>>エンディング後捏造もの

「考えるだけ考えてしまったが、どー頑張ってもまとめられそうにないのでネタ状態のまま晒してみる」
「ちなみに、ヒゲ(?)のエライ人とかシナリオの人とかのインタビューについては、一応目を通した上で見なかったことにしました。というかね、そういう設定云々は本編中にキッチリはっきりシャッキリ出しとけと。発売した後になってぶつくさいってんzy(パァン
「……げふんごふん。ま、なんというかその、確実にチラシの裏になってきてるので、『そんなもの読んでるほど暇じゃねぇんだこの屑が!』ってオリジナルさんはこのままブラウザバックでUターンなさったほうが賢明かと思われるですの」
「『チッ、しゃーねーな読んでやるよ!』ってツンデレさんはスクロールどぞ」























>>ヴァン師匠のわすれもの

「あのED後の世界であらたに続編をつくるとして、だ。個人的に一番ありえそうというかあったら萎えるナンバー1としては」
「ホド島でフォミクリー実験が行われていた当時に、実験体として作成されたヴァンのレプリカが生きてて、今度こそ一切の容赦なく世界を滅ぼそうとするの」
「新しい世界をつくるーとかじゃなくてただもう純粋にぶっ壊すだけっつー」
「んーでそれをふとしたことから知ってしまった主人公達が全力で止めにいくっつーある意味王道正道ど真ん中」
「うーん自分で書いといてなんだがあんまり面白くなさそうだ。つか作成されてから本編終わるまでなにやってたんだそのレプリカ」
「いやそのへんは何も考えてないのですからしてハイ。でもさー、これでジェイドが主人公だったら凄いんだがなぁ。四十路直前の主人公」
「まあ確かに一番の当事者っつーか諸悪の根源っつーか……いやそれはないだろさすがに」




>>時をかける少年

「つづいてもED捏造ネタ、というかラストバトル後の2年間についての捏造ですな」
「ローレライ開放後、ルークとアッシュの間でビックバンが起こるものの、その途中で音附帯へのぼるローレライと第七音素に引きずられて一緒に音附帯へ吹っ飛ばされちゃった、と」
「そこで二人は第七音素の持つ星の記憶の一部を垣間見ることに」
「正確にはタイムスリップとはちょっと違うかな。あくまで過去の記憶、映像を垂れ流してるだけのようなものなので、直接干渉することはできないんだけど」
「この時の彼らの状態は、アッシュの肉体にルークの記憶と意識が宿っているというか、ちょうどゲーム中で最初のユリアシティからワイヨン鏡窟までのときのような状態。あの時と違うのは、意識だけでなく記憶も共有化してるってことかな」
「同調というか同化だね。……ところでちょっと話それるけど、アッシュの行動で一番よくわからなかったのが、ユリアシティでお前は俺の劣化複写人間なんだよってバラしてこの屑!ってさんざ罵っといて、なんでその後そのレプリカの意識を自分に同調させたりしたんだろうってことだ」
「まあ、あくまでゲームの演出的にルーク視点で話が進むようになってたのと、ラスボスたるヴァンの目的を探るっていうストーリー上重要なイベントでもあったわけだから、ルーク抜きで話を進めるわけにもいかなかったんだろうけど」
「ふむ。ゲームシステム的にはそれで納得できるけど、メンタル的にはどうなのよ」
「ただの気紛れだったとしても、なんだってあのタイミングで、おそらくは存在自体が不愉快なレプリカ野朗と馴れ合う気になったのか、だね」
「ゲーム中ではそこらへん一切語られないから想像するしかないだけど、あのツンデレの性格を鑑みるに、罪滅ぼしのつもりだったのかなぁ、と思うわけですよ」
「多分ね、アッシュと一騎打ちしてルークが気を失った後、アッシュが他の仲間に事情を説明したんだと思うんだけど」
「自分があの場に来た理由…というか、ヴァンの目的を知ってレプリカを始末しようとしたこととか、ディストに頼んで同調フォンスロットを開かせてレプリカの動向を探ってたこととか、まあどこまで話したのかはわからないけど」
「そこでもさんざっぱらレプリカをこき下ろしただろうことだけは想像に難くないわけだが。で、多分その話を聞いたジェイドあたりが、

『……あなたの事情はよくわかりました。…ですが、あなたのやり方にも少々問題があったのでは?』

……とかなんとかってチクリと嫌味言われたと思うんですよ」
「実際、あれはちょっとどうかと思ったね。便利連絡網を開通させたのは、表向きの行動をまかせるつもりだったーとかって後々のスキットで言ってたけど、そんなつもりあんまりなかったでしょアッシュ君」
「まあ全然ないってことはないだろーけど、にしても回線繋げてどーしたかっていえば、イオン返してほしくばザオ遺跡に来てみなとかって呼び付けてみたり、ケセドニアで身体操ってティアに剣向けさせたり、あきらかに楽しんでるだけでしょキミ!」
「まるっきり悪役なイメージだけ与えといて、いきなりやめろその先に行くな!とかアグゼリュスを消滅させる気か!とか全力で止められても……なぁ……」
「急に信用しろってのも無理な話だろアレ。その前にティアがあっさりアッシュの言葉を信用したのは、直前にさらわれそうになったのを助けられたからだし、なにより最初からヴァンの行動に疑いを持ってたからだろうけどね」
「でもルークにはそんなのないし、アッシュの態度が豹変したことに疑問を持ってみるような人生経験も無い。しかも師匠大好きだからそれまで敵対してた人間の言葉なんて聞くわきゃないわな。このままじゃ悪循環だと気付いたときには街は崩壊し始めてた、と」
「あの時の『俺もここで朽ちる!』ってセリフは、このままヴァンの下についてたらいつか自分もこんな風に利用されて、レプリカ世界なんてふざけたものを生み出すために、世界を滅ぼす片棒担がされるんだと実感させられたからじゃないかなぁ、と」
「まあ案外ただ単に、ナタリアの前でちょっとカッコいいこと言ってみたかっただけかもよ。ほら、廃工場の出口で雨に打たれつつ出てくるの待ってたときみたいにさ」
「待ってたのかよ!?まああのタイミングは狙いすぎっつーか」
「付き合わされるシンクもうんざりしてそうです。仮面に雨水入るとあとあと面倒なんだよね……とかブツブツ文句たれつつも、アッシュの動向を見張るのも仕事なので黙って付き合ってます」
「ていうかそれじゃギャグになっちまうだろ……」
「まーなんつーか、なんでもかんでも一人で抱え込んでどこまでもつっぱしっていくタイプだよねーアッシュ君。自分から一緒にやろうなんて言ったのナタリアだけだし。さすが6割」
「そらアニスに『猪突猛進』言われるわな。まあそんなわけで、ヴァンを止めようと色々してたのはわかったけど、もう少しほかにやりようはなかったのか、とかつつかれたと思うんですよジェイドかティアあたりに」
「この状況であの嫌味大使たるカーティス大佐が言わなきゃ誰が言うのよ?で、タルタロスごと外殻に戻る方法について話し合った後、ティアの部屋に寝かされてたレプリカんとこいって、まあ確かにあの眼鏡の言うことにも一理あるかもなとか思ったりしたんじゃないかな」
「……ううーん。でもやっぱそれも違うような気がしてきた。っつかね、アッシュの言動そのものは一応スジ通ってるし一貫しているとは思うんだけど、こと自分のレプリカに関しちゃむやみやたらに感情むき出しだよね」
「あー。なんだろーなぁ、居場所を奪われた奪われたってさ、そりゃ勝手に誘拐されて勝手にレプリカ作られて元の場所に戻れなくされたのは確かにそのとーりなんだけど、でも最終的に全部諦めて捨てちゃったのは君でしょうに。つか、直接的な原因はぜーんぶヴァン師匠でしょうに」
「それでもヴァンを憎むことだけはできなかったんだろうね。だからその憎しみや怒りをぜーんぶレプリカに向けておくことで、あの無性にたっかいプライドを守ろうとしたんだろうよ」
「ただ妙なところで理想家つうか甘ちゃんだから、それでもレプリカを完全には憎みきれてないと思うんだよね個人的に。確かに居場所を追われた形になったけど、日の当たる其処は死に至る13階段であり世界のための生贄を捧げる豪華絢爛な鳥籠なわけで」
「図らずもそうすることでレプリカに助けられた形になったわけだ。それこそ本人は認めないだろうけど」
「つーわけでレプリカに対しては心中複雑に絡みまくってればいいと思うよ!近親憎悪というか愛憎入り乱れてればいいと思うよ!むしろ愛だけでもいいよ!おもっくそ執着してればいい」
「ああああまったくもーなんてツンデレかわいいんだこの野郎!そのたかーいたかーいプライドを完膚なきまでにバッキバキに叩きのめして思うさま踏みつけてやりたいハァハァ」
「うぉーいそこ!本音漏れてる漏れてる!」

「おっといけねぇ、随分話が逸れちゃったね」
「えーとなんだったっけ……なんだったっけ?」
「真剣に忘れててどうするー!?だからED後の捏造をだな」
「あーそうそう。アッシュの中にルークの意識が混じった状態で、星の記憶を見るわけです。いつの時代かって?それはもちろん!2000年前の創世暦時代ですよ!」
「もちろんってあんたそんな断言されても」
「つっかさー、ゲーム中でももうちょっと絡みがあるのかと思ってたのにあんまり出てこなかったじゃん。あれだけ深く関係してるのに」
「まあ昔のことより今目の前の問題をどーにかしようっつー感じだったからしょうがないけども」
「まーとにかく、気がつくとどっかの建物の中に突っ立ってたアッシュさん。ここが死後の世界とやらかと思いきや何故か後を託したはずのレプリカも一緒にいることに気付いてひと悶着」

―――


「てめぇなんで勝手に俺のなかにいやがるんだ!さっさと出て行け!」
(無茶言うなよ!俺だってなんでこんなことになってんのかさっぱりわけわかんねぇよ!)


―――

「まあとにかく現状を知る必要があろうと、建物の中を調べていくうち、あることがわかります」
「建物内には他の人間もいたのですが、彼らにはアッシュの姿がさっぱり見えないようなのです」
「見えないし触れない。こちらの声は向こうには聴こえない。よくよく見てみると、足元も床からわずかに浮いていることがわかります。まさに浮幽霊状態」

―――


「しかし、ここはどこなんだ…?」
(ぜんっぜんわかんねー……でも、なーんかどっかで見たことあるような)
「どこだ」
(いやだからわかんねーって!たださ、この雰囲気っつーかなんつーか…こういうの、どっかで見たような)

「あなた、だあれ?」
「……ッ!!?」
(うおわっ!?びっくりした!こ、子供……?)
「お前、は……」
「わたし?わたしはね、ユリア。ユリア・ジュエっていうの。あなたは?」
「ユリア、だと…!?」
(ええええええええっ!!?ちょ、ちょっと待てよ!じゃあここって……!)
「(うるさいわめくなこの屑!)…俺は、アッシュだ。お前、俺が見えるのか」
「うん。ね、もう一人の人は?なんていうの?」
「!」
(この子、俺のことにも気付いてる…!?)


―――

「当時世界で唯一ローレライと接触できたといわれる第七音譜術士、ユリア・ジュエ。彼女からいまアッシュたちがいるのは、彼女の住む研究施設だということを教えてもらいます」
「ルークが見覚えがあるような気がすると言ったのは、この当時の施設であるパッセージリングを巡って歩いたことがあるからなんですね」
「こうして二人は、のちの世に始祖と呼ばれることになるユリアと、彼女を取り巻く人間達の前に起こるさまざまな出来事を見守ることになります」
「で!ここから徐々に選択肢によってそれぞれに分岐して、起こしたイベントの数と種類によってエンディングが変わるマルチエンドとなっております!」
「突然シミュレーションゲームになったー!!?」
「最終的な目的は、ルークがアビス本編にて最後の最後に預言を覆したために生じた、星の記憶の歪みを修正することです。どうやって?って、そんなもんなーんも考えてませんとも」
「無事目的を達するとエンディングです。達してなくてもオールドラントの時間で2年が経過すると強制的にエンディングに突入します」
「エンディングは、ローレライにタタル渓谷に送ってもらってかつての仲間と再会するという、アビス本編のエンディングとなってます。これは共通で、問題はここで帰ってくるのが誰か、ということです」
「エンディングの種類はバッドエンド含め5種類です。アッシュがルークの人格を上書きして帰ってくる『アッシュ生存エンド』、ルークがアッシュの人格を取り込んで帰ってくる『ルーク生存エンド』、アッシュとルークが共に喰らい合い混ざり合って別人格として帰ってくる『融合エンド』、ローレライが気を利かせて(?)二人を別の人間としてそれぞれ別の体を得て帰ってくる『分離エンド』、目的を達しないまま2年が経過すると、タタル渓谷には誰も帰ってきませんでしたという『消滅エンド』つまりバッドエンド」
「アッシュとルークにはそれぞれ固有のパラメーター数値が設定されていて、イベントをこなすとこの数値が増減します。生き残るための最低ラインを下回るともう一人に取り込まれて消滅します」
「また、共通するパラメーターの数値が全く同じになると、互いに喰いあうように均一化し始めてしまうので注意が必要です。かといってそれぞれの個性だけを伸ばそうとすると時間がかかりすぎてバッドエンドまっしぐら」
「最初はどちらかが生き残るエンディングしかありませんが、二人ともにパラメータ数値が最低ラインを上回り、かつ、ローレライが二人に星の記憶を見せた意図を正確に理解すると、融合エンドと分離エンドが追加されます」
「よーするに何が言いたいかというと!もう素直にマルチエンドにしちゃっててくれたほうがよかったよあたしゃよう……orz」
「ええいまだいうか」
「あ、ちなみに星の記憶を修正した結果、その後のローレライ教団に伝わる伝承の一つとして、ローレライがユリアの前に姿を現したとき、赤い髪の双子の姿に……目つきも口調もきつい長髪と、優しげというかヘタレな短髪の双子の姿になった、と伝えられることになりましたとさ」




>>ルークレプリカ・アナザーコード

「これは一応ED後捏造のひとつとして考えたものなのでここに書くけど、ある意味パラレルものだよね……」
「捏造設定だらけだしねぇ…んで、これ考えた最初のきっかけは、『ルーク』のレプリカは果たして完全同位体の『ルーク』一人だけだったんだろうか?と思ったところから」
「たしかサブイベントの中で、完全同位体のルークレプリカが作られたのは作成中の事故が原因だったとあるよね」
「いやーさすがにいくらなんでもオリジナルルークをひっさらってきて情報抜いて、はじめてレプリカつくってみたら丁度事故起こしてなんと完全同位体ができちゃいましたってあんたそんな合体事故なめんなー!
「いやそれメガテン!メガテン!悪魔合体ちゃうから!」
「便利スキル仕込むために延々と小一時間かけて○ボタンと×ボタンを連打したあげく、ようやく納得の行くスキルをもった仲魔ができたとうきうきしながら決定ボタン押したら、そういうときに限って合体事故起こした挙句よりによって微妙に使えないスキルばっか継承した夜魔キウンができたときの私の気持ちがわかるかー!!
「しらんがなそんなん!っつかゲームが違うゲームが!」
「こんちくしょーあのハゲ!ボス敵で出てきたときに主人公にピンポイントでムドオン(単体即死魔法)連発してきやがった恨みわすれんぞぉぉぉぉ〜〜〜っ!!」
「……かなり逆恨みだよなそれ。そして3回に1回は直撃して天使のお迎え(またの名をゲームオーバー)がやってきたっけな」
「でもあいつら、ステータス異常時の動きがすんげぇアホっぽくて好きだ」
「合体事故といえば、事故で大天使ミカエルできたときはビビったなぁ。スライム以下のゴミスキルばっか揃えた駄目天使になっちゃってたけど」
「無駄にレベル高いだけって感じだったねーアレは。まあメガテン3は使えない奴は即座に殺される弱肉強食の世界(つかむしろゲームバランス)だったので、レベル80台でせこせこ下級魔法使ってんじゃねぇよ大天使長様よォ〜!?とかいう罵倒プレイはやってる方も危険がともなうわけで」
「レベルあるから能力値は高いんだけどねー。どれだけレベルがあってもそこらの雑魚にムドオン(呪殺属性の即死魔法)一発でぬっ殺される(天使系は軒並み呪殺に弱い)こいつらが憎くたらしくて大好きだ。つーかサポート役が真っ先に死んでんじゃねー!!」
「それでも呪殺無効なんて男らしくないスキルはあえて持たせない方向で」
「即死魔法くらい気合いでかわしとけと。んーでそんなこと言ってるはしから主人公が食らってゲームオーバーになるこの理不尽」
「……あれ?ところで何で私こんな全力でメガテン3について力説してるんだったっけ」
「えーとだから、合体事故」
「アビス関係ねぇぇぇっっ!!」

「えーとね、何故か途中でメガテン3の合体事故について話が逸れたけど、つまり何が言いたかったかというと、ルークレプリカがあれ一体ということはないんじゃないかな、と」
「まあぶっちゃけ、レプリカつくったらたまたま完全同位体ができましたーっていうよか、どうしても同位体にしなくてはならなかった、って言われた方がまだ納得できそうな気がするってだけなんですが」
「アッシュが超振動を使えるのは、彼が第七音素の集合体であるローレライと同位体であるからだと思うんですね。で、彼のレプリカも同じ力を扱えるようにするには、音素振動数を同じにしなくてはならなかったんじゃないでしょうか」
「というわけでレプリカの数体から数十体は作ったんじゃないかなとか勝手に妄想してみたわけですが、えーとこっからやっと本題!」
「な、長い前置きだったな……最初に書いたようにED後捏造の一つとして考えたものなので、ED後の話となっています」
「まず、EDで帰ってきたのはアッシュ。ルークはアッシュのなかに記憶のみを残してきれいさっぱり消滅してます」
「で、最初に作られたが、固有振動数が異なるため超振動を行使することは出来ないルークレプリカ。本来なら作成後すぐ廃棄されるはずだったのですが、完全同位体を作成するに当たっての実験体としてしばらく生かされていました」
「彼の名前は古代イスパニア語とかで『最初の』とか『塵』とかそんな感じのでひとつ。私の頭では考えつかないのでパス」
「多分、意図的に同位体を生み出すことってできなかったと思うんですよ。チーグルの例も、ルーク作成時の事故を再現しただけだったようですし」
「同位体の作成例自体がごくごく限られた数だったのじゃないかと思われます。なので、レプリカ作成と平行して、意図的に同位体を作成するための研究とかもしてたんじゃないですかね」
「その後、レプリカ作成中の事故によって完全同位体のレプリカが作られたことで、廃棄処分となるはすだったのですが、すでに自我らしきものが生まれ始めていたレプリカを哀れに思った研究者の一人が、書類を改ざんし処分したかのように見せかけて密かに連れ出し、レプリカはこの研究者の知人を介してとある夫婦に引き取られます」
「その後この研究者は研究所を去りますが、計画の発覚を恐れたヴァンによって始末されてしまいます」
「この最初のレプリカが引き取られていったのは、地図にも載らない隠れ里のような山奥の村で、彼を引き取り育てた夫婦は研究所とは何のかかわりもないただの一般人でした。引き取るとき、子供の顔を他へ知らせることのないようにと釘をさされていたましたが、特に疑問も抱かずその小さな村でひっそりと暮らしていました」
「ここで最初のレプリカについての詳細設定とかを暴露」
「髪の長さはちょうど断髪ルークとアッシュの中間くらい。首の後ろでまとめていて、人前に出るときは帽子やバンダナを着用しています」
「ド田舎で育ったため例によってかなりの世間知らずなのですが、ほぼ自給自足の貧しい生活で苦労してきたのであまり子供っぽいところはないようです」
「基本的に無口で物静かな青年です。やや口下手なところがあり、見ず知らずの他人と話すのが大の苦手。緊張して赤面し、そのまま黙り込んでしまいがちです」
「彼の存在が発覚したのは彼がうまれて10年後のことでした。二十歳の青年になった彼は、2年前に父親を亡くしてから床に伏すことが多くなった母親と、母子でふもとの町に引っ越してきます」
「同じ村出身の知人のつてで仕事をもらい、病気がちな母親の看病をしながら細々と暮らしていたのですが…」
「ある日、はじめて会ったはずの人に『生きていらっしゃったんですかルークさん!』と声をかけられたところから、彼のささやかな日常は崩壊しはじめます」
「ちなみにEDで帰ってきたアッシュは『ルーク』と名乗ることを頑として拒否したため、『ルーク・フォン・ファブレ』は鬼籍扱いとなったままです」
「勿論そんなこと知りもしない彼は、人違いだと言いますが聞き入れてもらえず、そのままバチカルに連れてかれてしまいます」
「さっぱり事情を飲み込めない彼は家に一人残してきた母親のことが心配で、なんども逃げ出そうとして失敗し、ほとんど引きずられるようにしてアッシュたちの元へ連れてこられます」
「ルークが生きていたとの知らせに他の仲間たちも集まりますが、もちろん最初のレプリカである彼にとってはすべて見知らぬ他人です」

―――


「……いい加減にしてくれ。おれは『ルーク』じゃないし、そんな奴は知らない。人違いだと何度言えばわかるんだ!」


―――

「彼は自分がレプリカであることも、そもそもレプリカという存在自体も知りません。何度か噂で聞いたことだけはあったのですが」
「アッシュの顔を見てもどっかで見たことあるような無いような?程度で自分とまったく同じ顔だとは気付いていません」
「ジェイドあたりは多分真っ先に、他の仲間も徐々に、彼が『ルーク』とは別の『ルークレプリカ』ではないかと気付きます」
「何にしろ、とにかく当時の責任者だったスピノザに事情を聞く必要があろうということで、一行はベルケンドへ向かいます」
「人違いだとわかれば解放してもらえるかと思っていた彼は当然のごとく抵抗して暴れます。こんなに長く家を空けたことはないので、母親は相当心配しているだろうと思うといても立ってもいられないのですが、そういった事情をうまく説明できずにいます」
「改めて聞かれると、とたんに元来の性格が災いして真っ赤になって黙り込んでしまうのですな」
「で結局ずるずるとベルケンドへ。そこでいくつかの検査を受けた彼は、自分がアッシュのレプリカだと知らされます」
「レプリカとか言われてもこの時点ではまだいまいちピンときていないのですがそんな彼はさておき。ジェイドから話を聞かされたスピノザは、ヴァンの死後回収された当時の研究資料をあたっていくうち、書類の一部に改ざんされた形跡があるのを見つけます。それはもちろん、最初につくられたルークレプリカの存在と、その処分についてのことでした」
「改ざんされた書類に署名されていた研究者を探しますが、とうに死亡していることがわかります。この研究者のことを知る人間も殆どが行方不明で、わりとあっさり手詰まりになってしまいます」
「ならば彼の育ての親に聞いてみましょうということで、彼はやっと住んでいた街に帰ってくることができました。が、心労からか母親の容態は悪化していました」
「あれだけ抵抗したのは母親のことが気がかりだったからだとわかって少々申し訳ない気持ちになる一行。あまり気に留めてないジェイドは、母親の容態が落ち着いたのを見計らって話を聞きます」
「……ジェイドしか出てこないなつくづく」
「……話を進めやすい人なんだよねとてつもなく。でも多分2回に1回はガイに説明させていると思われる」
「しかし母親は一般人なのでたいした話は聞けません。それでも彼を引き取った当時の状況から、彼が処分されたはずの最初のレプリカであろうということがわかります」
「『がらくた』といった意味の名前をつけられた由来についても推察できて、微妙な心境のジェイド」
「彼の出生についてある程度判明したところで、さてそれじゃあこれからどうしようかと考えていた矢先のこと。ふとしたきっかけから、街の人たちに彼がレプリカであることが知られます」
「街とは言っても小さな田舎町ですし、なにしろ同じ顔したアッシュもいるのですから、まあバレるのも時間の問題ではあったのですが」
「ところがこの事実に激しい拒絶反応を見せた人がいました。レプリカである彼に住む家や仕事を世話した知人の男性です。街の取り纏め役もしているこの男性は、以前妻を亡くした直後に妻のレプリカに出くわし、最愛の妻を亡くした悲しみから立ち直れずにいたこともあって、混乱とショックから錯乱し、妻のレプリカを殴り殺したことがあったのです」
「そういった事情から他の町人からも遠巻きにされ、なにより世話になった人に存在を全否定され激しい憎しみをぶつけられ、かなり落ち込んだ彼に追い討ちをかけるように、レプリカである事実を知らされても実の息子として接し愛してくれた母親が亡くなります」
「母親の葬儀が終わり埋葬が済んだ後、彼は街から姿を消します」
「というかその、この辺から先を考えていません」
「彼のその後について、おおまかなものは以下の通り」
「数年後、三ヶ国の協力でレプリカの街が作られた時、レプリカ達の纏め役として彼の姿があったらしいのですが、公式には一切その名前も顔も明かされていません」
「さらに数十年後、レプリカ達の間で、オリジナルからの根強いレプリカ差別から同胞を守るためとして、独立国家建設をブチ上げる改革派と、あくまでオリジナルとの融和を図ろうとする穏健派との間で内部分裂が進み、一部の過激派がクーデターを起こし、穏健派の筆頭と目されていた彼は、オリジナルに肩入れする裏切り者として暗殺され、その生涯を閉じます」


「……なんていうかその。チラシの裏も大概にしろという神の声が聞こえます」
「ごめんなさい神様。でも最近のチラシって、両面印刷ばかりになってきてるんですよねー」
「あとはもう、会話ネタがちょろちょろと……」

―――会話1:アッシュとジェイド


「何故です?今のあなたの中には『ルーク・フォン・ファブレ』として生きた記憶も共にあるはずです。ならばいまさらルークと名乗ることに違和感などないのではないですか」
「違う。それはもはや俺の名前ではない。それは、俺が最後に殺した奴の名前だ」

「最後の最後に、俺が奪い取ってしまった名前だ」

「だから、俺をその名で呼ぶな」


―――終了。

「……なんかこのアッシュ君は相当に後ろ向きっつうか暗いです」
「基本的な性格は変わっていませんが、大佐の嫌味に黙ってうつむいてしまうくらいには暗いです」

―――会話2:アッシュとルークレプリカ


「……おかしいですよね。母さんが死んで、本当はとても悲しいはずなのに、ちっとも涙が出てこないんです。やっぱり、おれがレプリカという人形だからでしょうか」
「それは違う。たとえレプリカとして生まれようとも、それは人間だ。オリジナルとも違う、別の人間なんだ」
「アッシュさんはレプリカを、……おれを、憎んではいないのですか」
「……お前は、俺じゃない。ただお前として生きている別の人間だ。憎む理由など、…ない」
「それは『ルーク』さんも、ですか」
「……ジェイドに聞いたのか」
「いいえ。あの人はおれに何も言ってはくれませんから。ただ、そうではないかと思っただけです」
「…そうか」
「『ルーク』さんも、あなたのレプリカだったのですよね」
「そうだ。俺はあいつを……レプリカを、憎いと、思っていた。俺からすべてを奪い取った、奪い取られたと、思い込んでいた。だが、今、は、……」
「……アッシュさん」
「結局、全部奪い取ったのは俺だ。なにもかもを、その存在ごと、喰らい尽くしてしまった」
「アッシュさん」
「俺が、殺した……」
「アッシュさん」
「……」
「ごめんなさい。もう聞きませんから……だから、泣かないでください」
「泣い、て、など」
「ごめんなさい…ごめんなさい……」
「なんで、お前が泣くんだ」
「…ごめんなさい…」


―――終了?

「ど、どん底だ……なんだこれ」
「慰めるつもりが逆に慰められてるよアッシュさん!どんだけ暗ーくなっちゃってんのこの人ー!?」
「つかもーいい加減キャラが違いすぎるだろコレ……orz」

―――遺言


「ひとつ、わかったことがあるんです。おれはあなたにはじめて会ったとき、とても懐かしいと思いました。その時はわからなかったけど、懐かしいと感じていたんです。おれがあなたのレプリカで、あなたがおれのオリジナルだから」

「おれは、おれたちは、あなたから分かたれて、生まれた存在です。だから、あなたに還っていくことは、とても自然なことです。在るべき姿に戻るだけなんです。おれは、あなたがオリジナルで、あなたのレプリカでよかったと、思っているんです。おれが還っていく場所があなたで、本当に、心から、嬉しいと思っているんです」

「アッシュさん。『ルーク』は、あなたのレプリカは、あなたのそばで、生きています。いまでも、ずっと。これからも、ずっと。あなたが生きている限り、あなたと一緒に、生きているんです。だから、どうか、わすれないで、悔やまないで、――生きて」


―――終わっとけぇぇぇ

「なんだその背後霊」
「ぎゃー身も蓋もねぇぇぇぇ」




>>ルークレプリカ・VIKARMA

「さらに捏造設定てんこもりのルークレプリカ別パターン」
「んんーおかしいなー、こーやって書き出しちゃえばすっきりするかとおもったんだけど……よりいっそう捏造度合いが上がってきてますぞー!」
「えーこれはアッシュが第七音素と同位体なら、それは構成こそ違えどローレライそのものとも言えたりしないかなぁというトンデモ捏造設定からスタートしてます」
「もちろん意識集合体のローレライさんそれ自体とは違うものなんだけど一応。意思もなければ思考することもない、ぶっちゃければ純粋な「力」そのものなわけだけど、アッシュ君はこれを介してローレライと接触したりしてる、と」
「なので改めて訓練を受けなくても、ある程度本能的に音素を操ることができたりしたんじゃないかなーと。……別にアッシュ君だけ譜術使えていいなールークも使えるようになればよかったのにつうかレベル上げたら覚えるもんだと信じてたのにィィィー!とか思っていたわけでは…いや思ってたけど!くそう使えたっていいじゃないか!」
「そしたらなんで肝心の第七音素で治癒術使えんのじゃコルァなんてな基本的な疑問についてはこの際魔界に沈めとくとして」
「そういやルークは、完全同位体にもかかわらず超振動の能力はオリジナルに劣ってるんだよね。それ以外では余裕で上回ってるけど」
「なにせユリアシティでのタイマン勝負にうっかり勝てちゃうくらいだし。……ふむ、そうすると生物レプリカってのは、たとえ同位体であってもオリジナルと同等の能力すべては持てないってことなのかな」
「それがレプリカという人工物の限界ってことなのかもな……コピー機通すとどんだけ高性能なコピー機でも多少の劣化は免れないみたいな。ああ、だからディストはオリジナルを上回る能力を持つレプリカをつくる研究してたのかな」
「どおりでルークレプリカ作成に関わってないわけだ。最初は同位体うんぬんにさして興味なかったんだな」
「少なくともコーラル城でルークのデータ見るまではそうだったんだろうな。んー、ということは肉体の構成を第七音素だけでまかなうことで、音素の欠落にともなう精神異常を回避できても、能力的には劣ってしまうことは避けられないということ?」
「それをどーにかできないかと模索した結果が、深遠のレプリカ施設のレプリカ六神将ってことかね。どうでもいいけどシンクのレプリカって、イオンのレプリカのレプリカなの?そーゆうことってできるんだろーか」
「レプリカからレプリカ情報抜いても……なぁ」
「意味なさそうだよね…じゃああのシンクは、シンクっつーよりかオリジナルイオンに近いのかな。どんだけ武闘派だったんだオリジナルイオン」
「それなんてミトス・ユグドラs(ジャッジメント・レイ)

「……っく、きっちり全ステータス異常喰らったところで、なんの話だったっけ……」
「地味ーに効いてくるんだこれが……避けようがないし……あー、ええとね、だから出発点は同じなのよ。ルークのレプリカが同位体の『レプリカルーク』以外にもいたりしないかなぁ、というある意味パラレル」
「パラレルの意味についていまいちよくわかってないような気もするがそれはともかく。まあ別に他のルークレプリカがいたら本編進行中にその存在が判明したりしてそうな気もするが、そうするとストーリーの本筋がさらにわけわからんことになりそうなのでなにがなんでもエンディング後設定」
「そしてやっぱり2年後にひょっこり帰ってくるのはあの男、アーッシュ君」
「何故伸ばす」
「うむ、特にさしたる意味はない。……こうして意味もなく合間あいまに小ネタもどきをはさんだりするから、横のスクロールバーが無駄にどんどこ短くなっていくわけで」
「話も逸れていくしな……というかな、アビスのパーティキャラはみんな、序盤と終盤でそれぞれどこか変わっているんだよな。考え方だったりものの見方だったり感じ方だったり、人それぞれだが」
「そういやスタッフの言葉にあったよな。あれ誰だったっけ、『最終的にはみんな、ルークがいてよかったと思えるようになっている』とかなんとか」
「肉体年齢の半分も生きていない『ルーク』という存在に出会ったことで、変わると決めた彼を変わっていった彼を見続けたことで、誰もが何がしかの影響を受けたということだよね?でそれでいくと、ルークに関わった人間で一番最後まであんまり変わってなかったっぽいのは、アッシュ君だよね?」
「変われそうだったけどその前に死んじゃったっていうか。じゃあそういう観点からいくと、『過去』というものを持たない『ルーク』の存在によって、それぞれが自分自身の『過去』と向き合って折り合いをつけたり決別したりして、さらに2000年前から延々と続く預言という『過去の遺物』からも決別することでこの世界は救われましたと。そうして最後に『過去』からの決別を果たしたのは、ルークが最後の最後に救いをもたらしたのは、」
「物語を締めるためとして、製作側が用意した答えというのは、そうするとやっぱり最後にあの渓谷に立っていた赤毛は、」
「……――ッ!ちくしょう!畜生!この野郎!ああだめだこれ以上はイドの底から貞子が這いずり出てくるのでかんがえちゃ駄目だだめだ」
「奈落の深淵からいろんなものが這いずり出してくるから考えたらあかん!ええと、ええと、なんだったっけ、そうそうED後捏造ネタ!」
「えーとつまりね、世界でただ一人、音素と同じ固有振動数を持つっていうのはそれむしろ疑似精霊みたいなもんじゃね?というかっ飛んだ妄想から来てます」
「わざわざ同位体レプリカを作ったのは、オリジナルが第七音素と同じ音素振動数であるという特異な性質を持つがゆえに、普通のレプリカではまともにヒトとしてのかたちを保つことすらできなかったから、なんていうのはどうだろう」
「つうかそれなんてホムンクr(ry
「ジェイドはフォミクリーっつー技術を生み出したことで開いた真理の扉の向こうに、通行料として何を置いてきてしまったんだろうね……まあそれはともかく。彼らがローレライと同位体であるならば、ルークとアッシュそれぞれのうちに『ローレライ』とも呼ばれる、超振動を引き起こせるような力を持った『何か』がいて、そいつがアッシュの死後ルークのなかに宿ったために第二超振動が使えるようになったんじゃないかなーとかまあそういう妄想」
「話を戻そうか。そうして何体も作られたレプリカの中で一体だけ、固有振動数は異なるもののなんとかヒトの形を保てたレプリカがいて、そいつは第七音素とは微妙に異なる別の『疑似精霊』っぽいの」
「人というよりもいっそ精霊に近い存在なので、感情の起伏は最低限しかありません。超振動は使えませんが、相手のフォンスロットから『星の記憶』を読み取って詠みあげる預言師としての能力を持っています。ローレライに近い存在なのでその預言の命中精度たるやユリアとほぼ同一のレベルです」
「ただレプリカであるためその力は完全とは言い切れません。まず本人はその力を自分の意思で使えないし、使いすぎれば体を構成する第七音素が乖離して死亡してしまいます。……どーやって10年も生き残ってたのか、このあたりについてはほっとんど考えてませんが」
「作成直後に使い物にならないと判断されて処分されてそうなんだよね……んー、内心ヴァンやレプリカ研究所の連中を快く思わない一部の研究者がこっそり連れ出してて、いまだ観測されていないローレライについての研究に実験体として生かされてた、とか」
「その目的までは知らなくても、師匠のこと快く思わない人は結構いたと思うのよ。表立って行動する人はいなかっただろうけど」
「そういう行動起こしそうな人に対しては真っ先にヴァンがなにがしかの手を打ってただろうしね」
「んで紆余曲折の後、放棄された研究所跡から死に掛けたこのルークレプリカが発見されたりして」
「以下初めてそのレプリカと引き合わされたアッシュ君のss」

―――


 ひとめみて、すぐに「それ」が自分と同じ「もの」だとわかった。
 いや、正確には理解したわけではない。物心ついたときから――おそらくは生まれたときからずっと自分の中にいた、意志も思考ももたぬ、だが存在だけはしかと感じ取れる「それ」と、目の前の自分そっくりの人形がもつ「それ」とが、まったく同一のものだと告げてきたのだ。

 自分と同じ明るいみどり色の虚無を宿した人形のまなざしと、その向こうでじっと身をひそめるそれとが、愕然と言葉を失うアッシュを見つめ返していた。



 あれからきっかり10年が過ぎて、再びあの時と同じような場面に出くわすことがあるなどと、思いもしなかった。
 だが、あの時と違うのは、なにも自分の背丈や周囲の状況だけではない。いや、いっそ何もかもが違うといってもいい。
「……違う」
 我知らず息を詰めてアッシュの様子を見守っていたアニスは、呆然と呟かれたそのささやきに、ふと眉をひそめた。なにが?
「……こいつは、違う…」
 自分とそっくり同じ、浮かべた表情だけがまるでちがうそれを食い入るように見つめ、アッシュは同じ言葉を繰り返した。ちがう。ちがう。

「お前は、誰だ?」

 みどりの双眸の奥でわだかまる「それ」は、自分とおなじものであるはずにもかかわらず、まるでべつの「もの」だった。
 それだけだ。そして、それだけですでに致命的な「違い」だった。
 これは、別人だ。
 これは、あの『レプリカルーク』ではない。
 あるはずがない――

「――ッ!!」
「…アッシュ!?」


―――

「はいはい終了終了。こっちのパターンはかなり勢いで考えただけなので、おおまかな話の内容についてはあんまり考えてません」
「ダアトに引き取られてフローリアンと一緒に遊んで(むしろ遊ばれて)ればいいよ!くらい」
「教団の建て直しに奔走するアニスとそれについてまわりたがるフローリアンと、何故かつき合わされてるルークレプリカ。うん、いい加減名前考えてやれ自分」
「むしろそこが一番ネックなわけなんだが……ぐおーなーんにも考えつかないよママン」
「アッシュは時々様子を見に来るといいよ。たいした用もないのに忙しい合間を縫って会いにきてて、アニスに『あんたまた来たの?暇なの?』とか嫌味言われてればいい」
「レプリカはアッシュを『ルーク』と呼びます。そのたびにアッシュは『違う』『その名で呼ぶな』と逐一訂正するのですが、アッシュの持つ星の記憶を読み取って、その名を告げているだけのレプリカにしてみれば、どうしていちいち悲しそうに否定するんだろうと疑問に思うだけで訂正する気はなさそうです」
「またこのレプリカは、同様にガイについても『ガイラルディア』ティアも『メシュティアリカ』と呼ぶので、呼ばれるたびに二人とも非常に複雑な顔をします。勿論レプリカには理由がわかりませんが」
「ガイあたりは『ガイラルディアなんて長くて呼びづらいだろう?ガイでいいよ』とか言ってそう。レプリカもなるほどそれもそうかと納得して、しばらくは『ガイ』と呼んでるんだけど、気を抜くとまたもとの呼び方に戻っちゃったり」
「あと、このレプリカはユリアの大譜歌が聴こえると、『呼ばれている』と強く感じるようです。どれだけ距離が離れていようとも、その歌を歌っている人のところへ向かいます。むしろ召喚されてるというか」
「いきなり明後日の方向を見つめて『……呼んでる』とかぼんやりと呟いて、ふらふらどっかへ行こうとするレプリカをフローリアンが慌てて押さえて、『ちょ、どこいくの!?駄目だよ、ここで待ってなくちゃアニスに怒られちゃうよ!』つって止めるんだけど『でも、呼んでるから、行かないと』とかって聞かなくて、目を離した隙にふらっと姿を消しちゃうの」
「慌てて辺りを探してももういなくて、どうしよう〜って半泣きのところへアニスがアッシュと一緒に戻ってきて、レプリカがいなくなってることに気付いてアッシュ君即座に半切れ。どこへいったんだとフローリアンを問い詰めますがむしろこっちが聞きたい状態のフローリアンはそのまま泣き出してしまいます」
「んで『ちょっとアッシュ!フローリアンに当たらないでよ!』とアニスがたしなめたり、っていうssを……雰囲気だけちょろちょろっと書いたつもりがなんか無駄に長くなったので別ページに」

「このパターンにしろもう一つのパターンにしろ、ルークレプリカ編において最終的には、『ルーク』を失って大変に後ろ向きになっちゃったアッシュ君が、もう一度前を向いて、『ルーク・フォン・ファブレ』として、自分の中に在る『ルーク』と一緒に生きようと決心する、というそこに至るまでの過程を……というかなんというか……なんかもう書いてて猛烈に恥ずかしくなってきた。何書いてんだ私。何やってんだホントに」
「つかもういい加減キリがねぇぇぇぇのでこの辺で終わりにしとこう。うん」
「というわけでここまでお読みくださった方も読み飛ばした方も、長らくお付き合いありがとうございました」








>>蛇足
*VIKARMA(ヴィカルマ)……カルマには2種類あり、アカルマ(AKARMA)は、最終的に解脱へと導くカルマを指し、ヴィカルマ(VIKARMA)は、恐ろしい輪廻の世界、永遠と続く苦しみの世界に魂を縛りつけるカルマを指す。
参考URL…http://www.interq.or.jp/mars/tozai/special/karma1.html