつき8点、  青のフラグメント一つにつき10点増加します。 紫のフラグメント:[5CP]  武器の徹甲除数を一段階引き上げます。 鎧に宿らせる 赤のフラグメント:[4CP/フラグメント]  エネルギーによるダメージを防ぐ透明なバリアを作り出します。  宿らせた部位に関わらず、全身に有効です。  フラグメント一つにつき1点のダメージを防ぎます。 橙のフラグメント:[6CP]  意思に+2のボーナスを与えます。  兜にしか宿らせられません。 黄のフラグメント:[3CP/フラグメント]  フラグメント一つ毎に、宿らせた部位の防護点を+2します。  黄のフラグメント二つを合わせて胴の鎧に宿らせれば、全身の防護点を+2できます。  必要CPは変わりません(フラグメント一つにつき3CP) 緑のフラグメント:[10CP]  1時間に1点の速度でHPを回復できます。  胴体にしか宿らせられません。 青のフラグメント:[4CP/フラグメント]  気温の変化に強くなります。  フラグメント一つにつき、快適に過ごせる気温が上下に生命力度広がります。  また、高温や低温によるダメージをフラグメント一つにつき1点防ぎます。  宿らせた部位に関わらず、全身に有効です。 藍のフラグメント:[3CP/フラグメント]  フラグメント一つにつき、基本移動力を+1します。  移動に使う部位の鎧にしか宿らせられません。 紫のフラグメント:[10CP]  射撃呪文を素手で掴んで受け止めることができるようになります!  <射撃受け/格闘>(敏捷力/難)で「受け」判定に成功しなければなりません。  失敗すると、手にダメージを受けてしまいます。  受け止めた射撃呪文は、<投げ>や<特殊攻撃/実体弾>で投げ返すことができます。  手の鎧にしか宿らせられません。 盾に宿らせる 盾にフラグメント・オブ・カラーズを宿らせると、多様な効果を得ることができます。 ある色のフラグメントは一つずつしか宿らせることはできません。 違う色であれば複数のフラグメントを宿らせることもできます。 ただし、黄、緑、藍以外の「止め」判定を必要とする効果は効果は「止め」の一種として扱い、 1ターンにどれかひとつしか使えません。 赤のフラグメント:[10CP]  射撃に対して「止め」の判定に成功すると≪矢返し≫の呪文のように攻撃を反射します。  ただしエネルギー(炎や電光等)による攻撃しか反射できません。  一度試みる度に2点疲労します。 橙のフラグメント:[DB×4CP]  精神操作系の呪文や、精神に作用する超能力に抵抗する際、  「止め」に成功すれば盾のDBの2倍のボーナスがあります。  盾がカバーしている方向にしか効果がありません。 黄のフラグメント:[4CP]  「止め」に+2のボーナスを与えます。 緑のフラグメント:[6CP]  盾を掲げて<盾>の技能判定に成功すると、知力5以下の生物を退けます。  これを目にした全ての生物は恐怖判定を行わなければなりません。  ただし魔法の生き物や、知力6以上の生物には効果がありません。  盾を「目で見る」事ができない生物にも効果がありません。  試みる度に2点疲労します。  これは盾を使った「攻撃」の一種です。 青のフラグメント:[12CP]  「止め」た攻撃のダメージを吸収できるようになります。  一度の攻撃から最大で3点までのダメージを吸収し、  吸収したダメージ2点につきHPを1点回復するか、  吸収したダメージ3点につきFPを1点回復します。  回復に使わなかったダメージは3点まで貯めておけますが、  1秒につき1点ずつ消えていきます。 藍のフラグメント:[4CP]  盾が空中に浮遊し、自分で行う「止め」とは別に、  1ターンに1回だけ自動的に「止め」を行ってくれるようになります。 紫のフラグメント:[DB×3CP]  抵抗可能な呪文をかけられた時、「止め」に成功すれば、  盾のDBを抵抗の目標値に加えることができます。  盾がカバーしている方向にしか効果がありません。 装飾品に宿らせる フラグメントを装飾品に宿らせると、呪文を助ける効果があります。 フラグメント一つ毎に、関連する系統の呪文の技能レベルを+1します。 必要CPはフラグメント一つ毎に8CPです。 特定の品物に宿らせる フラグメントを特定の品物と組み合せると、特別な効果が表れることがあります。 赤のフラグメント:ランタン[5CP/フラグメント]  燃やすものがなくても燃える炎を作り出します。  ≪炎作成≫の呪文と異なり、空中にも炎を作ることができます。  複数のフラグメントを宿らせれば、より高温の炎を作り出すことができます。  炎が与えるダメージは、フラグメントが一つなら1D−2、  二つなら1D、三つなら2D−2…となります。  その他は通常の炎と同じです。  作り出す炎の半径1m毎に1点疲労します。  この能力を使う時は、ランタンに火が入っていなくてはなりません。  (火の代わりに赤のフラグメントの共通効果の光でも構いません) 橙のフラグメント:眼鏡[5CP]  学習に必要な時間を−10%します。 黄のフラグメント:容器(袋、箱、水筒etc.)[5CP/フラグメント]  入っているものの重量を、フラグメント一つ毎に5kgまで軽減します。  ただし、容積自体は増えません。 緑のフラグメント:手綱[3CP]  つけている動物に接する際、「動物の友3L」を持っているかのように扱います。 青のフラグメント:パイプ[3CP]  くわえていると、水中でも呼吸できます。 藍のフラグメント:絨毯[10CP]  空飛ぶ絨毯になります。  移動力は10で、100kgまでの荷物を載せて飛ぶことができます。 紫のフラグメント:鏡[5CP]  1時間鏡を覗き続けると、  未来に関するヴィジョン(何らかの示唆を含む映像)を得ることができます。  GMはこっそり知力で判定します。  成功すればヴィジョンは有用な情報を含んでいるでしょう。  1度試みる度に10点疲労します。 共通の効果 これらの効果は、どんなものに宿らせた場合でも有効です。 通常の効果とどちらをとるか選んでください。 赤のフラグメント:[2CP]  真昼の太陽のような明るさで半径10mを照らします。  1秒の準備で自由につけたり消したりできます。 橙のフラグメント:[4CP/フラグメント]  周囲の雰囲気を和らげ、反応にフラグメント一つにつき+2のボーナスを与えます。 黄のフラグメント:[5CP/フラグメント]  気絶、朦朧、眠りを回避する為の判定と、  幻覚を見破ったり破壊したりする判定に、  フラグメント一つにつき+2のボーナスを与えます。 緑のフラグメント:[5CP/フラグメント]  フラグメント一つにつき1種類の生物(菌類、哺乳類、鳥類等)と会話できるようになります。 青のフラグメント:[5CP]  怪我を治療する事ができるようになります。  対象に触れて知力判定に成功し、直そうとする怪我2点につきFP1点を消費します。  判定に失敗するとFP1D点を失い、怪我は治りません。  ファンブルすると逆に1Dのダメージを与えてしまいます。  一度使用してから1日経たないうちに同じ対象に使用すると、  2回目以降1回毎に−3の累積ペナルティがあります。 藍のフラグメント:[4CP]  知力判定に成功すれば、音を真似ることができるようになります。  単純な音なら最低1秒、他人の声なら最低10秒は聞いた事がなければいけません。  音の大きさは自分で怒鳴る声の大きさと同じ位までです。 紫のフラグメント:[5CP]  自然でない生き物(魔法生物、精霊、死霊、変身している生き物等)を感知できるようにします  この能力を使うと宣言した場合、GMがこっそり知力で判定します。  一番近くにいるものまでの距離がペナルティになります。  成功すれば、一番近くにいるものの方向がわかります。  クリティカルで成功すれば、距離や詳しい様子までわかります。 波動を増幅する フラグメント・オブ・カラーズは、波動を増幅する為に使うこともできます。 フラグメント一つを消費する毎に1分間、 関連する系統の呪文をマナが「濃密」であるかのように使うことができます。 (呪文に使ったFPは次のターンの開始時に回復します。  ただし呪文の発動に失敗すると、出目に関わらずファンブルになってしまいます) CPは必要ありませんが、一旦何かに宿らせたフラグメントをこの為に使うことはできません。 肉体に宿らせる 検討中 変身?超能力? CPは基本的にはベーシック準拠ですが、一部上手く表現できなかったものは適当になっています…。