>>ED考察「やっぱどうしても考えちまうよなーあんなハンパなエンディングだと」「帰ってきたのがどっちだったのか、はっきり見せる気がないならないできっちりごまかしてりゃよかっただろうに、あんな中途半端なことされちゃーなぁ」 「まあ今更言ってもアレだが……とりあえず1周目、サブイベントほとんど見ずに突っ走って最初にEDを見て思ったのは『ああ、ルークが帰ってきたんだ』と。なんか某サ○ンナ○トに出てきそうなカッコしてたけど」 「やっぱここで主人公が帰ってこなきゃ嘘だろー、とか思ってたらセリフがやけに低い声で、落ち着いてる感じだからあれもしかしてこれ、と思ったとたん脳裏をかすめるカルマの最後の一節」 「ぼくらぁはーひとつーになるぅー♪」 「なんか狙ってたのかっつーくらいのタイミングで脳内再生されたなーアレは。それでああああそうか二人だ二人で帰ってきたんだね、ひとつになっちゃったんだね、俺がお前でお前が俺でっていう」 「ルークでありアッシュでもあるって感じかなぁ、と。でもどっちかっていうとルークとしての意識の方が多く表に出てる感じ。いわゆる融合人格エンド、ってことかな」 「ジェイドも笑ってたしやっぱりそうなんだ!と思ったんだけどなー……」 「えーそういうわけで以下、各種エンドについての妄想でも書き連ねてみましょうか」 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ >>融合エンド「ぼくらはひとつになっちゃったエンディングについての妄想ね」「基本ルークなんだけどところにより時々アッシュみたいな。別人格っていうわけじゃないんだけど」 「とりあえず駆け寄ってきたであろうティアをがばっと抱きしめて『ただいま』とか言えばいいよ!でそのあと同じくこっちに向かってきたナタリアを抱きしめて耳元で『ごめんな』とか謝ってればいいよ!んでナタリアの方でもなんかその言い方にふとアッシュを思い出して、おかしいな目の前にいるのは確かにルークなのにあれなんで?とか思ってちょっと切なくなってたりな!うん妄想です」 「さらにそれを横で見てたアニスが茶化したりして、でもルークはちっとも動じなくて逆になんだお前もやって欲しいのか?しゃーないなほれよしよし、とか頭なでなでされてたり」 「そんでぐわー子供に子供扱いされたー!とかってキレてるアニスたん」 ―――といったところで唐突に始まる融合エンドss 声も無く笑う彼を見て、その時ふと脳裏に浮かんだのはもう一人の『彼』だった。アニスがよく知っている、何も知らない、知らされない貴族のお坊ちゃまだった目の前の彼ではなく、同じ顔と同じ声をしながらまったく違う、叩き付けるような怒鳴り声を浴びせてきたもう一人の『彼』。 みずからを『燃え滓』と名乗ったもう一人の『ルーク』について、アニスが思い出せるのはどれもこれも眉間に深いしわを寄せた、怒鳴り出す寸前の不機嫌な表情ばかりだったが、もし彼が、あのアッシュが、ごく普通に笑うことがあったならば。 それは今自分の目の前に立つこの青年のような、穏やかで優しい笑みを浮かべたのではないだろうか。 もちろん、アニスはあのアッシュが笑っているところなど見たことがあるはずもなく、―――むしろあいつがふっつーに明るく笑ってたりしたらそれ天変地異でも起こるんじゃないのくらいには思っていたのだが―――今しがた胸の奥に突如降って沸いた、この予感めいたなにかを確認するすべなどなにもなかった。それでも湧き起こる感覚は理屈も感情もなにもかもをすべて吹き飛ばして、ただ漠然と、ああここにいると、もう一人の『彼』も確かにここにいると、帰ってきたのだと告げていた。 思わずまじまじとその顔を、最後に見たときとくらべるとずいぶんと落ち着いて、大人びてみえるその表情を見つめていると、彼はアニスの視線に少し不思議そうに首を傾げた。そのしぐさも表情も2年前と変わらず子供じみていて、まあ実際10歳の子供なんだけどなどと考えるとなにやらたまらなく可笑しくなってきた。いきなり吹き出したアニスに、人の顔見て何笑ってんだと呆れたような怒ったような、その少しむくれた表情までが以前の彼と何も変わらなくて、たまらない懐かしさを感じさせて、だからアニスは笑いながらその胸に飛び込んだ。そして笑顔と一緒にいつのまにか溢れ出した涙を彼の白い服に押し付けて、震える喉を叱咤しながら精一杯の明るい声で、おかえりなさい、と呟いた。 笑い声の気配とともにふりおりてきた手のひらが、まるで小さな子供をあやすかのように優しく頭を撫ぜたのが少々気に入らなかったが、今だけは不問に付しておいてやることにした。 ―――妄想終了。ほひー。 「あれなんか長くなった。まあとにかく終盤あたりの、兄妹のような姉弟のような二人のやりとりがたまらんのじゃー!」 「でも融合エンドって、結構否定的な方多いですじゃよね……」 「うんまあ、本編中であれだけ死にそうになりながらやっと自分は自分でしかないと悟って、俺はお前じゃない別々の人間だーって主張しといて、エンディングで一緒になっちゃいましたってなんじゃそりゃー!とちゃぶ台ひっくり返したくなるのもよーくわかるんだけどね……」 「ただ融合エンドだった場合、EDの後っていうのがまるで想像つかないってのも確かなわけで……結局、最後に帰って来たのはルークでもアッシュでもないってことになっちゃうしね……」 >>二人生還エンド「んで、別の可能性について示唆する例のシェリダンのチーグルとの会話イベントとそれに関連するいくつかサブイベントについてですが、実はゲーム中では見ていません」「つうかイベントそのものが起きなかったっつーかその…いないよいなかったんだよシェリダンに!チーグルが!」 「そのおかげで1周目はイベントの存在にすら気付かなかったわけだが、2周目でもいなかった。なんの修行だこれは!嫌がらせか!?」 「いやもうホントなんでだろう……やっぱりバグか?バグなのか?泣くぞコラ」 「一応まとめサイトとかで会話の内容だけは見ることができたんだけども」 「3周目でイベント起きたという報告例もあるようだし、モンコレレディとったら3周目行くかなー」 「あ、でもまだネビリム先生倒してないや……やっぱランクマニアで挑むのは無謀すぎたかなぁ」 「受けるダメージがハンパないんだよな……まあそれはともかく。完全同位体の被験者とレプリカの間に起こる現象とやらについて詳しく知っていくにつれ、最後に出てきた赤毛は果たして本当にルークなのか?という疑問がわいてくる仕様になってるんだよねこれ」 「でもさーEDのあの流れで実は俺アッシュでしたーって言う方がなんかその。ちょっと想像つかないんですけどあんなさわやかに笑うアッシュさん」 「人間的に丸くなったというか……大人になったというか?うわー想像できねぇぇぇぇぇぇ」 「なんかもーいつでも眉間にしわ寄せて屑が!とか怒鳴ってるのがアッシュだし。むしろそんなイメージだし」 「でもさ、改めてもう一度エンディングムービー見てみると、最初は笑ってるんだと思ってたジェイドさん、よくよくみるとどうやら笑ってなんかないんだよ!ものすごく微妙な顔してるんだよ!」 「なんだよ大佐!気付いちゃったのか!?あの赤毛は『ルーク』じゃないって気付いちゃったっつーことなのかぁぁぁっっ!!」 「というわけであれはやっぱりアッシュなんだろーかそれともルークなのかなー、などとかなり悶々としながら他サイトさんのED話をあれこれ読んでたんだがその中で、『むしろ二人とも生きてた』ってのをみて こ れ だ ! ! 」 「そっかそうだよ二人とも帰ってきたっていいじゃん!終盤割と役立たずになってたローレライが、最後の最後にひとふんばりしてくれてたっていいじゃん!」 「むしろふんばれと。いっちょきばっとけやと」 「このエンドだと、ローレライの胸先三寸に文字通りすべてがかかってるわけだしねぇ」 >>アッシュ生存エンド「電撃PSでシナリオライターのインタビュー記事のっけたライターが、ページ隅っこのコラムで、エンディングの赤毛についてぼそりとこぼした一言がいわゆる『電プレショック』つーことでいいのかな。コンプリガイドのとは違うんだよね。製作側では明確な答えがあるだのなんだの書いてあったあのコンプリガイドのとは(欝)」「プレイヤーの想像にお任せするならするようにだな……まあいいや。なんつうかね、仮にエンディングの抜剣覚醒レックス先生(違)がルークの記憶を持ったアッシュだったとして、いくら『ルーク』として生きてきたレプリカの記憶を受け取ったからって、あのアッシュ君が自分を『ルーク』だと名乗るのかどうかと考えたら、まずありえない気がするんだよね実際」 「だあああもー考えれば考えるほどドツボにハマっていくのはよくわかってるんだけどなーでも考えずにはいられない。おのれ795め……」 「アッシュが最後に、自分を『ルーク・フォン・ファブレ』だと名乗ったのは、ルークというレプリカを自分とは違う『ルーク』だと認めた上で、自分もまた彼とは違う『ルーク』なのだと受け入れたからだと思うのね。あそこまできてようやく、二人とも同じ地平に辿り着いたんだと思う」 「だからたとえレプリカルークの記憶を受け取ってみたところで、アッシュにとっちゃそれはもう完全に他人の記憶なわけじゃん。それなのに約束してたからっつってみんなの前にあらわれたりするかなー、と」 「ゲーム中で示される他の同位体の例が、チーグルだけってのが痛いな。確かにあれだけ見れば、エンディングで帰ってきたのはアッシュだと思わざるを得ない。それともやはり最初から製作者側がそういう意図だったからこそ、それ以上他の可能性を示す気がなかったということなのか?」 「ならばどれだけ考えてもすべて無駄ってことになってしまうじゃよねー?だってそれがシナリオ考えた人間の答えだというなら、それこそが公式となってしまうわけだし」 「じゃあやっぱりあの子は、ルークは死んじゃったというのかい。たとえ運命そのものを覆して、世界の消滅を回避してみせても、おのれの運命までは変えられなかったと、そう言うのかい」 「それじゃあ、それこそあいつは何のために生まれたのさ!何のために血を吐きながら苦しみながら血まみれになって償いきれない罪を背負わされて、やっとのことで生まれた意味を知って生きる喜びを知って、それでも死んでいかなきゃならなかったんだよ!」 「それこそ、それこそなんのために、……ってあれ、おちつけ、なんでこんな感情的になってんだ私。なに感情論むき出しになっちゃってんの。何本気で泣きそうになってんだよみっともないなーもー。落ち着けーおちつけー餅もつけー」 「いや餅はつかないよ別に。あーでも、こうして感情の赴くままに書き出してみてわかった。私、もうどうしても帰ってきたのがルークじゃなきゃ嫌なんだ。そうじゃなきゃこの物語に、自分の中で決着をつけられないままなんだ」 「いくつか考えたED後捏造話が、どれもこれもルーク消滅エンドでかつアッシュ君が猛烈に後ろ向きになっちゃってんのも、つまりそういうことだ。エンディングでルークが帰ってきてはじめて、私はこの物語に終止符を打てる。だから他のエンドだと、ED後のその後の話ってのがまるで考えつかないんだ」 「でもだからってそこまで後ろ暗いアッシュ君はそれなにかキャラ違うだろうと。もはや完膚なきまでに自己満足の世界へがっつりどっぷりばっちり突っ込んじゃってるんだなぁ」 「ああなんだ、いつものことじゃねーか」 「……あそっか。いつものことだ」 >>ちっともまとまらないまとめ「というわけで私の中でこのゲームにひとつのケリをつけるためにも、あのエンディングに対しての答えを模索してみようと思う」「模索してみようもなにも、答えは決まってんだろうが」 「うん。でもまあそこに至るまでの道筋を考えてみようってことよ。まずね、例の大爆発。ムービーを見るに、あれはローレライが音附帯に向かってかっ飛んでいった直後くらいに起こってるよね。さてここで公式コンプリートガイドの解説をもとに考えると、大爆発ってのはアッシュの音素が乖離してルークのそれを回収し、再度アッシュ自身として再構成するってことだよね」 「だからレプリカは記憶しか残せない。ところがここでひとつ大きな問題が。そもそも、オリジナルが回収するはずのレプリカの音素、ほとんどないんじゃないの?」 「障気中和イベントで、ルークは死亡宣告喰らうほど音素が乖離している状態になっちゃってて、近いうちに必ず消滅するとまで断言されちゃってたよね。そんな状態でさらに超振動とか第2超振動とか使ってローレライ開放してて、いざ大爆発がはじまったーって時には、はっきりいって消滅寸前だったよね?」 「手足透けてたし。いくらアッシュの音素がルークの音素を回収したところで、再構成できるだけの音素が果たして確保できたかどうか」 「しかも直前までローレライがいたんだよ?第七音素そのものが。そいつが空に向かってぶっ飛んでってるわけで、ルークから乖離した音素がそれに引きずられて一緒に飛んでった可能性もあるじゃよねー?」 「そうなると、まず音素の乖離でとうとう体を維持できなくなったルークが消滅、レプリカの音素を回収しきれなかったアッシュの体も音素の乖離で消滅。その場に残ってた二人分の音素は、いっしょくたになったままローレライの後を追っかけるように音附帯に吹っ飛ばされてったんじゃないかな」 「一方その頃、無事音附帯にたどり着いてはーやれやれと一息ついた第七音素意識集合体ローレライさん(推定年齢数千歳)。ふと見るとさっきの二人も音素だけの状態でくっついてきてたことに気付きます」 「あっれ君らなんでついてきちゃってんのコレ。ああ体を維持できるだけの音素が足りてないんだねーじゃあほれチチンプイプイ」 「……なんだこのノリの軽いローレライは」 「はーいアッシュ君の体ができましたー。なにしろ彼はローレライと同じ音素振動数だからねー干渉するのは簡単だよ。それによって意識も戻ってきたみたいだし、よかったね。じゃあ、地上に返してあげるねー」 「おいちょっとまてなんだこのやたらにフレンドリーなローレライ!」 「言葉のあやですよあや。実際はもうちょっと小難しいこと言ってるとは思いますよ」 「金色の海で目が覚めたアッシュ君、うわ目が痛い目が痛いなんだこれっつかちょっとまて、目の前にいるの、おまえ、まさか、なんで、」 「まわりじゅう全部第七音素ですから。アッシュと違ってローレライは実体を持たないので、余った音素でもうひとつ、アッシュ君にもみえるような体をつくってみました。総量が足りないので透けてるけど。……もちろん、アッシュと同じ顔してます。むしろルークです」 「中身はおっさんですが。というわけでいまから地上に返すね、解放してくれてありがとね、と淡々と告げるルーク(ローレライ)。何が起こったのかさっぱりわからずぼーぜんとしてしまったアッシュ君としては、ンなことよりも事情を説明しやがれコラァなんでレプリカがローレライなんじゃわけわからんわー!って気分です」 「ローレライは大爆発とかなんとかいう理論は知りませんが、起こった現象なら知ってます。ルークの記憶は、君が持ってるよね?それで全部だよ。この姿は、残った音素を集めて再構成したものなんだ。……それじゃ、そろそろ地上に帰るといい。送ってくよ」 「親切さんだなローレライ……でこのへんからアッシュ君はブチ切れモードに大突入」 「ふっざけんなンなアホな話があるかぁぁっ!!人を馬鹿にすんのも大概にしやがれこの屑がぁぁぁっっ!!なんで俺じゃなくてあの馬鹿のほうを生き返らせなかったんだこの役立たずー!」 「うわーなんかマジ切れされちゃった。あれなんで怒ってんの君。だってさーそもそも二人分もなかったんだもん。再構成したら君の方ができてきたってだけなのにね」 「そんなことより聞いてくれよローレライさんよォ。あのな、なんか小さい子供が泣いているんです。自分と同じ顔した、でも自分は絶対しないようななっさけない顔で、子供が泣いているんです。声も出せずにただ静かに泣きじゃくる子供。今はアッシュ君の中にいるその子の記憶を、アッシュ君は知ることになるんです。子供が最後の最後に、消えていく指先を透けていく足先を見ないようにみないように消えていく自分を見ないようにローレライの去っていた空を見上げて思ったこと、願ったこと、でもかなわなかったこと。あきらめてしまったこと。せいいっぱいのきもちでおしこめてしまったねがいいのりかつぼうあきらめようといいきかせてなんどもなんどもなんどもなんどもころしたたったひとつの、」 「……やってられませんよ実際。ええ、やってられませんとも。おいコラ役立たず、いいからその屑をよこせと。誰がてめーなんぞにくれてやるかと。そりゃ俺のレプリカだぞこの野郎、勝手なことしてんなと」 「でもまあローレライは世界規模で見通す人(人?)なので、アッシュがなんで怒ってるのかもホントは知ってます。でもンなこと言ったってどうにもできんのだがなぁ、と思っていると、どっかから譜歌が聞こえてきました。ユリアの大譜歌です」 「譜歌の旋律とはつまり、第七音素の放つ音階であります。ローレライはこれを辿って、契約者のもとへ向かうのです」 「これに強く反応したのが、ローレライが今しがた取り込んだ一部の音素でした。この音素、元の名をルークといいます。これをみて、ローレライはなんとかできるかもわからんね、と考えます」 「黙り込んだローレライに怒り心頭のアッシュ君にはいこれ、と鍵を渡します。これでルークの音素を集めたらいいよ、いま譜歌に引き寄せられってってるのがそうだから。ただし君の中の音素も一緒に引っ張り出しちゃうから、加減に気をつけてね。一応、こっちからも不足分を補填できるように音素送っとくから。……それじゃ今度こそ、地上に戻るといいよ。ユリアの子孫によろしくね」 「というわけで、意外と(?)世話好きなローレライになにくれと世話を焼かれて地上に向かうアッシュ君。わりと自由落下です。墜落死させる気か」 「まー何はともあれ鍵を使ってオラ集まれ屑ども!とレプリカの体を無事再構成したところで二人して花畑に落っこちます」 「体制を整えるまもなくいきなり落っこちたルークはともかく華麗に降り立ったアッシュ君、とりあえず目を回してるあの馬鹿を叩き起こそうかと歩き出してふと、ルークの仲間達がいっせいにこっちを見ているのに気付きます。チィッ!しまった先に気付かれたッ!」 「でエンディングのムービーに続きます。あー、えーと、ここからなら、ホドが見渡せるからな……っていやいや何言ってんだ俺!そうじゃなくてその、そうそう、や、約束してたからな!……ルーク、が」 「ムービー終わったあと、赤毛は走りよってくるティアを押しとどめてくるっと振り返り、近くの草むらに向かって『おい屑、いつまで狸寝入りしてやがる』『なっ、何だよ!だってなんか声かけにくい雰囲気だったから……その(ごにょごにょ)』というやりとりのあと、草むらからもう一人赤毛をひっぱり起こしてくるのです」 「それをみたガイとアニスが『増えた―――ッッ!!?』と二人そろって叫んだりティアが涙をぬぐうのも忘れてぽかんとしてたりナタリアがあらあらまあまあと目を丸くしているなかで、突如大佐が『……ぷっ……っくっくっく、あーっはっはっはっは!』とか馬鹿笑いをはじめます」 「例によってガイとアニスが『どどどどどうしようガイ!大佐が壊れちゃった!』『旦那があそこまで全開で笑ってるの始めて見たな……こりゃ明日は隕石でも降るかな』と本気でビビッて引いてる(この二人は実にいいコンビだと思う)と、突如馬鹿笑いをひっこめた大佐が『二人とも〜あとで覚えてなさいね☆』と天使の微笑(怖)を浮かべ、それからなんとなくおいてけぼり喰らった赤毛二人に向かって、『……まったく、あなたたちには本当に驚かされます』それからすごく優しい顔になって『……よく戻ってきてくれましたね、ルーク。それからアッシュ』」 「まあなんだ。ひとつ疑問が残る点としては、おまえら一体何時の間に着替えたんだよ!」 「えーっとまあそこはほら、ローレライパゥワァーメーイクアーpp(ェエックスプロードォォッッ!!)」 「ちなみに再構成される前に一度音素レベルでいっしょくたになったことで、互いに互いの記憶を共有し、それぞれの考え方や価値観といったものを深く理解できるようになりました」 「つってもリアルタイムで考えてることがわかるわけではないけど、多分こいつならこういう風に考えるんだろうな、くらいの察しは簡単につくようになったというか」 「でも相変わらずしょーもないことで喧嘩してればいいと思うよ!」 ――― 「なんだよ、走馬灯までナタリア6割だった奴にいわれたかねーぞ!っていうかおまえな、ギンジさんとか漆黒の翼とか、あれだけいっぱい世話になったんだからちょっとは思い出してやれよ!」 「うっ、うるせぇぞこの屑が!だいたいな、ティアって女と約束したんだーってピーピー泣いてたのはどこのどいつだ!」 「ンなっ!?ばっ、ばっかななななな泣いてねーよ何いってんだよ!バーカバーカ!」 「馬鹿はてめえだこの屑!」 ――― 「……よーしよしよっしゃー!(こぶしを握りつつ)」 「完璧だ。パーフェクトだ。これでもう安心だね!(ガッツポーズ)」 「あとはED後捏造の後ろ暗いアッシュ君の話でもネチネチ考えていよう」 |