ビール
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麦芽を主原料とする発泡性の醸造酒です。
―ビールほど人々の身近にあるお酒はあるまい。ある意味「命の水」とはビールのことかも知れない。
ビールは本当に種類が多いんで分けにくいんですが、酵母の性質で大ざっぱに分けてみると・・・。
- 上面発酵ビール:発酵が終わると酵母が浮かぶビール。エール、スタウトなど。
- 下面発酵ビール:発酵の終わりに酵母が沈むビール。ピルスナー、ウィーン、ミュンヘンなど。
- 自然発酵ビール:酵母を加えず大気中に存在する酵母を使って発酵させるビール。ランビックなど。
ビールは世界各国で様々に呼ばれていますが、日本語の「ビール」はオランダ語の「bier」、さらに元をたどればラテン語で「飲む」を意味する「bibere」から派生したゲルマン語「bier」が語源のようです。穀物?を意味するゲルマン語「beor」が語源という説もあるみたいです。
ビールが歴史の記録に登場するのは、今から5500年ほどにメソポタミア文明を築いたシュメール人が残した楔形文字からです。当時は麦芽を粉にしてパンにして、砕いて水を加えて造ったようです。
古代文明の衰退と共にビール造りの舞台はヨーロッパに移り、イギリスではミード(蜂蜜酒)の代わりにエール(穀物酒)が大衆の飲み物として飲まれるようになりました。
8世紀頃、ドイツのバイエルン地方で苦味の素ホップが使われるようになったようです。16世紀にはドイツで「ビールの原材料には、麦芽、ホップ、水(と、後に酵母)しか用いてはならない」というビール純粋例ができ、ドイツビールのスタイルの基礎となりました。
19世紀、産業革命と共にビール醸造は近代化の道を歩み、「アンモニア冷凍機」、「低温殺菌法」、「純粋酵母培養法」によって安定した品質のビールが世界中で飲まれるようになりました。
デリリウム・トレーメンス
訳すと「アル中の震え」という名の、ベルギー産のビールです。
飲んでから気が付いたんですが、アルコール度数は9度。飲みやすさに油断していると、確かにアル中になりそうです。
(BARレモンハート18巻:双葉社より)ギネス
ギネスブックでお馴染み、アイルランド産のスタウトです。
スタウトというのは簡単に言うと上面発酵の黒ビールで、詳しく言うと・・・
書き切れません。
泡が美味しいですよ。ギネスとシャンパンをグラスに半々で、ブラック・ベルベット。家にはシャンパングラスが無いので普通のコップです。かっこつけて同時に注ごうとしたら泡が出すぎて、あわあわあわ。
ホロ苦くて、でも苦すぎない大人の味です。