ウィザードと天使と見えざる船  ウィザードの魔法は、波動を天使に中継させることで使用できるようになります。 しかし、天使との契約には大きな労力が必要です。 ジャナストラ大陸のあるウィザードの一団が、この問題を解決しようとしました。 彼等は双子の月が送り出し、人間に新たな魔法を使うすべを与えたと言う見えざる船を研究し始めました。 そしてあることに注目しました…双子の月の神殿はそれぞれ独自の呪文を信者に教えますが、 その技術を他の神の信者に伝えることはタブーとなっています。 彼等の呪文が神が与える独自のものであるならば、その文言や動作を教えたからと言って、呪文が使えるようにはなりません。 なぜ忘却の霊薬を使ってまで秘密を守る必要があるのか? そう、「知っていさえすれば使える」ものだからであるということです。 彼等は双子の月の信者達が、共通して波動とシンクロする能力を持っている事に気がつきました。 そして、それを活用する方法の研究を始めたのです。 双子の月の恵みをウィザードの知識と結びつけ、より簡易で便利な呪文系を開発する。 そのために、ある組織が作られました。 それが、ユエル初の”魔法学校”…アプレンティス・スクールです! アプレンティスとは?  アプレンティスとは、直訳すれば見習いと言う意味です。 双子の月の信者でありながら、ウィザードの弟子であると言う意味が込められています。 アプレンティスの信仰  アプレンティスは双子の月を信仰します。 どの神を主に信仰するかは、アプレンティスの魔法には関係ありません。 幼いうちにアプレンティスになった者は、特に信仰を限定しないまま一生を終えるかもしれません。 また、アプレンティスになったことで、特定の神を信仰しなくなる者もいるかもしれません。 アプレンティスの魔法  アプレンティスは双子の月を信仰していますが、全ての月の呪文を習得することができます。 神ごとの独自の呪文は今のところ習得できませんが、アプレンティス独自の呪文もいくつかあります。  しかし、多彩な魔法に触れることで、ある副作用が発生することがわかりました。 それは、肉体の変異です。 ウィザードはしばしば普通の種族には無い特徴を持つことで知られていますが、アプレンティスにも似たような変化が現れます。 これは多彩な魔法に接触することによって、古の源人の性質が呼び覚まされるためだと考えられています。 アプレンティス・スクールの所在 アプレンティス・スクールの校舎は、百戦闘士領のダンジョンを利用しています。 ダンジョン攻略が教材として使われることがあります。 アプレンティス・スクールの組織構成 学長会議:各学部の学長による会議で、アプレンティス・スクール全体の意思決定を行う機関です。 教師連盟:教員を務めるウィザードたちの集まりで、学長会議に対する待遇改善要求(笑)や、生徒達との交渉を行います。 双月学部:双子の月の神々を崇めている生徒が所属します。 虹月学部:彷徨いの月の種族の生徒が所属します。      この学部では魔法ではなく、超能力の使い方を研究・指導します。 事務局:事務や施設の管理をする人々の集まりです。 カリキュラム  アプレンティス・スクールに入ろうとするものは、10歳から適性試験を受けられます。 これは魔法への耐性が無いかどうかということや、魔法に対する関心などを測られます。 合格すれば、11歳から授業を受けられます。 新入生は、常に入学資格ぎりぎりの年齢であるものではありません。 もっと年経てからアプレンティス・スクールを知り、入学を試みる者もいるでしょう。  毎年進級試験があり、合格すれば次のクラスに進むことができます。 普通は1つのクラスを終えるのに数年〜十数年かかります。 クラスは初級、中級、上級がありますが、卒業と言う概念はありません。 望む呪文を覚えるまでか、諦めるまで…もしくは死ぬまでが在学期間となるでしょう。 アプレンティス・スクールは全寮制です。 アプレンティス・スクールの敵と味方 アプレンティス・スクールは、多くの勢力と敵対しています。 伝統的な秘密を守ろうとする双子の月の各神殿や、権威が失墜するかもしれないと考える四方山のウィザード達が主な敵です。 アプレンティスの中には、そのような者達のスパイが紛れ込んでいるかもしれません! カラカヤ連邦の国々の中には、友好的な国もあれば、敵対的な国もいます。 シェイパー帝国は、アプレンティスの技術に興味があるようです。